アルバムトップ : 2018年 : 第2回 世界空道ジュニア選手権大会 :  Total:40

●名称及び日時
第2回 世界空道ジュニア選手権大会
12月1日(土)〜2日(日)
●場 所 愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ 第1競技場)
●主 催 一般社団法人 全日本空道連盟
●共 催 NPO法人 国際空道連盟
●後 援 
外務省・スポーツ庁・愛知県・愛知県教育委員会・名古屋市
名古屋市教育委員会・特定非営利活動法人 日本ワールドゲームズ協会・大道塾
●協 賛 イオンモール株式会社・株式会社ジョイフル本田

[師範所感]
 世界空道ジュニア選手権に向け、ここ数ヶ月(5月のジュニア選抜の結果より)準備してきた訳でセコンド対応+支部応援体制も相整わせ「いざ愛知へ」と挑み・・・俺としては あゆは調子(前日計量後においての食事等を見ても=テンション含め)は悪くはないし、仮にどういう状態(体調を含め)でも「世界大会」なんだから万全であろうが(=当然)そうで無かろうが全力(フルパワー)で挑むのは当然ではあるので試合では暴れて(勝ち上がって)くれると思っていたよ。試合結果(HP「お知らせ」と同じ内容=詳しくは以下の所感を参照下さい)としてU19女子(F-225)出場のあゆはリーグ戦形式で2勝1敗の戦績だったが、今回の大会をとおして、今後の「空道ライフ」で更に(強く)「打倒ロシア」に対する心に期待したいし「世界」(ロシア・ウクライナ・ジョージアの代表選手と対戦において)を感じたことによる今後の奮起に期待したいよ。 
 最後に本大会(試合)の結果をとおし支部塾生の皆1人1人が、しっかりと心に焼き付けられたことも信じ、俺自身(世界選手権を通じた)ロシア勢(=以外の海外選手含め)等の試合対策を今後に向け取組んで行きたいね
小川 英 師範代 「世界空道ジュニア 試合観戦記」   
 去る12月1日〜2日、北斗旗第5回世界空道選手権大会と第2回世界空道ジュニア選手権大会が2日間にわたり愛知県体育館(名古屋市)ドルフィンズアリーナにて開催されました。当支部からはU19女子(F-225)に日本代表として末永あゆ選手(19才・初段)が出場しました。私と靖さん、そして宏信君の石巻支部サポート部隊は試合当日(1日)の朝に仙台発の飛行機で試合会場へ向かうギリギリのスケジュールでした。途中、試合開始時間の変更情報が飛び交いヒヤヒヤものでしたが何とか到着しました。会場では顔面蒼白の末永選手が待っていて少しは笑顔を見せてくれましが相当緊張してました。宏信君とのアップをこなしていくうちに笑顔も戻ってきて安心しましたが、やはり会場の雰囲気(=世界大会)は違いました。
 初戦はいきなりロシア代表のイアナ選手(5級)との対戦となりました。とにかくこちらから攻めることを宏信君と確認して挑みました。前蹴りからパンチのコンビネーションで攻めるが距離を詰めると不用意にパンチを出したところに時折カウンターパンチをもらう流れに。その後も前蹴り+パンチでプレッシャーを掛け距離を詰めると強引に首投げを決めてグランドへ。グランドでは下になるが首を固定して凌ぎ切る。スタンドでは改めて前蹴り+パンチで攻めるが相手が上手く距離を取ることで打撃が決まらない。後半に勝負を掛け強烈な前蹴りで相手を後方へ大きく飛ばすがそのタイミングでカウンターパンチをもらい効果を奪われました。最後まで諦めず攻め続けましたが悔やまれる敗戦となりました。 
 2試合目はウクライナ代表のアリナ選手(4級)との対戦となりました。前の試合での悔し涙から復活した末永選手は何時もの動きで試合を作り(展開し)ました。前蹴りからパンチのコンビネーションで攻めて組んでは怒涛の膝蹴り連打を繰り出す。その後も前蹴り+パンチ+膝蹴りで攻め続けて、組んでは投げからのグランドでは上を取る。初戦の敗戦を払拭する素晴らしい試合で勝利しました。
3試合目は翌日(2日)になりました。当日は十分なアップもしていましたが、相手選手棄権の為に不戦勝となりました。戦績は2勝1敗となり結果、優勝は初戦で戦ったロシア代表イアナ選手でした。試合進行上、末永選手は不戦勝の勝ち名乗りを受ける為に準備していたところ、何故かイアナ選手との試合が再び組まれるハプニング!がありました。色々と確認していただいたところお互いがやりたければOKとの塾長采配が下りましたとのこと。イアナ選手はOKと即答して聞かれた末永選手もOKと即答で返しました。しかし末永選手が勝てば優勝者はどうなるのかな?等と考えたりしてましたが即、受けて立つ末永選手は三浦師範譲りの感覚だなと実感しました。結局、試合は組まれませんでしたが色んな所で二転三転する場面があり、末永選手にとっても我々にとっても結構疲れました。(笑)。
 最後に三浦師範を始め末永選手・御両親・清水さん・サポート部隊のみなさん本当にお疲れ様でした。そして末永選手に出稽古での御教示いただきました多賀城支部 中川支部長始め今野選手他 支部塾生のみなさん本当にありがとうございました。  押 忍
U19女子(F-225) 末永あゆ(初段)所感  
 12月1日〜2日の2日間、愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)で開催された世界ジュニア選手権大会に出場してきました。前日計量は余裕でパスすることが出来ましたが、計量後に大会パンフを渡され相手選手が分かり不安で一杯でした。そして試合当日は今までにない会場の広さと人の多さで、更に開会式では(整列の関係上)1番前(先頭列)になってしまいとても緊張しました。
 初戦の試合はロシアのイアナ選手との試合でした。相手選手は打撃が強いと感じ私も強く打とうと思うことで「大振りの打撃」になってしまい、稽古していた真っ直ぐ(ストレート系)のパンチを打つことが出来ませんでした。又、グラウンドでは効果を獲ることが出来ませんでしたが、上になることで時間を使うことが出来ました。そして試合時間が残り30秒くらいのところで私の前蹴りに相手選手のカウンターパンチを合わされてしまい効果を獲られてしまいました。そこからポイントを取り返すことができず時間になってしまい、相手選手の勝ちになりました。
 リーグ戦の2試合目はウクライナの選手との試合でした。ウクライナの選手はサウスポーでした。サウスポーの相手とは試合をしたことがないので、カウンターパンチをもらわない様に気をつける意識で試合に挑みました。試合が始まり相手のパンチが来た時は直ぐに掴んで場外に押し込みました。ポイントを取られるのが怖くて逃げる様な戦い方になってしまいました。流れの中で相手が転んだ時に上になりましたが効果を獲る(マウントからの決め)ことが出来ませんでしたが結果、判定勝ちをすることが出来ました。
 そして、リーグ戦3試合目はジョージアのアナ選手と試合予定でしたが相手選手の棄権により不戦勝ちとなりました。私は試合したいと思っていたので残念でした。今回の大会での総括として蹴りの際にガードが下がってしまうこと前蹴りの際に踏み込みが甘く腰が入っていないこと技が単発で終わってしまうことが課題だと思いました。又、打撃でも寝技でも確実にポイントが獲れる技を稽古しようと思いました。
 U19のカテゴリー最後に結果を残すことが出来ませんでしたが、今回の試合では世界の広さを感じることが出来て貴重な経験となりました。今回の経験を活かし普段の稽古に役立てていきたいと思いました。来年からは一般女子にカテゴリーが変わりますが良い結果が残せる様に頑張りたいと思います。  押 忍!
 
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愛知県への遠征により仙台空港から一路、中部国際空港へ


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大会初日をむかえ宿泊ホテルが一緒だった
多賀城支部 今野杏夏とカシャ


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試合会場は愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ第1競技場)


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大会前日 会場内で国内運営会議


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海外審判員と国内監査役とでルールミーティング


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ミーティングでは時折、動作実践しながらルール確認をして


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開会式前に審判担当(国内外)のルールミーティング



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北斗旗チャンピオンフラッグ


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選手入場(登壇)して開会式が始まり


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日本選手の配列上、あゆは列の先頭になり
本人曰く「この時点で緊張(コワイ?)」とのこと

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