●名称及び日時 2008’北斗旗全日本空道体力別選手権東北地区予選及び第38回交流試合 9月14日(日) ●場 所 石巻市総合体育館 武道場 ●主 催 全日本空道連盟・宮城県空道協会 ●主 管 大道塾石巻支部
[師範所感] 8年振りの地元開催となった2008’北斗旗全日本空道体力別選手権東北地区予選及び第38回交流試合が石巻市総合体育館 武道場において成功裡に終了したことはホッとしたね。前日+当日そして打ち上げまでの経過等は師範ブログ等を参照してもらうにしても、久々の大会運営の「しんどさ」っていうのを感じているよ・・・と所感を色々続けて(展開)いくより、小川 英 審判観戦記から各選手所感(優勝・入賞者6人分←下記参照)のスペースがあるので、この辺にしたいと思います。←ラッキー? 今回の試合結果(=体力別予選)により11月9日(日)の北斗旗体力別(代々木第二体育館)に向けて、稽古(調整)の付き合いと、別途(後日に表記・掲載予定)セコンド隊(+応援隊)を募集(編成)しますので支部塾生の皆さんは協力方よろしくですから! [体力別予選] (中 量 級)佐藤将光(3級) 準優勝 (軽重量級)鈴木清治(弐段) 優 勝 二連覇 (超重量級)菅原智範(弐段) 優 勝 三連覇 [交流試合] (基本ルール) 片桐善啓(6級) 第4位 (ビジネスマンクラスBMC指数210未満)阿部 靖(4級) 優 勝 (女子の部)加藤睦美(7級) 優 勝
[小川 英師範代 審判観戦記] 体力別予選及び交流試合を再び石巻の地で開催するのは8年振りの事である。 思えば自分が「試合デビュー」したのが、その8年前の2000’東北地区無差別予選でありました。最初は気持ちの乗りとしては、いま一つでしたが三浦師範の薦めで試合に出場してみたら、自分自身ヒートアップしてしまったことが蘇ってきます。実に感慨深いものです。 さて今回も当支部の精鋭が多数出場、自分なりに試合を振り返って(今回の観戦記は「顔面ルール」出場(予選及び格闘ルール)選手を主としました)みたいと思います。 体力別予選・軽量級に遠藤 明選手が登場。 対戦相手は26歳、伸び盛りの星選手(塩釜支部)オーソドックスな構えで腰の重い選手。自分自身、遠藤選手の試合を見るのは数年ぶりの事である。当支部においては稽古量トップであり注目して応援しました。 遠藤選手は試合序盤から変則的な構えから自分のリズムで相手を牽制、相手選手もジャブから間合いを詰め接近の打撃で応酬と五分で推移、その後、遠藤選手はパンチをボディ・顔面と打ち分けての攻撃、途中グランドの展開になるも、いつも通りの動きで遠藤選手は冷静に対処、本戦はお互い決定打が無いままタイムアップ→延長戦となる。 延長戦は相手選手も必死に間合いを詰め、打撃を繰り出すが遠藤選手も十分に対応(捌いて)独特のリズムから自分の試合ペースに、中盤以降は一進一退になったものの遠藤選手は時より上段蹴りがカウンター気味にヒットするシーンもあり流れはこちらになった。 ここで、相手選手は加撃方法の反則によりポイントが遠藤選手に、その後も気迫を全面に押し出しペースを守りタイムアップ、優勢勝ちとなる。残念ながら負傷により遠藤選手は、この試合のみになりましたが次に期待します=ナイスファイトでした。 体力別予選・重量級に千葉新市選手が登場。 このクラスは、全日本上位クラスが揃う=厳しいクラスである。 初戦の相手は吉田選手(盛岡支部)で重量級においては常連の選手、試合序盤はステップワークを中心に打撃してくる吉田選手に対し、どっしりと構えて相手の動きに対応出来る姿勢をとる千葉選手、お互い警戒している様で手数が極端に少ない。 試合が進むに連れ、千葉選手のストレートからミドル・ローがヒットし始める。相手選手もローを中心に反撃してくるが手数として千葉選手が優位に展開。途中グランドになるが硬直状態でポイント無し、その後タイムアップ→判定は手数で優る千葉選手の優勢勝ちに。 2戦目は前回優勝(春 体力別予選同階級)の高野選手(秋田市同好会)サウスポーの選手だ。 どちらかと言うと見てしまう(=後手)千葉選手に対して、左ストレート・ローと繰り出しプレッシャーを掛ける高野選手。対する千葉選手はカウンター気味でワン・ツー・ミドルを出すが、後が続かず単調(発)な攻撃に、その後は相手選手のカウンターのヒザ・クリンチからのヒザ等で圧倒し始め、それを嫌がる千葉選手を場外近くでグランドに移行、場外近くのせいか?千葉選手は一連の動作(投げからグランド状態の間)中、反撃をしないまま何故か横を向いた状態(マズイ!)案の定、腕ひしぎを決められ一本負けとなる。 悔しい想いは肥しになるので千葉選手!グランドやりましょうぜ 続く3戦目(リーグ戦により)は世界戦士 木村選手(仙台北支部)攻防一体の技術は天下一品の選手だ。 試合序盤は、お互い見てしまう場面が多く手数が少ない。木村選手は、いつもの動きがなく単調であったが進むに連れ、パンチ・ローがヒットし始める。千葉選手も場外近くでワン・ツーからローで反撃するが次が出ない、気持ちは前に出ているのだが・・・?その後、相手選手はイン・アウトでローを仕掛けるが千葉選手もローで反撃するが単発に終始し、お互いポイントが無いままタイムアップ、双方不完全燃焼の試合になったが手数で優った相手選手の優勢勝ちとなる。 今回、千葉選手の試合結果は1勝2敗でした。改めて今回の反省(修正)点であるグランドをやりましょうや! 交流試合・格闘ルールに三浦秀人選手が登場。 三浦(秀)選手は石巻支部期待(試合審査を受験しており、昇級すれば茶=予選側の選手になります)の選手です。 初戦の相手は谷藤選手「始め」の合図と同時に勢い良く飛び出し、蹴りからパンチを繰り出され防戦一方=呆気にとられた三浦(秀)選手、しかしポイントにはならず「ホッ」という感じで、ここから巻き返しを図ることに=相手選手の繰り返しで突っ込んで来るのをガチッと受け止め→持ち手良いところを掴み投げることで相手の動き(体力の消耗も奪っていき)を止め、単調気味ながらコンビを繰り出すことで試合展開を優位に結果、判定勝ち。 続く2戦目は大坂選手(秋田市同好会) ステップワークからのコンビで、いつもの動きをしたい三浦(秀)選手だったが負けられないと言うプレッシャーか?動きが固く手数が少ない。逆に相手選手のパンチがヒットし始める、対する三浦(秀)選手は大振りのフック(それも掌底)を返すもヒットせず=いつものヒットアンドウエーが(全く)出来ないまま試合が展開していくことに。 その後、相手選手のパンチ・蹴りで前に出てくるところを三浦(秀)選手は投げで対抗していき、ここでタイムアップ、判定材料としては「打撃>投げ」なので=残念、判定負けに 三浦(秀)選手の試合結果はリーグ戦1勝1敗となってしまいました。本来の動きさえ出来ていれば必ずや良い結果になっていたはずです。後で三浦(秀)選手に聞いてみたところ今回の試合はかなりプレッシャーがあったそうです。この悔しさから16日(火)の稽古からレベルアップを図る三浦秀人がいました=ファイト! 体力別予選・中量級に佐藤将光選手が登場。 初戦の相手は石井選手(山形支部)で終始打撃戦かと思いきや(何と)試合終盤にグランドからマウントになり決めが入って効果を奪取(見事)!初戦を突破 次の試合(準決勝戦)は東北本部の実力者 高谷選手だ。序盤から双方「ド突き合い」の打撃戦となる。途中、グランドの展開となりマウントを取られそうになるも、何とか凌ぎスイープで返し=一進一退で推移、さらにグランドの攻防があったがノーポイント、後は打撃勝負へと突入!かなりハードな打撃になり、将光が効果×2、相手選手も効果×1をそれぞれ奪取=目を離せない試合(展開)が続いていくことに・・・将光は途中、単調になりつつあったが、プレッシャーを(常に)掛けることで前に押し込み、ここでタイムアップになり結果、効果優勢勝ちで決勝戦進出。 決勝の我妻選手(角田同好会)にはグランドからの腕ひしぎで一本負けにはなったけど、ナイスファイトだったぞ!おめでとう 体力別予選・軽重量級に鈴木清治選手が登場。 初戦の相手は吉村選手(木町支部) 試合開始早々、積極的に攻撃を仕掛け強烈なパンチの打撃で有効を奪取、その後も鈴木選手の攻撃に相手選手は防戦一方(=殆ど何もさせてもらえず)の展開に、最後はビクトル投げ風(?)からのヒザ十字固めで一本勝ち 続く2戦目は佐藤 順選手(東北本部)だが前の試合同様、試合開始早々に、いつもの自分の動きから一気呵成に打撃の連打=パンチ+蹴りのコンビが冴え、試合の流れを支配することに。その後にグランドの展開にはなるが、相手に攻めさせず冷静に対処。そして試合後半に強烈な後ろ蹴りからパンチの連打で効果を奪取。その後も攻め続け優勢勝ちに そして鈴木選手の3試合目は三浦耕司選手(秋田市同好会)と対戦(軽重量級予選はリーグ戦で鈴木選手、三浦(耕)選手は双方2勝により、これが実質上の決勝戦!)だが、三浦(耕)選手は計量オーバー等があり、反則1が入った状態で試合開始に この試合も自分の間合いから強烈な打撃を繰り出す鈴木選手に対して、三浦(耕)選手はパンチで返していくがスピードに付いていけない様子、その後も積極的にパンチ+蹴りの打撃で試合の流れを作る展開に。 三浦(耕)選手はグランドに活路を見いだそうとするも鈴木選手は冷静に対処、ましてや隙があれば足関節狙いの動きも(落着いた試合展開でした!)そしてグランド時間(30秒×2回)を使い果たし打撃勝負となる。 場外近くで強烈なフックがヒットし鈴木選手は効果を奪取、その後も攻め続けタイムアップ=見事!優勝となる。 北斗旗全日本までの稽古では「えげつない攻撃」を仕入れてお待ちしております。 体力別予選・超重量級に菅原智範選手が登場。 初戦の相手は加賀選手(三沢支部)で身長184?の長身な選手。 試合序盤、相手選手はリーチを活かしジャブ・ローを繰り出す攻撃に対し、菅原選手はイン・アウトローで応戦。又、相手選手の掴み(接近戦)からのヒザに対しては頭突きで応酬していったが、やや(若干)打撃をもらい始めて推移していくことに。菅原選手はパンチを出すものの(身長差か)届かない(ステップさえすれば・・)+掴んでヒザから外掛けを仕掛けるもグランドへ持ち込めない=ならばと今度は、一連の動きから支えつり込み風に仕掛けたところ(今度は)相手選手を転ばすことに成功し得意のマウントへの流れに、ポイントは獲れなかったが、ようやくここに来て菅原選手の流れで試合を展開することに、その後も攻め続け(マウント以降、手数で優位に立ち)際どかったが、自分のペースに持ち込んだ菅原選手の優勢勝ちに。 そして菅原選手の2試合目は守田選手(秋田市同好会)と対戦(超重量級予選もリーグ戦で、この試合に勝てば菅原選手の優勝が決定することに)守田選手も身長180?の長身でパワーも持ち合わせた選手。 試合序盤、相手選手のリードパンチからローが入るものの前試合同様、イン・アウトローで反撃する菅原選手。掴んでからの外掛けからマウントへ移行したいところだが、守田選手は掴みからの打撃を出すことで一進一退の試合展開に。その後、守田選手のパンチがヒットし始めたことで、流れを変えるべく菅原選手は接近戦から強引な外掛けが決まり一気にマウントを取ることに成功、ポイントを獲られまいと守田選手が不用意に出した腕を掴み体を反転させて裏十字が決まり一本勝ちに。 いつの間にか「グランド技師」菅原の誕生でした。とにかく優勝おめでとうございます。また付き合いますので稽古にドンドン来て下さいな! ということで「石巻勢大活躍」でした(紹介出来ませんでしたが、基本ルール 片桐善啓選手 第4位、ビジネスマンクラス(BMC指数210未満)阿部 靖さん 優勝、女子の部 加藤睦美選手 優勝=交流試合での各入賞のみんな、おめでとう)それと裏方で本部運営で頑張っていただき、やはり(本当は)試合に出場したいと思ったみなさん、本当に御苦労様でした。 押 忍
女子の部 優 勝 加藤睦美(7級) 地元石巻(主管 石巻支部)で何年振りかの大会、それも女子部戦の試合があると言うこともあり家族を始め友人にも応援に来て頂き本当に嬉しい限りでした。 私自身も久々の大会で試合感覚を掴むのに稽古不足も手伝って?一戦目は全く足が上がらず=動けず+挙げ句の果てに「ガス欠」にまでなったこと自体、今回の試合は反省というか猛省の気持ちで一杯です。 浦島太郎状態で挑んだ大会で何はともあれ優勝出来たのは三浦師範始め先輩方、石巻支部塾生方々の指導+応援のお陰です。本当にありがとうございました。 大会2週間前より風邪を拗らせ、稽古にその状態で行き皆様に風邪が移らなかったのが幸いでしたが、鼻声で咳をしていたものですから御心配をお掛けしました。試合当日ギリギリに何とか治りましたが、改めて体調管理の大切さを感じました。 今後も新たに(次の)目標を立て、更に上へ行ける様に頑張りたいと思います。 押 忍
ビジネスマンクラス(BMC指数 210未満)優 勝 阿部 靖(4級) 第38回交流試合 ビジネスマンクラス(BMC指数210未満)の部で優勝する事がました。 昨年の秋(交流試合 同クラス)に足の親指を骨折(自滅でした)した因縁の大会(秋期ということ及び試合クラス)でしたので、リベンジを果たしたような気持ちです。 今回は、地元石巻での開催ということで石巻支部の出場者全員、相当気合が入っていたと思います。私も猛稽古を積んで試合に挑んだと言いたいところですが、仕事が遅くなると稽古への途中参加を諦め、自宅や会社の倉庫で体を動かして自分を誤魔化す日も多く、不安な気持ちを残したまま当日を迎えました。 1回戦から決勝まで全て基本ルールの試合(組合せ上)で正直きつかったです。延長戦になっていたら結果はどうなっていたかわかりません。普段は意識しない1分半という時間がこんなにも長いのかと思い知らされました。又、緑帯になり多少なりとも顔面の稽古をしていたので1試合位は顔面有りでやってみたかったと言うのが本音です。 しかし、日常を離れ心臓の高鳴りを感じ緊張の面持ちで自分の出番を待つのは、なかなか経験出来ることではありません。 この様な機会を与えて下さった三浦師範、そして早朝から裏方として大会準備に頑張ってくれた支部塾生の皆さんに感謝です。 押 忍!!
基本ルール 第4位 片桐善啓(6級) 押忍、秋期東北地区の全日本体力別予選及び交流試合の支部出場選手それと裏方で運営手伝いの方々、大変お疲れ様でした。 今回、基本ルールにおいて第4位という成績という結果になりましたが、試合内容はとても4位と呼べるものでは無かったと思っています。 初戦においては試合開始と同時に無茶苦茶なガチンコの打ち合いになり間合いも何も考えもせず、かなり力んでいて強い打撃も全然出せていなく、体勢も前に屈み込んでいたのでその為かすぐに息も上がっていました。(稽古不足での体力の無さもかなりあったと思いますが・・・)初戦はなんとかギリで勝てたという感じだったと思います。 試合が終わってから思い返すと何故、もっと冷静に試合が出来なかったのか?きちんと間合いをとり冷静に攻撃出来ていればもっと違った形で勝てていたかもしれないと思います。次の試合では明らかに「体力の差」が出ていたと思いますし、精神面での気持ちの弱さも出でいたから、後ろに下がってしまっていたのだと思います。 今回の大会では稽古でしていたことは何一つ出ていなく、それは間違いなく稽古不足だと思っています。 閉会式の時、東塾長から講評として基本の大切さという話しがあり、たしかに基本稽古は全然していないので、これからはもっと基本をきちんと稽古して来年春の大会に向けて稽古を精進していきたいと思います。 押忍 お疲れ様でした!
体力別予選 中量級 準優勝 佐藤将光(3級) 今回の試合では、久しぶりに勝つ(中量級 準優勝)ことが出来て、北斗旗体力別へ出られる(と思います)ことになり良かったです。 仕事の都合で稽古をするのが遅れてしまうことが多く、充分な稽古時間が取れなかったので11月の北斗旗に向けては、その辺を「何とかしたい」と思います。 試合の内容についてですが、単発の攻撃が多くなってしまっていた様な気がします。 私の理想としては連打のパンチから蹴り(コンビとして、その逆も)に繋げれば良いのですが・・・次の大会(11月の北斗旗)ではコンビを出せる様にと思います。 初戦、準決勝は「力」まかせで何とも危なかっしくも勝てたから良かった様な内容でした。もっと自分の試合(前途したコンビの組立)を作れる様にならなければと思います。 決勝については、春の体力別予選の時にも対戦し完敗した我妻先輩でしたが、またしても負けてしまいました。春の時は3分(本戦)持った試合になったけど、今回は腕ひしぎによる一本負けでした。 だげど私自身、前よりは手応えがあったので次は何とかして勝ちたいと思います。 何にしても北斗旗体力別に向けては「稽古時間の確保」するのが第1だと思うので、支部塾生の皆さんの胸を貸していただき、出来る限りの準備をして挑みたいと思いますので三浦師範を始め、支部塾生の先輩方よろしくお願いします。 押 忍
体力別予選 軽重量級 優 勝 鈴木清治(弐段) 今回の予選も天敵アレクセイ師範(東北本部)は出場せず、ライバル選手も出てこなかったので何が何でも負けられないという事が稽古(練習)不足の自分にとってプレッシャーとなりましたが、身に付いた技を試合で出せた事で全試合勝利出来ました。 まずは緒戦、前回は省エネ組手でいきましたが今回は他の対戦相手を威嚇する意味も込めて最初から飛ばしていきました。前蹴り→1・2(3)→ハイ(ミドル)と、いつもなら闇雲なパンチのブンブン丸なのですが今回は蹴りとのコンビも自然に出ました。ただ右のハイは殆ど「スカ」でした。開始直後に右フックでダウンを奪い気持ちにも余裕が出たのでグランドも積極的に狙ってみました(最初、飛ばし過ぎてチョット疲れた事もあり)。稽古ではあまり決まった事の無い「インチキ ビクトル膝十字」?を極め自身初のグランド一本勝でした=意表をついたって事で。 次は佐藤 順(これまた東北本部)さんとの試合。前回戦った時は中盤過ぎると電池が切れて失速していた様ですが、今回はスタミナ十分で右のパンチも強く、チョットしんどかったです。緒戦と同じく前蹴り→1・2から連打と攻めていきましたが、前に出ればそれだけ相手のパンチをもらいやすくなる訳で=結構もらって(この次の三浦選手との試合でもそうですが、連打する時は殴り続けるのでは無く、4発くらい打ったらすぐ下がるとか組み付くとかして相手の反撃をもらわない様にしないとダメですね)しまいました。 グランドにおいては自分から積極的に攻め(決して打撃戦から逃げた訳ではありません!)試合終盤に後ろ蹴りからのラッシュで効果ポイントを奪い勝利を決定付ける事が出来ました(但し相手の反撃でマスクが割れるというおまけ付)。佐藤選手にはこれからも「オジサンの星」として頑張って戴きたいです。でも次はBCの方でお願いします正直しんどい。 最後の三浦選手との試合も見た目よりハードな戦いでした。序盤にカウンターの右ハイで効果を奪ったものの、相手はレスリングのバックボーンがあり不用意に棒立ちになってる所を見事に二度ほど投げられました。右パンチも大きく振り被って打ってくる感じで、自分の前進を止めるには十分な威力で2〜3発はもらってしまいました。それでも最後はラッシュからの左フックで相手をぐらつかせ、スッキリ勝つ事が出来ましたが正直しんどかったです。三浦選手はまだグラウンドワークやディフェンスにおいて未熟な所がありますが今後技術を覚えてきたら全日本でも活躍していく事だと思います。頑張れ!若手!(なっ!将光、睦美。オッサンはそろそろ・・・)。 今回は地元開催って事で支部の皆さん、色々とお疲れ様でした。そして優勝及び入賞された方はおめでとうございました。今回(大会)は予選なんであまり多くは語りませんがサポートありがとうございました今後共、宜しくお願いします。 押 忍
体力別予選 超重量級 優 勝 菅原智範(弐段) この度、東北地区予選で優勝(東北 超重量級V3達成)出来て本当に良かったです。 今回の予選を振り返る前に、まず地元(石巻市)開催で、しかも選手宣誓という大役を仰せつかり良い意味プレッシャーに襲われていました。又、いつもの様に稽古不足で試合に勝つ自信等もありませんでした。 そんなこんなで大会当日を向かえ開会式が始まりました。最初から緊張しっぱなしでしたが何とか無事に選手宣誓を終え(自分なりには上出来だったと思います。)ました。 今大会、超重量級予選の試合は3人でのリーグ戦でした。1試合目が近づいて来たのでアップをしようと思いましたが、体が(緊張のせい?)ガチガチでなかなか動きませんでした。その様な状態で第1試合を迎えました、試合の序盤から頭突き+ローキックで自分のペースを掴んだことで判定勝ちをすることが出来ました。 2試合目(事実上の決勝)は午後からだったので、その間は石巻支部出場選手の応援に徹していました。みんな頑張っていたので自分も頑張らないと!と思い迎えた2試合目、序盤からいきなりパンチ(強烈な)を貰いヤバイと思った時=そこで(やっと?)目が覚めて自分から打撃で突っ込みテイクダウンさせてマウントポジションを取りました。そこから決めの連打(パンチ)を入れようとしましたが、なかなか決まりませんでした。それでも2度目の決めでどうにか効果を獲りました。そこから相手選手の手首を固定し体を入れ替え、腕ひしぎ裏十字を決めて1本勝ちという様に何とか優勝することが出来ました・・・が まだまだ11月の「全日本」に向けては課題が沢山あるので少しずつ修正し、鈴木君や将光君と頑張りたいです。最後に支部塾生の皆様、本当にお疲れ様でした。 押 忍 |
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