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●名称及び日時
2008’北斗旗全日本空道体力別選手権東北地区予選及び第37回交流試合
4月20日(日)
●場 所 
ノースアジア大学(旧秋田経済法科大学)総合体育館 柔道場

[師範所感]
 4月20日(日)秋田市 ノースアジア大学総合体育館 柔道場で開催された2008’北斗旗全日本空道体力別選手権東北地区予選及び第37回交流試合において当支部の出場選手においては
[全日本予選]
(軽重量級)鈴木清治(初段)優 勝
(超重量級)菅原智範(弐段)優 勝
[交流試合]
(格闘ルール)三浦秀人(3級)準優勝
(基本ルール)片桐善啓(7級)ベスト4
以上の4名の入賞者を輩出することが出来たことは嬉しいの一言だよ。
HPにおいて地区予選等での試合結果「師範所感」で触れているが、俺の所感スペースを確保するより選手達の所感、それに今回から小川 英さんが「審判デビュー」したこともあり、審判から見た支部選手の戦いぶりを所感にしてもらうので=この辺で終わりたいと思います。(←師範所感を展開しなくても良いというのは、実に気楽な訳でして)
最後に今回の大会結果により支部塾生の皆さんは、6月1日(日)の「北斗旗体力別」(会場 仙台サンプラザ=2年ぶりに県内開催)に向けて稽古のお付き合いと別途セコンド隊(+応援隊含)を募集(編成)しますので兼ねてお願いしますよ!


[小川 英師範代 審判観戦記] 
 三浦師範から「審判観戦記」をとの依頼があり、私なりにピックアップした支部選手の試合模様を書きます・・・が
その前に私自身は今回初審判(副審を担当)という事で、多いに「冷や汗」をかいてしまいました。試合中、反則時のハンドリング(=シグナルとかのアピール)1つにおいても迷ってしまい試合以上に疲れました。
それでは試合の方ですが、交流試合からスタートで当支部からは片桐善啓選手登場!
かなり気合いが入った様子でしたが、いつも(稽古どおり)のコンビ(手数)があり順当に優勢勝ち(=おめでとう!)その後は、その勢いのまま挑んだ準決勝戦、相手は威力のある左右のフック+ロー、膝蹴りを繰り出すのに対し、片桐はワンツー+ミドルと時折出るハイキックで応酬はしたが、試合が進むに連れてやや単調になりがちで、相手選手にカウンターの膝を合わされ下がる展開に、それでも「気持ち」で持ちこたえていたが結果、相手選手の優勢勝ちとなってしまう。
パンチ等で相手を止める(パンチから繋ぐパターン)動きに変化を付け、インローとか前蹴りから繋ぐパターンを持っていれば充分「勝機」はあったと思うので=リベンジは次回に持ち越しということで今後の片桐選手の精進に期待したいと思います。
 格闘ルールでは佐藤康成選手登場。
ジャブで距離を取り連打からミドル等をイメージしていた様でしたが、相手選手が「的」を絞らせない動きで多彩なパンチの連打で攻める展開に。何とか自分のリズムでコンビに繋ぎたいところでしたが動きが固かった様で、単発の右ストレートがヒットはするものの試合全般をとおし相手選手の手数が優り判定負けになってしまいました。
パンチ等のコンビが単調の為、相手選手に読まれていた感がありましたが、ワンツーからスリーフォーと繋いで左ボディとかアッパー+ヒザとかを「ガツン」と打撃してほしかったと思いました。今回、佐藤選手は仕事の関係(異動があったそうで)で稽古不足が響いたとは言え、次は必ず借りを返してくれると思います。
そして、同じ格闘ルールに三浦秀人選手登場。
初戦とかは多少、動きが固かったがワンツー+ミドルのコンビがスムーズにヒット+投げも繰り出し優勢勝ちとなる。
準決勝戦では調子が上がってきた様で軽快なリズムからパンチ+蹴りを的確にヒット、有効を奪い圧勝となる。
決勝戦は佐藤康成選手に勝った相手と優勝を競うこととなる。
相手選手は、組技系(レスリング)経験者とのことで投げに拘らず打撃戦で展開することに、パンチとか蹴りのコンビは三浦選手が優位には進みましたが打ち合いになった時、三浦選手が大振りになりがちで、そこへ相手選手のストレート(カウンター気味)が数回もらってしまい効いてしまったところがあり、結果それが響いた様で判定負けに
いつもの動き(稽古どおり)=ヒットアンドウェー+投げ(それも強引な)で展開していたら試合の流れは変わっていたと思います。相手の体力指数がワンランク上(=ある意味外国人)と考えれば「殴り合い」(正面からの打撃戦)は避けた方が良かったと思います。
自分を含め、正面からの打撃戦になった時こそ前途した=クールに出来る様(試合展開)にしたいと思いました。三浦秀人選手へ=次こそは期待大ですぞ!
 空道ルール(体力別予選 軽重量級)に鈴木清治選手登場。
鈴木選手の試合コートは、私が審判していたコートの隣でして気になってしまい「わき見」が数度ありました=失礼しました。押忍
鈴木選手を含め当石巻支部は、どちらかと言うと「殴り合い上等!」の感がありますが、そんな時こそタイミングを外してのヒザorヒジを使えれば更なる「引き出し」が増やせると思いました。
さて試合の方ですが、初戦から準決勝までは順当に優勢勝ちを収めて決勝戦へ、相手選手は吉祥寺支部にも在籍したこともあり=ビザ+ヒジそしてグランドも対応出来る(オールラウンド)澤口選手(仙台北支部所属)
試合の流れとしては鈴木選手がワンツーを独特のリズムで的確に当てていき投げ(掴みの状態含め)に対しては、場外へ運ぶ展開となる。
打ち合いでは時より鈴木選手の強烈なパンチが入るがポイント無し、更に鈴木選手のバロメーターであるカカト落とし(!)を繰り出すシーンもあり流れは鈴木選手へ結果、優勢勝ちを収め見事!優勝。
この試合、実に白熱した素晴らしい試合でした。鈴木選手自身、次のステージでも更なる飛躍を期待します。
次に(体力別予選 中量級)佐藤将光選手登場。
参加選手数の都合でリーグ戦に、それも将光のリーグ戦全てが黒帯と対戦することになったのは多少「組合せの妙」は感じましたが、特筆はリーグ戦2試合目で昨年の北斗旗全日本チャンプである我妻選手(=オールランドプレイヤー)との試合。
両者共「待ち」のスタイル同士、将光は距離を取ってからインステップし、ジャブ+フックでプレッシャーを仕掛ける。対する我妻選手は掴んでヒザ・頭突き・ヒジを流れる様な動きで対応する。その後、将光はヒザを警戒しつつ組まれたら差し手で防御するが両手が塞がったところへ強烈なヒジ+頭突きがヒットし結果、有効を獲られてしまい敗退することに。今回、チャンプの牙城は崩せず判定負けにはなったが、ゆくゆくはチャンピオンになれる男だと思うので=これを肥しに成長してほしいと思います。(頑張れ 将光!)
最後に(体力別予選 超重量級)菅原智範選手登場。
昨年に続き超重量級で参戦=2連覇もかかっている。
ガンガン(=アグレッシブル)打ち合う、ハートの強い選手である。
初戦から順当に勝ち上がったものの途中、不運な怪我(唇の裂傷等)もあって出場が微妙かと思われた決勝戦。
しかし本人は腹を括ったらしく=いざ勝負!対戦相手は長身でリーチがあり、時よりパンチを貰うが掌底で反撃+掴みからの打撃、その後グランドからマウントを取り「決め」で効果を奪取。そして試合はタイムアップ=優勢勝ちを修める。2連覇達成=おめでとう!
苦しく厳しい試合でしたが良くやったと思います。次のステージでも更なる飛躍を期待します。
 総括として東塾長が話されたヒットアンドウェーを始めとした試合展開の重要性を、改めて認識しました。そして、その戦い方を自分自身も試合でやってみたい(表現)と強く思う気持ちがある事を気付きました。
以上、本当に支部塾生の皆さん お疲れ様でした。 押 忍


格闘ルール 準優勝 三浦秀人(3級)
 今回、秋田のノースアジア大学において開催された体力別予選+交流試合に参加することで大変良い経験をすることが出来ました。
まあ、良い経験とは言ったものの緊張しっ放しで、特にバスで石巻から秋田への移動の際は、前日の寝不足がたたり「がら」にもなく「バス酔い」をしてしまいました。途中、前沢インターでトイレ休憩の際、小川先輩から「顔が青いよ、大丈夫かい」と言われてしまいましたが、運良くナース(看護士)の片桐君(本大会、基本ルール ベスト4入賞)が酔い止めを持って来ていたお陰で薬を飲み、最悪の事態は免れることが出来ました。
そんなこんなで会場に到着しました。試合会場の柔道場でアップをしたのですが格闘空手ルール初挑戦ということで、ソワソワしてしまい地に足が着いていない様な気がして、こんなんで試合は大丈夫かな?と思い、すごく不安な気持ちになりました。そして、いよいよ試合の開始です。
 初戦は自分より体力指数が20以上下の相手、それも金的有+掴みによる打撃が無いというルールだったので、ちょっと戸惑いましたが自分の方が体力指数は上で有利なことは変わらないので思いっ切り攻め、打撃からの投げも的確に決める事が出来て1回戦突破しました。
次の試合は結構「鬼門」でした。それは相手が基本ルール時代(昨年秋)に対戦経験が有り、その時はパワーで優る相手に良いところなく負けたことがあるからです。正直この試合は、どんな風に戦おうか迷いましたが三浦師範からは、いつもどおり+練習どおりの動きをすれば絶対大丈夫とアドバイスを受けていたので、ガードを固めつつ相手と自分の距離を考え的確に打撃することが出来、終了間際に有効を獲り何とか勝つことが出来ました。
 そして決勝戦。はっきり言って自分自身の「ミス試合」になりました。
体力指数上の相手に打ち合いを挑んでしまい、途中アクシデントでマウントパンチを直接もらってしまいその時、休め(ある程度のインターバル)ば良いものを興奮した私は、試合を直ぐに続行させてしまい頭がちょっとボーとした感じで戦ってしまい結果、優勝を逃してしまいました。←次の機会では優勝を目指して稽古に励みたいと思います。
 最後に今回準優勝出来たのは自分を支えてくれた家族、道場の先輩後輩、そして何よりも三浦師範のお陰だと思っております。ありがとうございました。  押 忍


体力別予選 軽重量級 優 勝 鈴木清治(初段)
 いつもの決まり文句ですが、今回は「稽古不足」どころか全く出来ない状況でした。ウチの会社が得意の「直前告知」で急に異動が決まり、引越しやらなんやで色々と忙しく、又、道場へ通うにも遠くなり+新しい職場での気疲れもあり稽古どころではありませんでした。出来れば?(本音は)出場を見送ろうかなと思っていましたが取り敢えずは出場する事にしちゃいました。
マスクを着けてのスパーはホント数えるくらいしか出来なかったけど、それでもなんとか「組手感」は取り戻せたかな?ってな感じでした。前の大所帯の現(職)場において自分は、その他大勢で怪我しようが骨を折ろうが大して問題は無かったのですが、今度の職場は少人数で自分の仕事の責任も倍増、もし怪我でもしたら物凄く迷惑掛けちゃうんで、とにかく怪我だけしない事、それと練習不足でスタミナが無いので省エネ組手を心掛けました。=あとは経験値が何とかしてくれるでしょう・・・。
ま、そういう感じで試合に挑みましたが対戦の相手は、またしても嫌な相手ばっかりでした。それでも何とか全試合勝利する事が出来たので良かったです=全試合延長戦が無かったのも幸いしました。3分過ぎ(=延長戦に入ってしまった場合は)たら「カラータイマー」が点滅していたと思います。それと(何と言っても!)天敵のA支部長が今回出場しなかったのがラッキーでした。
って事で今年も全日本出場が決定しましたが、まだ仕事環境にも慣れていなくて一杯・イッパイの状態ですが何とか時間を見つけてトレーニングしていきたいです。それと体重もヤバイので自己管理するようにします。大会まで菅原先輩そして道場の皆さん、共に頑張りましょう!!
 最後に今大会も絶大なるサポートをして戴いた三浦師範そして道場の皆様方に感謝致します。&今大会主催の秋田市同好会 師範代の小松先輩 大会運営お疲れ様でした。  押 忍


体力別予選 超重量級 優 勝 菅原智範(弐段)
 今回の東北地区予選(超重量級)を振り返って見て自分自身、大きく成長した様な気がします。「2連覇」という難しさも知り、又、勝たなければならないというプッレシャーの中での優勝は格別でした。
今大会は、4人でのリーグ戦だったので「今日はやってやる!」と思いましたが、実際そう簡単な試合ではありませんでした。
初戦は難なく勝つ事が出来たと思いましたが、2回戦目は自分自身油断した気持ちがあって不用意にガードが下がり、結構良いパンチを貰い唇が切れてしまいましたが、この試合においてもグランドからバックマウントでの効果等で判定勝ちすることが出来ました。 この試合終了後、自分の中では精神的に唇の怪我も相まって「もう、いいや」と思い棄権しようかと師範に相談にいきました。
しかし、師範からは「こんなところで気持ちが折れるな」と言われ「結果を出せ」と言うアドバイス(激励)をもらったので=覚悟を決め気合を入れ直し最終戦に挑みました。
 最終戦では殴り合ったら(打撃戦)自分が不利になると思い、グランドで決着を着けようと積極的に攻めました、そしてマウントを取ったことで、そのまま腕ひしぎを決め様としましたが気持ちに焦りがあって腕が決まりませんでした。それでもガンガン攻め続けて勝つ事が出来、結果は優勝する事が出来ました。
この(今回)優勝は三浦師範の言葉が無ければ成し得ませんでした。本当にありがとうございました。
 改めて師範及びセコンドの皆さんには大変感謝しております。この経験を活かし6月1日(日)の全日本でも精一杯頑張りと思います。  押 忍
 
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今回の大会が秋田+参加人数(選手・セコンド等)の関係でマイクロバスを借上げ
=改めてだが、快適な移動手段になったね

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審判ルールミーティングの画
今回から小川 英さん(俺の左隣)が審判デビューすることに

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開会式にて
支部選手整列(画像中央の列)の画

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大会審判長 東塾長の挨拶
これから「戦い」が始まるってことだね

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表彰式を終え
東塾長夫妻(因みに塾長夫人が抱いてる子は東北本部A.コノネンコの息子)平塚評議委員長・大会主催担当の小松師範代を囲み一同でカシャ

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片桐善啓(7級)[基本ルール ベスト4]試合回想
片桐善啓(画像手前)VS大畑 隆選手(8級・盛岡支部)
試合全般を通してコンビ(パンチ+蹴り)の出し入れがスムーズだったね
こうなると腰の入った蹴りがヒットし結果、有効優勢勝ち

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片桐善啓(画像・左)VS江刺 輝選手(無級・木町支部)
この試合でもコンビがスムーズだったのでパンチ連打が的確にヒット有効2を奪取
予選リーグ全勝で準決勝(トーナメント)戦へ

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片桐善啓(画像・左)VS小野寺敦選手(5級・一関支部)
序盤まではイーブンで推移したが、その後の展開として相手選手のパンチは一発一発が重かったね。
連打による有効を獲られ惜しくも敗退

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佐藤将光(3級)[体力別予選 中量級出場]試合回想
組合せの妙かね=今回将光(画像・右)の位置(リーグ戦の対戦相手)は両サイド(組合せ)共、黒帯と対戦することに
初戦の対戦相手は高谷敏昌選手(弐段・東北本部)
画をみても解るが常に打撃の距離(間)を殺されてしまい相手選手のペースで終始展開することに結果、判定負けに

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予選リーグ次の対戦相手は我妻 猛選手(弐段・角田同好会)
この試合でも将光(画像・右)の間というのが確保出来なかったね
我妻選手の攻撃が終始、優位に展開して+効果ポイントを獲られ判定負けに
=今後は帯(格)上(将光が緑帯なので当然、茶・黒帯クラス)の選手と対戦する場合の展開を修正させていきたいよ

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