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●名称及び日時
2016年 北斗旗全日本空道体力別東北地区予選・第48回交流試合
4月3日(日)
●場 所 秋田県立武道館 柔道場
●主 催 
(社)全日本空道連盟 大道塾
●主 管 
大道塾 秋田支部

[師範所感]    
 4月3日(日)秋田県立武道館 柔道場で開催された「16’北斗旗全日本空道体力別東北地区予選及び第48回交流試合」が開催された。
当支部からは体力別予選・交流試合カテゴリー別にエントリーし結果として
-230クラス  阿部宏信(弐段) 準優勝 
-250クラス  三浦秀人(弐段) 準優勝
基本・格闘ルール混合 遠藤秀幸(6級) 準優勝 
空道U19エキシビション 末永あゆ(初段) 勝利者賞 の戦績であった。
 以前の所感でも書いたが、予選出場者(交流試合も含めた出場選手)の試合経過(詳細等については小川師範代及び選手所感(入賞者に対応させて)と画像INDEXを参照ということでとして前途、宏信及び三浦(秀)は準優勝、交流試合入賞者2名だったものの今回、出場した支部塾生は「打撃主体」に拘った感があったね。それはそれで「一つの方向性」としては理解・合点はするが「空道」として当然ながら打撃以外には投げ+グランド(締め・極め)とか掴みからの打撃とかの要素がある訳だから、例えば掴み(投げ)+打撃→グランドに移行する対応(自分から仕掛ける気概も持って)も視野に入れてほしかったね。それを今後の稽古(いろんな要素で修正を補う)において、どう反映させていくか期待したいところだよ。前途した体力別予選に出場した連中は、今回の位置(戦績)ではないはずなので、改めてだが「稽古量の確保」を唱え実践させていきたいね。
小川 英師範代 「試合観戦記」
 去る4月3日(日)秋田県立武道館にて2016’北斗旗全日本空道体力別選手権東北地区予選及び第48回大道塾東北地区各交流試合が開催されましたので当支部出場選手の激戦を振り返りたいと思います。
 -240クラスには馬場一樹選手(1級・35歳)が出場。仙南支部の齋藤選手(1級・36歳)との対戦となりました。序盤から馬場選手はサウスポーからパンチ+蹴りのコンビネーションを繰り出し仕掛けるがカウンターをもらいやや押し込まれる。再び先に仕掛ける馬場選手のコンビネーションから左上段回し蹴りがヒットするがポイントにはいたらず、逆に組まれて膝蹴りで攻められると頭が下がったところを倒されグランドへ持ち込まれる。なんとか凌ごうとするがマウントを取られ決めパンチで効果を奪われ、定番の腕を極められ1本負けとなりました。調子は良かったのでもっと試合を見たかったのですが課題を克服しての再起に期待します。
 -250クラスには三浦秀人選手(弐段・39歳)が出場。リーグ戦初戦の対戦相手の欠場で事実上の決勝戦となった試合は仙台東支部の浜田選手(1級・31歳)との対戦となりました。序盤からいつものステップからパンチ+蹴りのコンビネーションで追い込むと、やや強引に右パンチを狙う。浜田選手は上段回しを警戒しガードを固め、グランド狙いで上手く倒して袈裟固めに移行。三浦(秀)選手も腕をロックして凌ぎきることに。再びアグレッシブに打撃を繰り出す三浦(秀)選手だがグランドへ持ち込まれマウントから決めパンチで効果を奪われる。諦めない三浦(秀)選手は起死回生の変則アキレス腱固めで攻めると、ここでグランド状態から浜田選手の踵落とし風の垂直加撃が反則となりポイントはイーブンとなりタイムアップで延長戦へ。延長戦は三浦(秀)選手がパンチ+蹴りのコンビネーションで攻めると浜田選手はまたしてもガードを固めて距離を詰める。三浦(秀)選手、今度は飛び蹴りまで繰り出し攻めるがグランドへ持ち込まれる。何とか凌ぐが再びグランドからマウントを取られ定番の腕十字をセットされ1本負けとなりました。スタミナ十分でしたが三浦師範からの指摘もありましたがフェイントからの打撃を有効に使えれば違った展開になっていたはずです。次回(本戦)に期待したいと思います。
 -230には阿部宏信選手(弐段・36歳)が出場。リーグ戦初戦の対戦相手は東北本部の木幡選手(3級・32歳)となりました。序盤から右カウンターパンチを合わせて攻勢をかける阿部選手だが木幡選手も打ち合いに応じ打撃戦の展開に。阿部選手は再びパンチ連打から距離を詰め、組んでは頭突き+膝蹴りで攻勢をかけるが木幡選手もカウンターパンチをヒットさせてほぼイーブンの展開となり終盤へ。ややスタミナ切れの感があった阿部選手だが残り十数秒で打ち合いにきた木幡選手に右カウンターパンチをヒットさせ1本勝ちとなりました。そしてリーグ戦総2試合目は角田支部の大橋選手(初段・37歳)との対戦となりました。序盤は右パンチを狙う阿部選手に対し、左腕を下げカウンターフックで応戦する大橋選手の展開なりました。なかなかいつものパンチがヒットしない阿部選手は組んで膝を繰り出し攻めこむがほぼイーブンで推移。終盤は阿部選手が変化をつける意味で前蹴りをヒットさせるとパンチを集め、膝蹴りで印象付けるとタイムアップとなる。判定の結果は優勢勝ちとなりました。リーグ戦3試合目(決勝戦)は多賀城支部の近田選手(弐段・35歳)との対戦となりました。序盤からパンチ連打で仕掛ける阿部選手だが足のはやい(ステップワーク)近田選手を捕まえきれず、お互い決め手の無いまま試合が推移していくが終了間際グランドから袖車絞めを極めかける近田選手でしたがタイムアップで延長戦へ。延長戦では距離を詰め仕掛ける阿部選手だが、相変わらず近田選手を捕まえられない。一方の近田選手は時折、インローをヒットさせ印象付ける。終盤も追いかける阿部選手に対し距離を取り、カウンターを狙う近田選手は互いに決め手を欠いたままタイムアップとなり結果、4−1の判定負けとなりました。今回の阿部選手はいつもより手数が少なかった印象がありますが次回(本戦)に期待します。
 シニア空道ルールには佐々木敦選手(初段・50歳)が久々に出場しました。リーグ戦の初戦はシニアチャンピオン 東北本部の佐藤選手(参段・48歳)との対戦となりました。序盤から佐々木選手は掌底構えから距離を詰めるが、佐藤選手のカウンターパンチをもらってしまう。その後も佐藤選手の攻勢をなかなか止められないが前蹴りで場外へ押し出す。その後、グランドでは上手く凌いでいたがマウントをから十字→裏十字をセットされ1本負けとなりました。試合前のアップが不十分でいつもの動きが出来ませんでした。サポート側として反省しております。
 交流試合一般男子 基本・格闘混合クラスには遠藤秀幸選手(6級・36歳)が出場しました。初戦は多賀城支部の櫻井選手(8級 20歳)との対戦となりました。序盤からからパンチ連打で攻めこむ遠藤選手に対し、櫻井選手も受けてたち「ガチガチ」の打撃戦となる。お互い一歩も引かない試合はパンチでの効果ポイント3−2で遠藤選手の勝利となりました。
そして決勝は東北本部の小関選手(6級・20歳)との対戦となりました。序盤からパンチ連打で突っ込む遠藤選手に対し、捌いてカウンターを狙う小関選手でしたが遠藤選手の圧力に負けてペースを掴めない。組んでは首相撲から振り回す遠藤選手はパンチもヒットさせて効果×2を奪うが、小関選手も効果×1を獲り返し残り30秒に。その後、主審の裁定に迷った遠藤選手が動きを止めたところにパンチをもらい効果×2を奪われ、まさかの逆転負けとなりました。ほぼ勝利は見えてただけに本当に惜しい試合でしたが是非リベンジしてください。
 U-19女子には末永あゆ選手(初段・16歳)がワンマッチに出場しましたが不戦勝となりました。又、シニア(交流試合)の部には工藤選手(シニア8級・53歳)がエントリーしましたが、直前に対戦者が怪我で欠場となり試合が出来ませんでした。残念ですが次回まで稽古を重ねましょう。(車中では結構、飲みましたね 笑)
 最後に三浦師範を始め支部の出場選手・応援に来た支部のみなさん本当にお疲れ様でした。次は全日本に向け強力な選手サポートをお願い致します。  押 忍
基本・格闘ルール混合の部  遠藤秀幸(6級) 準優勝 
今回、秋田県で交流試合出場にあたり過去に2回、同県で試合(13’第46回交流試合と14’秋季交流試合=2大会共に青帯の部)をしたのですが両大会ともにあまり良い思い出(結果)が無く(=怪我をしたりダウンをしたりで・・)今回も秋田県での試合と聞いてちょっと気持ちが引いた部分もあったのですが、いざ初戦の試合が始まるとそんなことも吹っ飛び打撃というより「殴り合い」ました。
 ところが段々とスタミナが切れてきて残りの試合時間を気にする様になり私自身、最初の1分位は負けたくないと言う一心で、打撃をひたすら繰り出したのですが徐々にスタミナが切れてきて、時間ばかりを気にする様になり試合終盤は「時間との戦い」でした。予選クラスと違い(たった)2分なのですが、改めて体力=稽古不足を感じた次第です。
自分ではあまり分からないのですが、ガードが下がっていたみたいで危ない試合(=もろに打撃を受けやすい)になってしまいました。
 初戦の試合(何とか判定勝ち)が終わって、次の対戦相手の試合を見て、あまり前に出てくるタイプでなかったので少し様子を見たつもりだったのですが、いざ試合となり打撃をしてみると直ぐに自分のスタミナが切れてしまい、自分の獲ったポイント以上に相手に獲られたポイントが分からない位の状態で、結果は優勢負けでした。
 今後はスタミナ+技術を身に付けて(=稽古回数の確保!だから 師範・談 笑)挑み、次の結果に繋げたいと思います。  押 忍
体力別予選(-250クラス)準優勝 三浦秀人(弐段)所感  
 押忍。先ず始めにこの度は2016’北斗旗全日本空道体力別選手権大会東北地区予選に参加させていただきありがとうございました。
今回、私は-250クラスにエントリーさせていただきました。結果的には準優勝という形にはなったのですが、内容的には決して誇れる様な試合内容ではないので、情けない限りです。
 これからは心を改めて稽古に精進していきたいと思います。最後になりますが、今回の試合においてサポートしていただきました支部道場の先輩・後輩の方々・そして何より何時も「選手目線」で指導していただく三浦師範(今回は、情けない試合をしてしまい申し訳ございませんでした。)ありがとうございました。  押 忍
体力別予選(-230クラス)準優勝 阿部宏信(弐段)所感 
 平成28年4月3日(日)秋田県立武道館で行われた2016’北斗旗全日本空道体力別選手権東北地区予選に参加しました。
 自分のカテゴリーの-230クラスは参加選手が4人で総当たりのリーグ戦になりました。結果は2勝1敗でした。動きにキレが無く今までにない位に苦戦でした。試合は3試合とも情けない内容で応援していただいた皆さんに申し訳ないです。特にリーグ戦3試合目の試合は対戦相手である近田さんの速い動きに着いていけず、延長の末の判定負けでした。全日本では応援してくれる人たちの期待に応えられる様に頑張ります。    押 忍
 
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今回の(も)移動手段としてマイクロバス(運転手付)を借り上げて

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移動が快適(仮眠も取れて)なので、会場入りしても早朝からの「疲れ」は無かった様で

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本大会会場は秋田県秋田市の秋田県立武道館 柔道場


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審判ルールミーティング
菅原(画像中央)も本大会で副主審の試合もあり真剣に確認しているね


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選手整列(支部毎に=当支部は中央列)して開会式が始まり

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主催支部である秋田支部 小松支部長から開会宣言があり


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佐藤節夫最高相談役の挨拶


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関東地区予選と重なってしまい東塾長は来場されず
代わりに高橋英明全国総運営委員長が来場されての挨拶

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選手宣誓の画

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表彰式(=戦い)が終わって
高橋運営委員長そして(恒例化している!)小松支部長+今回の秋田
遠征で帯同した後藤登米支部長を囲みカシャ やはり!?堅苦しいので


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