アルバムトップ : 2003年 : 2003年北斗旗全日本空道無差別選手権大会 :  Total:18

日時 11月30日(日) 場所 ディファ有明

(支部長所感)
 本大会、小川 英(初段)鈴木清治(初段)が出場、セコンドに千葉・柳田を 帯同し(途中仙台から仙台西支部長田支部長と合流・・支部長とは前に同部屋宿 泊の経験上、今は確実にシングルルームを絶対条件でパック旅行の指定をしてい る・・押忍)上京(イザ!有明へ)した訳だが、コンスタンスに当大道塾の最高 峰「北斗旗」に出場出来ていることは非常にイイね!(無論、小川・鈴木両名は 地区予選を勝ち抜き出場権を獲得したわけで・・・後は北斗旗上位進出が目標に 違いがないが)
 試合当日(30日)はかなりの大雨(今までに無差別で嵐に近い雨を経験するの は経験ない)で観客の足がどうかな?と思ったがほぼ満員ということは、出場す る選手自身「選手冥利」で良かったと思うし、裏方の皆さんの努力はいつも感謝 ・敬意を表するに余りあるね。
 試合の方は小川さんの一回戦が前田 大選手(岸和田支部・初段)前日来からの 首の痛みに悩んでいたが(実際当日に長田仙台西支部長の弟子にあたる赤門柔専 高橋さんが来賓として来場しており開会式後ケアして頂いた・・感謝)試合序盤 に打合いが出来ていたことを観ると、首のケア効果が出ていたことにはホッとし たよ。そして前田選手が飛び込み際、小川さんのストレートがカウンター(体力 指数289(身長179?、体重110?)ではカウンターというより、もろに体重が掛っ ている「必倒」のパンチだったね)で入り見事「一本勝ち」(マスクを付けてい るとはいえ相手選手がパンチをもらった後、一度立ち上がったが赤・白の開始線を間違えるくらいダメージがあったことを観ると威力を、まざまざと感じたね。 続く二回戦は高橋敏親選手(横浜北支部初段)お互い柔道経験者ということもあ るが若さが上回ったって感じだね、結局はグランドから逆十字で無念の一本負け 対戦相手の高橋選手は第5位入賞と、ココを越せばと思うと小川さんのターニン グポイントだったような気がするよ。今年2003年は体力別・無差別両大会に参戦 した小川さん「場数」を踏んでいる選手の強さを考えるとこれからが楽しみだし 来年の飛躍を期待したいね。
次の鈴木の一回戦の相手、西澤一成選手(捌斗流織田会・参段)「画像インデッ クス」にも書いたが、西澤選手は92'硬式空手全日本優勝、98'国際硬式空手( いわゆる世界大会)ベスト8ということでマスコミ等の前評判も高く、どういう 試合展開になるかなと思ったが、真っ向「打撃」に持込み(硬式空手は直突きの 速さ(変形ワンツー・・なにせガード位置からのパンチではないので対応するの に苦慮するケースがあるんだけど)と突進する速さがある)一向に怯まず逆に試 合中盤には、一方的の連打で「効果」(内容的には有効かなと思ったが)を奪い 堂々の優勢勝ちを収める。
続く2回戦川口昭一郎選手(岩田支部・弐段)1回戦の勢いで行けるかなと思 ったが、前途した小川さんの2回戦とは逆にベテラン(川口選手33歳、鈴木2 6歳)の組手に阻まれた感じだね。鈴木の回転の良い打撃主体の方向に試合展開 が進むかなと思ったがそこは川口選手、グランドから送り襟絞めで無念の一本負 け、鈴木も2回戦がターニングポイントだったと痛感したね。 鈴木も今年2003年は体力別・無差別両大会に参戦それとモスクワ遠征も経験した ことで「場数」「心身で世界の実力を体感」したことを踏まえ来年の飛躍を確実 なものにしてほしいね。
それと、俺流(誰かのキャッチフレーズではないか?)だがセコンドは級位の浅い者を担当させ、試合場の雰囲気、生の試合展開を自分なりに感受させたく 今回千葉新市、柳田貴之両名を帯同させたわけだが各人いろんな意味で勉強にな り、これからの「稽古」「試合」に寄与すると思うので期待したいね。


小川 英(初 段)  今回は、初の無差別参戦となったわけだが、コンディションが最悪の状態でか なり厳しい状態での闘いとなった。 当日は雨、会場へ向かう途中に雨で階段に不覚にもスベリ、尾てい骨を強打し痛 めていた首筋を再び痛めてしまった。 会場に着いてもまともに座ることも、首を回すことも出来ず目の前が真っ暗にな りました。そんな状況の中、師範の配慮で偶然会場入りしていた赤門の高橋さん を紹介していただき、首のケアをして頂き何とか試合に立つことが出来ました。 初戦は、03'西日本重量級覇者の前田選手、かなり絞りこんだ様で体力指数 で30以上の差があり、「金的あり」「掴んでの打撃無し」での試合となりました。 とにかくスピードに翻弄されず、マイペースで組んでグランドで勝負をイメージ し挑みました。 左の掌底がカウンター気味に偶然入った様で「効いている」という声が会場から 聞こえ、相手を見ると足元がふらついていた。ガツンと当てた感触もなかったの で何が起こったのか不思議な気分だったが、有効と言う声が響きその後、試合再 開の合図、ジャブ・フックと当て「一本勝ち」を拾いました。運が良かったの一 言です。 2回戦は、昨年の体力別で判定負けしている横浜北支部の高橋選手。どちらか というと受けのスタイルのイメージがあり、左内股からのマウントに注意しつつ 接近して肘・アッパー等をイメージして挑みました。 こちらから仕掛け様とした瞬間にパンチの連打で前へ出られ場外へ、出たところ 「効果」を取られ完全に主導権を握られた。焦って前進したところを組まれ、右 フックを入れたが単発でそのまま注意していた左内股で持って行かれた。襟を掴まれた状態でマウントを取られた時に、ほぼ襟締めが極ってしまい不覚の 一本負けとなりました。悔しいけど相手の方が強かったし稽古も積んでいたとい う事。今後は自己の必勝パターンを作り上げる様に精進致します。  最後に長旅を同行してくれた柳田貴之、千葉新市両氏、大声で応援していただ いた師範に感謝致します。                押 忍!


鈴木清治(初 段)
 今年の、全日本無差別大会は初出場だった昨年に比べ若干、心に余裕があった と思いますが、試合前の不安やプレッシャーは少なからずありました。それを克 服するには、やはり圧倒的な練習量しかないなと思いました。
まず初戦、他流派・捌斗流織田会の西澤選手との試合、どんなタイプの組手で 来るのか、ちょっと不安でしたが自分の組手をすることに徹しました。得意の飛 び込んでの左ジャブ、伝統空手でいう「刻み突き」で相手を制してペースを掴み ました。それとチャンスがあれば足関節を試してみようと狙っていました。 試合中、流れでアキレス腱固めに持ち込み、極めかけましたが、ポイントがズレ てたみたいでタイムアップ。その後は終了まで手を休めず攻撃し「判定勝ち」!
2回戦は西日本の番長(?)川口選手(岩田支部・弐段)、とりあえず自分の 距離で戦おうと心掛けてましたが、相手に組まれた時に投げを警戒して両腕で相 手の首をロックし密着した時、自分の首回りがお留守になってしまいました。 いつの間にか襟を取られてしまい、寝技でゴロゴロしているうちに襟締めが極り タップアウト。一本負け、自分の組手を出せないまま負けちゃって悔しいの一言 です。今回も2回戦敗退に終ってしまいましたが、練習量を考えれば当然かな? と。トーナメントを勝ち抜くには、やはり豊富な練習量が絶対条件だと思います。 それと自分の欠点として試合中、惰性で自分からクリンチしたりする所があり、 そこをやられたりします。アウトボクシングで行くなら初めから相手に付き合わ ずに、自分の攻撃以外で相手に触れさせない様にするくらい、徹底しなければな らないと思いました。
又、簡単にティクダウンされない粘り強い腰を身に付けなければならないと感じ ました。その点を克服し(もちろん寝技も)今回の悔しさを来年の「体力別」にぶつけます。押 忍!
 
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1回戦(左側)小川  英VS前田  大(岸和田支部・初段) この後、壮絶な結果が(支部長所感等参照)

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勝ち名乗りを受ける小川選手 マスクを付けたまま・主審がフレームに入っていないということ は・・支部長所感等参照(PART2)

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2回戦VS高橋敏親(横浜北支部・初段) 今回、高橋選手は第5位入賞

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当日の選手受付にて

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開会式前のウォーミングアップ(PART1)

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開会式前のウォーミングアップ(PART2) 決して手ブレではない!鈴木の蹴り+動作が速いためシャッター スピードが付いていけない・・鈴木っ一応誉めてるからな。

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1回戦(左側)鈴木清治VS西澤一成選手(捌斗流織田会・参段) マスコミ等の前評判が高く、92'硬式空手全日本優勝、98'国際 硬式空手(いわゆる世界大会)ベスト8という戦歴を持つ選手に ・・鈴木の2回戦の画があるということは?(支部長所感等参照)

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2回戦VS川口昭一郎(岩田支部・弐段)

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