●名称及び日時 2016年 北斗旗全日本空道体力別選手権大会 2016年 北斗旗全日本空道シニア選抜選手権大会 5月4日(水・みどりの日) ●場 所 仙台市青葉体育館 ●主 催 (社)全日本空道連盟 ●主 管 大道塾 ●後 援 スポーツ庁・宮城県・仙台市・NPO法人 日本ワールドゲームズ協会 ●協 賛 イオンモール(株) オフィス・デポ・ジャパン(株)
[師範所感] 5月4日(水・みどりの日)仙台市青葉体育館で開催された2016'北斗旗全日本空道体力別選手権大会及び北斗旗全日本空道シニア選抜選手権大会において -230クラス 阿部宏信(弐段) 2回戦 -250クラス 三浦秀人(弐段) シニア重量級 佐々木敦(シニア初段) 両名初戦敗退の戦績だった。 今後に向けた修正事項・・・単的には「稽古の継続」を念頭に精進する(させる)ということは「第1」だが、今回の試合展開及び内容等を踏まえ修正事項とか今後の稽古で対応する内容とかを今回の出場選手は勿論、支部塾生にも良い意味で「還元=共有」出来る様にして行きたいと思うよ。=もう次の戦いは始まっているのだから! 試合経過等については以下の小川 英師範代及び各出場選手の所感で試合経過(結果)等の詳細を参照ということではあるが、改めて本人達の自戒に期待したいね。 小川 英師範代 「試合観戦記」 去る5月4日(水・みどりの日)仙台市青葉体育館にて北斗旗全日本空道体力別選手権及び北斗旗全日本空道シニア選手権大会が開催されましたので当支部出場選手の激戦を振り返りたいと思います。 シニア軽重量級には佐々木敦選手(50歳・シニア初段)が出場し関東地区予選1位の東中野支部の田中選手(49歳・4級)との対戦となりました。佐々木選手は地区予選で右肘を負傷しハンディを抱えての試合となりましたが、臆することなく左右の掌底で仕掛けて組んでは膝蹴りを狙う展開に。一方の田中選手も打ち合いに応じ、重そうな左右フックを繰り出し負けじと膝蹴りを繰り出す。互いに決め手を欠いたまま中盤に入ると、ややガードが下がった佐々木選手に田中選手の左フックが入り効果ポイントを奪われる。しかし諦めない佐々木選手は気持ちを全面に出して、圧力をかけると田中選手たまらず場外へ。最後まで前に出続けた佐々木選手でしたが、効果ポイント負けとなりました。本大会に向けた稽古は左手一本でこなして闘志溢れた試合を見せてくれました。先ずはゆっくり傷を癒して是非また道場で汗を流しましょう。 -250クラスには三浦秀人選手(39歳・弐段)が関東地区予選2位の野田選手(43歳・弐段)との対戦となりました。序盤からパンチを上下に打ち分け、ストレートをボデイにヒットさせると今度はバックブローまで繰り出し攻勢をかける三浦選手だが、組まれてグランドへ持ち込まれる。しかし冷静に対応し腕を極めさせない。再びスタンドではパンチの連打から上段前蹴りをヒットさせ印象付けるがポイントは入らず。三浦選手の打撃を警戒した野田選手は接近からの手数が少なくなった三浦選手をグランドへ持ち込みサイドポジションから極めパンチで効果を奪う。更にマウントを狙うが三浦選手は下からの顔面を蹴り、繰り出し反撃するが上手く凌がれ腕十字をセットされ一本負けとなりました。打撃では優勢に進めて いましたが・・・。 -230クラスには阿部宏信選手(37歳・弐段)が関東地区予選2位で他流派の誠真会館 小川選手(21歳・初段)との対戦となりました。開始早々、阿部選手は右スイング気味の強打を入れ効果ポイントを奪う。接近では組んで頭突き+膝蹴りを入れグランドでも上から左右のパンチ+肘で効かせ、流れは完全に阿部選手の展開に。中盤もパンチ連打で効果を奪い組んでは頭突きで効かせる。小川選手も強烈な右ローで反撃するが単発になり続かない。後半も阿部選手が掌底フック連打で効果を奪いタイムアップとなる。結果、効果ポイント☓4で勝利しました。阿部選手が序盤からパンチ強打で乱打戦に持ち込み、試合を作り小川選手の引き出しを開けさせませんでした。 次の準々決勝は地区予選で敗退してる多賀城支部の近田選手(34歳・参段)との対戦となりました。試合前のテーピングチェックで、阿部選手が申告書不備で痛い反則☓2となってしまい気合いが削がれる試合になってしまいました。それでも気持ちを切り替え、何時ものパンチ連打で圧力をかける阿部選手だが動きに切れがない。一方の近田選手は距離を取り、気持ちで余裕の無い阿部選手へ時折ストレートパンチをヒットさせ印象付ける。阿部選手は組んでからの打撃で活路を見出したいが頭突きを封じられグランドでは上から攻められるが何とか凌ぎきる。その後も追いかけるが近田選手に捌かれタイムアップとなる。結果は、近田選手に主導権を握られる展開となり反則☓2のポイント負けとなりました。お恥ずかしい話ですが、自分は申告書を今大会で初めて拝見したものでサポート役として今後はこの様な「失態」を繰り返さない様に注意して参ります。 最後に三浦師範を始め出場した選手・応援してくれた支部塾生・関係者におかれましては本当にお疲れ様でした。 押 忍 シニア重量級 佐々木敦(シニア初段) 所感 今回、東塾長を始め三浦師範のお計らいにより全日本シニア選抜大会への出場機会を与えていただきました。 出場するにあたり、当初は体調が今一つ(4月の東北大会での怪我もあり・・)だったために不安があったのですが、そのこととは逆に緊張を「緩和」する結果となり比較的リラックスして挑むことが出来ました。 試合の方は残念ながら初戦敗退でしたが、今回の試合までの一連の経験を今後の稽古のみだけではなく、生活全般の糧に生かしたい 所存です。 最後に三浦師範始め、一緒に稽古やその際の助言、そして励ましの言葉を掛けてくださった石巻支部の皆様全員に感謝と御礼を申し上げます。ありがとうございました。 押 忍 -250クラス 三浦秀人(弐段) 所感 先ず始めに、この度は2016’北斗旗全日本空道体力別選手権大会に出場させていただきありがとうございました。先月の東北地区予選から約1カ月での試合ということで、いつもより短い期間ながら、三浦師範を始め道場の先輩・後輩方に何時もながらハードに追い込んでいただき(押忍 三浦師範!何時もありがとうございます。)お陰様で試合の日を迎えることが出来ました。 という訳で試合の方ですが、結果は初戦敗退という非常に情けない結果となり(打撃にも集中してないし安易にグランドに引き込まれ過ぎと自分では分析しております)とても反省しています。 最後になりますが試合に出場するにあたり稽古に付き合っていただいた道場の先輩・後輩の方々、そして何より選手目線で全てをサポートしていただく三浦師範ありがとうございました。 押 忍 -230クラス 阿部宏信(弐段) 所感 5月4日(水・みどりの日)仙台市青葉体育館で開催された北斗旗全日本空道体力別選手権大会に出場した所感です。 今回は減量がきつく大変でしたが前日計量をパスすることが出来、夕御飯を沢山食べれたので試合当日は、体調を良く迎えられました。試合会場で受付後に大会パンフレットで、対戦相手を確認してビックリ!!日本空手道誠真会館 東伏見道場の小川選手と初戦です。前年度-250チャンピオン 加藤さんの道場の方でした。「また初戦に他流派か〜」とプレッシャーを感じアップしていると小川選手を見かけました。かなりの高身長で「またビックリ!!」しかし「石巻支部伝統の他流派潰し(勝手に伝統にしましたが)」負ける訳にはいかないので気合いが入りました。 試合が始まって見ると相性が良いのかパンチが良くヒットし、頭突きも丁度良い身長差で一番力が入るポジションで、終わってみれば効果☓4を獲って勝ちました。試合終盤に不用意に強烈なローキックを一発貰い足が腫れなければ最高でしたが・・・ 次の対戦は東北地区予選で負けた多賀城支部の近田でした。雪辱を晴らそうと思っていましたが、私の勘違いでテーピングチェック済みの紙不所持等で反則☓2を貰ってスタートでした正直、集中力が弱まりました。倒すつもりで攻めましたが足に力が入らず、簡単に投げられマウンドパンチで効果を獲られ判定負けでした。 私の不手際で石巻支部の皆さんや対戦相手の近田さんにも迷惑を掛けてしまい、申し訳ありませんでした。猛烈に反省して今後はこの様なことの無い様に注意します。 最後にですが稽古や試合当日も含め三浦師範や小川師範代・先輩方、石巻支部の皆さんに協力を得て試合に出られたことに感謝します。又、試合パンフレットに協賛していただいた日通相馬港運輸(株)阿部靖様。(株)藤建 遠藤秀幸様。(株)糸屋 遠藤香織様と木村美智子様。ありがとうございました。 押 忍 |
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