アルバムトップ : 2017年 : 2017’北斗旗全日本空道体力別選手権東北地区予選及び第52回交流試合 :  Total:82

●名称及び日時
2017’北斗旗全日本空道体力別選手権東北地区予選及び第52回交流試合
3月26日(日)
●場 所
石巻市総合体育館 武道場
●主 催
(社)全日本空道連盟・宮城県空道協会
●主 管
大道塾石巻支部

[師範所感]      
 9年振りの地元開催となった2017’北斗旗全日本空道体力別選手権東北地区予選及び第52回交流試合が石巻市総合体育館 武道場において成功裡に終了したことはホッとしたね。試合結果として
[体力別予選]
-230クラス 阿部宏信(弐段)      優 勝 
[交流試合]
基本・空道ルール 片桐善啓(3級) 勝利者賞
シニアクラス(指数200未満) 佐々木敦(初段) 準優勝  であった。
 今回(何回か[師範所感]でふれているが)出場した支部塾生は「打撃主体」に拘った感があったね。それはそれで「一つの方向性」としては理解・合点はするが「空道」として当然ながら打撃以外には投げ+グランド(締め・極め)とか掴みからの打撃とかの要素がある訳だから、例えば掴み(投げ)+打撃→グランドに移行する対応(自分から仕掛ける気概も持って)も視野に入れてほしかったね。それを今後の稽古(いろんな要素で修正を補う)において、どう反映させていくか期待したいところだよ。前途した体力別予選に出場した連中は、今回の位置(戦績)ではないはずなので、改めてだが「稽古量の確保」を唱え実践させていきたいね。
 前日+当日(色々な様々な?)の経過等は師範ブログ等を参照してもらうとしても、久々の大会運営の「しんどさ」っていうのを感じているよ・・・と所感を色々続けて(展開)いくより、予選出場者(交流試合も含めた出場選手)の試合経過(詳細等については阿部(靖)シニア師範代及び選手所感(入賞者に対応させて)と画像INDEXを参照)ということでとして、今回の試合結果(=体力別予選)により5月27日(土)の北斗旗体力別(代々木第二体育館)に向けて、稽古(調整)の付き合いと、別途(後日に表記・掲載予定)セコンド隊(+応援隊)を募集(編成)しますので支部塾生の皆さんは協力方よろしくですから!
阿部 靖 シニア師範代 「試合観戦記」
 3月26日(日)石巻市総合体育館 武道場において開催された北斗旗全日本空道体力別選手権東北地区予選及び第52回交流大会の所感を書かせていただきます。東日本大震災の影響で9年振りの石巻での開催ということもあり、三浦師範を始め支部の選手及び塾生は大会開催まで気合と緊張の日々を過ごしてまいりました。
 前日は仕事で参加出来ない人以外の支部塾生で、大会準備に取り掛かり体育館(市体協)で借りた計時のタイマーが上手く作動しなかった以外は、何とか無事に大会の朝を迎えました。大会当日は前週までとは打って変わって非常に寒い朝となりましたが、試合会場と選手控室にはストーブが1台ずつしかなく、選手や役員の方に非常に寒い思いをさせたのではないかと思います。特に計量は当日、バトミントン大会の影響で廊下の一角で実施することになり、体力別予選に出場した選手には寒い場所での計量で申し訳なく思っております。
 試合内容ですが末永あゆ選手は石巻支部 最初の試合ということで少々、緊張していた様です。動き自体は悪くなかったと思いますが、最終的には経験の違いが出て相手のニーインザベリーからの決めで優勢負け。次の試合も寝技で負けているので今後の課題が自分で見えていると思います。試合会場を後にするまで悔しさが滲み出ていました。
シニアの部に出場した康成さんも稽古不足の中、健闘しましたが相手の投げにスタミナを奪われての判定負け。同じシニアの部 佐々木さんの初戦は体力的に優位であったこともあり余裕で突破して決勝に挑みましたが、相手のパンチで一瞬、膝を付いてしまいワンダウンルールにより一本負け。本人はまだまだこれからという気持ちがあり、悔しかったと思います。しかし無用な怪我や後遺症を避けるためには必要なルールであると実感しました。ワンマッチで出場した工藤さんも負けはしましたが、日頃の稽古量で相手の掌底パンチの連打にも耐え検討したと思います。
 体力別予選の方は馬場選手が締めで一本負けでしたが、大会前の稽古で腰を痛めて歩くのがやっとの様でしたが、何とか最後まで頑張ってくれました。三浦(秀)選手の初戦は相手の動きは直線的ではありましたが、切れの良いストレートの連打が何発か入っての判定負け。次の試合はパンチの打ち合いから寝技に引き込まれ、関節を獲られての一本負け。マスクを外したら額に「こぶ」が出来て腫れていたので、改めて相手のパンチの強さに驚かされました。そして阿部選手の初戦は黄色帯でありましたが、パンチと蹴りのスピードとバランスが非常に良い選手で油断したわけではないでしょうが、ヒヤッとした瞬間もありましたが優勢勝ち。次の試合では膝蹴りの連打で相手が流血し、本人(セコンド)から棄権の申出があり一本勝ち。決勝戦はスピード感あふれる見応えのある試合となりましたが最後は阿部選手のパンチの連打に一日の長があり優勝を手にすることが出来ました。前日から試合よりも「選手宣誓」で頭が一杯だった様でしたが大役お疲れ様でした。
試合の詳細は本人達の所感や支部のHP上でUPされると思いますので、私からは雑駁な内容で報告させていただきました。
 最後に今大会の開催にあたり睡眠不足の中、奔走して下さった三浦師範・近藤会長・石巻支部塾生の皆さん、昨年総本部から石巻支部に移籍して大会進行及び場内アナウンスをしてくれた清水さん(清水さんのアナウンスで大会全体が締まりました!)大変お疲れ様でした。そして、前日より石巻に入り2次会では宮城県北(石巻・大崎・気仙沼)地区の柔道協会の役員の方々と旧交を温めながらも、一歩も引かないカラオケを披露して下さった東塾長・事務局長、佐藤節夫最高相談役 大変ありがとうございました。  押 忍
シニアクラス・指数200未満 準優勝 佐々木敦(シニア・初段)所感
 私が石巻支部に入門する以前、石巻市総合体育館武道場で開催された地区大会を観戦したことがあります。それはもう20年以上前のことでした。本大会(9年前の石巻開催時は選手やスタッフとしても参加出来なかったので・・・)は、その時以来に同武道場に足を踏み入れたのですが会場内にいる間中、何故かその四半世紀近くも昔に観た情景が常にオーバーラップして不思議な感覚でした。
 今回、石巻支部主催の地区予選及び交流試合開催にあたり、奔走された三浦師範始め支部の出場選手、スタッフやセコンドとして支えてくれた方々、試合に向けて一緒に稽古してくれた方々全員に感謝申し上げます。又、選手として参加された大道塾東北地区全支部・道場の皆様においては大変お疲れ様でした。  押 忍
交流試合・空道ルール 勝利者 片桐善啓(3級)所感  
 東北地区予選及び交流試合においては準備から撤収までお疲れ様でした。
 今回、自分は石巻市総合体育館 武道場で開催された第52回東北地区交流試合に参加しました。対戦相手は自分より大きく重い(=身体指数的に)選手で2試合を行いましたが全体的に終始、掴まれては押されて力負けしていたと思います。
 1試合目は殆ど何も出来ない感じで判定負けとなりました。そして2試合目は自分自身、気持ちを入れ換えて試合に挑みましたが、やはり相手に力負けしてしまい中々、自分の思う様にはいかない感じでした。1度マウントを取りチャンスがあったのですが「グランド技術不足」のためにチャンスを活かすことが出来ませんでした。試合は延長戦の末に何とか判定勝ちとなり、お互いに1勝1敗で2試合のポイント差で自分が勝利という形になりましたが、気持ち的には試合に勝ったということは思えませんでした。
 今回の試合を踏まえて技術+体力を向上する様に日々の稽古に励みたいと思います。今後も三浦師範・支部の先輩方・御指導よろしくお願い致します。ありがとうございました。  押 忍
体力別予選(-230クラス)優 勝 阿部宏信(弐段)所感 
 今大会は久しぶりの「地元石巻」での大会で気合が入り過ぎ、ランニング中にヒザを痛めるアクシデントがあり、一番追い込みたい試合1ヶ月前よりあまり濃い稽古が出来ず、治すことを優先に調整することになってしまいました。選手みんなが万全な体調で試合当日を迎えられる訳ではないと思いますが、直接的に相手と戦う技術も重要としても、試合当日に100%の力を出せる様な調整の仕方も大事だなと思いました。さて当日は去年の無差別予選で失敗?した選手宣誓を、今回もう1度と言うことで大分緊張しましたが、途中忘れることもなく噛まず!に言えました。
 試合内容ですが初戦は東北本部・小関選手。ヒザが痛くて十分にアップが出来なかったせいか息が上がるのが早く、ヒザ蹴りも効かされました。相手より早く動く自信がない為、掴んでからの打撃戦で泥試合に持込み辛勝。
次の試合は秋田支部・高橋選手。この試合も掴んでからの打撃戦で泥試合に。ヒザ蹴り+肘打ち+頭突きの連打で相手の顔面から出血したため続行不能により勝ちました。勝ったけど良い内容では無かったです。
 そしてクラス決勝戦。少年部から一般部に来た技術・体力・スピードを持ち合わす次世代のエース 仙南支部・菊池君。見合う場面が多くスタミナで負ける私にとっては、有り難い展開でした。泥試合から延長戦になり、中盤にパンチ連打で有効等を獲り3ポイントになり終了し1年振りに優勝することが出来ました。
 今回は若い選手が多く世代交代の波が来ています。これからの空道の盛り上がりに必要でもっと増えて欲しいですが、まだ譲るつもりはないのでこれからも三浦師範や石巻支部の皆さん御指導よろしくお願いします。  押 忍
 
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試合会場は石巻市総合体育館


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試合コートは館内の第1武道場にて



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コートサイドに仕切りを設けて(全日本ミニスケール版?)


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審判ルールミーティング


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支部毎(当支部は左端)に整列し開会式が始まり



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俺からの開会宣言(数年振りだった開催経過・震災から復興支援の
感謝を含め)


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近藤 市空道協会会長(近藤会長も数年振りだった開催経過・震災から復興支援の感謝を含め)からの役員挨拶

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木村清徳先生から来賓挨拶


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東塾長から挨拶


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選手宣誓は昨年秋(9.18無差別東北地区予選)に引き続き阿部宏信が担当して
その後、長田支部長のルール説明があり体力別予選・交流試合が開始

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