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●大会名及び日時
2007’北斗旗全日本空道無差別選手権大会
12月 8日(土)
●場 所 国立代々木体育館 第二体育館
●後 援 文部科学省・東京都
●主 催 全日本空道連盟
●主 管 大道塾 総本部

[師 範・所 感]
 今年春(=07’オープントーナメント北斗旗全日本空道体力別選手権)同様に俺の所感(※1)をというより今回出場した鈴木清治(初段)及び千葉新市(2級)両名の所感を参照してもらう(←勝手ですが?)ことにします。
何にせよ今回の試合展開及び内容等を踏まえ、修正事項とか今後の稽古で対応する内容とかを清治と千葉以外の支部塾生にも良い意味で「還元」出来る様にして行きたいと思うよ。=もう来年春の体力別への戦いは始まっているのだから!

※1 全国大会(体力別・無差別共)レベルでの「師範・所感」は今後、支部出場選手がいた場合とかはこの様に?していきたいと思う!


[千葉新市(2級)所感]
 12月8日(土)に開催された「2007’北斗旗無差別」に初出場を決め今大会に参加してきました。今まではセコンドとして行って(対応)ましたが、まさか自分が出場することになるとは考えたこともなかったので、最初は何をしていいか解りませんでした。
まぁとりあえず筋力をアップしようとウエイトをやり始め、スタミナ面でも足りないので走り込みをしました。試合まで残り1ヶ月と短い期間でしたが稽古日には毎回通い支部の皆さんの力を借りて自分なりに一生懸命稽古しました。苦手なグランドは小川先輩に教えてもらい、すごく参考になりましたが実際グランドになったら対応出来るかは心配でした。でも自分自身やれることはやったので、やったことを全部出せる様に戦いに望みたいと思いました・・・が、出場決定した際は正直「怖い」と思いました。地区予選の時は全然怖さなんて感じなかったのに、やっぱり全国に出場する選手達は予選を勝ち上がった強い人達の集まりだから=そう感じたと思います。
何回かセコンドで行ってたけど、大会前の気持ちや実際会場に入っての雰囲気は全然違いました。そして稽古を重ねている内に怖さは感じなくなり、逆に精一杯暴れてやろうと気持ちが変わり、早く試合がしたい気持ちになりました。
大会前日に出発し、前日の計量を受けに総本部に向かいました。
出発前夜に体重を計ったら体力指数±0だったのに出発の朝、計ったら+1.5?だったのでヤバイと思い、朝から何も食べずに行きましたが結果すごく腹が減り大変でした。
総本部に到着し計量した結果はすんなりパスしホッとしました。(ちょっとした「裏技」もあり・・・?)その後は一杯食べてやろうと思いましたが思ってたくらいは食べれませんでした。   
 そして、大会当日は体調も良くホテルを出て会場である代々木(第二体育館)へ向かいました。試合前はやっぱり緊張しましたが、すぐに緊張もしなくなり早速ウォーミングアップし、初めてのリングに上がって硬さ等をチェックしました。
開会式が終わり試合が始まりました。自分は3試合目だったのですぐに準備し待機してました。その前に同支部の鈴木君の試合が始まり見事の勝利で1回戦突破です。それを見て自分も続こうと思いながらリングに上がりました。そして試合が始まり最初は思う様に体が動かなく相手の前蹴りで距離が取れず前に出れませんでした。
試合中盤以降、グランドになりそうだったけど場外になり組み直しです。その時、自分でも良く覚えてないけど体が勝手に動いたみたいでバックマウントを取れそうになりました(=自分でもビックリ!)その後、相手の足技(蹴り)により、またしても距離を取られ上手くパンチが当たらず、当たったパンチは数発だけでしたが「単発とはいえ強いストレート入ったよ」と言われましたけど、もっと打撃したかったので、今はとても悔しく思います。試合の方は残り10秒で相手のカウンターの膝が、まともに腹に刺さり戦意喪失。そのまま相手にポイント(技有り)を獲られ相手の優勢勝ちで試合終了。
あの時、我慢さえしていれば判定で延長戦まで行けたかもしれないorもしかして勝てたかもしれない・・・と思うとすごく悔しいです。もう1回戦いたいと思いました。
 今回北斗旗に出場し自分に足りない所が分かったので、次の(来年)体力別では再度出場出来る様に、一生懸命稽古(=一般部で)し頑張りたいと思います。
最後に、今大会に向けて協力して下さった三浦師範を始め支部の皆様、本当にありがとうございました。情けない結果でスイマセン。 押 忍


[鈴木清治(初段)所感]
 自分自身2年振りの出場となった今大会。試合直前までは、いつもより稽古量が少ないと感じながらも稽古(組手)をこなしていく内、徐々に試合感を取り戻しつつありました。
しかし直前に風邪を引いてしまい、おまけにスパー中に小川 英先輩のヘビーなアッパーをもらい、おNEWである=お面が割れてしまい、ちょっと意気消沈してしまいました。
そんな感じながらも迎えた当日「いざ!代々木第二へ」=この場所に来ると、やはり気持ちが引き締まります。
初戦は大会第2試合目で動きが固くパンチの距離間とかうまく掴めていませんでしたがグランドでスイープとかも決まり最後はパンチのポイントで勝利出来ました。
2回戦の相手は中量級の実力者である那覇支部の吉濱選手。今大会は90キロまでサイズアップした選手でした。
リーチで勝る自分は左のリードパンチを軸にヒット&アウェーで行く作戦でしたが、結局は正面衝突しか出来ず、相手はそれを跳ね返してくる位の重量感がありました。最後は相手のマウントパンチで判定負けとなり自分としては今年1年を象徴する様な負けでした。
試合の結果を振り返ってみれば、まず右パンチがフック系しか出せませんでした又、組み技(グランド)になった時、簡単にテイクダウンを許したのは技術とか腰が高いとかの問題ではなく、ただ単に耐えるだけの「スタミナ」が無かったからだと思います。
=要は練習(稽古)不足でした、この反省を来年に生かせる様これからも努力します。
 最後に今大会でも絶大なるサポートと指導をして下さった三浦師範、セコンドとグランド指導をしてくれた小川先輩、セコンド兼カメラマン(?)の三浦秀人さん、稽古に付き合ってくれた道場生の方々に感謝します。
そして今回初出場した千葉新市さんへ来年(体力別・無差別共に)も来ましょうね!押 忍

 
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続く(3回戦)清治(画像 左)の対戦相手は吉濱実哲選手(初段 那覇支部)
吉濱選手は06’全日本中量級準優勝・07’九州地区無差別優勝の戦績を持つ選手

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清治の打撃(コンビ)に対し吉濱選手は受け止める様に対応
相手選手が下がってくれないと自分の展開(組手)にはならなくなるよ

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掴みから(ガブリ気味に)体重を掛けられ

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グランドからマウントを取られ「決め」が入り効果を獲られる
前試合同様、スイープ等で対処出来るかなと思っていたが

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効果自体を獲られたのは試合中盤ということもあり、ここから反撃開始

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打撃戦に関しては清治が優位だったけど・・・

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結果、効果ポイントが最後まで響き判定負けに

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