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●名称及び日時
2015’全日本空道無差別選手権大会
11月14日(土)
●場 所 
国立代々木第二体育館
●主 催 
(社)全日本空道連盟
●主 管 
大道塾総本部
●後 援
文部科学省・東京都
●協  賛 
イオンモール(株) オフィス・デポ・ジャパン(株) 闘道館

[師範所感]   
 11月14日(土)国立代々木競技場・第二体育館で開催された2015'北斗旗全日本空道無差別選手権大会において、当支部から出場した三浦秀人(弐段)と阿部宏信(弐段)の試合結果として
 三浦(秀)は初戦で羽島選手(関西本部)から終始、試合展開で優位で展開し判定勝ち。次戦の田中選手(御茶ノ水支部)とは最初のグランドでは優位に展開出来たものの2回目のグランドでマウントからの効果を獲られ、そこからの流れで腕十字を極められ1本負けに。
 一方の阿部宏信(弐段)は初戦(シードにより2回戦からの出場)の三村選手(北河内支部)から都合、効果×2を奪取しての勝利。次の試合では目黒選手(長岡支部)に終盤まで打撃戦の展開となり最後は手数の差か判定負けという結果・戦績に終わった。
又、出稽古の機会により今回の試合結果(所感含め)を掲載する女子の部に出場した戸田佳奈子(1級・登米支部)リーグ戦2敗の戦績だったが春期(地区予選・全日本)以降で打撃の出し入れとか掴みからの打撃(流れ)は自力が付いて来たものの、試合結果を受けての稽古修正は彼女自身の課題になるので今後に期待したいよ。
 全日本ジュニアでの「師範所感」でも書いたが今後に向けた修正事項・・・単的には「稽古の継続」を念頭に精進するということは「第一」だが、本大会での試合展開及び内容等を踏まえ修正事項とかを稽古で対応する内容とかを出場選手は勿論、支部(一般部)塾生にも良い意味で「還元=共有」出来る様にしていきたいと思うよ=もう次の戦いは始まっているので。
 今回の試合経過等については、以下の小川 英師範代及び選手達の所感+画像で試合経過(結果)等の詳細を参照ということではあるが、改めて本人達の自戒に期待したいね。
小川 英師範代 「試合観戦記」 
 去る11月14日(土)国立代々木第二体育館にて2015’北斗旗全日本空道無差別選手権大会及び全日本空道ジュニア選手権大会が開催されましたので出場選手の激戦を振り返りたいと思います。
 女子の部リーグ戦には当支部への出稽古を重ねている登米支部 戸田選手(1級)の初戦は打撃・投げ技・寝技で安定感のある札幌西支部 大谷選手(2級)との試合(本大会の優勝選手になりました!)でした。過去の対戦では投げ技等での苦杯した経験から序盤からやや慎重な立ち上がりになりました。パンチ+蹴りのコンビネーションで打撃主体の戸田選手に対し組んでの打撃+投げ技でグランドへ持ち込む大谷選手の展開は、倒され膝を付いた戸田選手に膝蹴りを当ててしまうと、その後にマスクを掴んでの打撃で反則☓2が大谷選手に入る。しかし主導権は投げ技とグランドでコントロールした大谷選手であり延長となりました。延長戦も同様の展開となりましたが、戸田選手は圧力を強める大谷選手に投げからバックマウントを取られそうになるが、凌ぎ切るも打撃で勝負に出たところカウンターパンチを入れられ効果ポイントを奪われ敗戦となりました。そしてリーグ戦2試合目は春の体力別とアジアカップを制した多賀城支部 今野選手(初段)となりました。こちらも対戦経験のある相手ですが前試合の反省から戸田選手は積極的に打撃+投げ技で勝負に出ます。投げが崩れてマウントを取られる場面もあったが凌ぐ展開に。しかし組まれパンチで攻められやや効かされる。後半パンチで勝負に出た戸田選手だが目線が下がったところにカウンターパンチをもらい効果を奪われ敗戦となりました。2試合ともトップ選手との試合でしたが得るものもあったと思いますので今後に期待します。
 次に北斗旗初陣となった三浦選手(弐段・38歳・246)のブロックトーナメント初戦は関西本部 羽島選手(初段・41歳・233)となりました。地区予選以降の稽古回数をこなしスタミナ十分での試合はパンチ+ミドルコンビネーションを繰り出す三浦選手が蹴りをキャッチされグランドへ持ち込まれるが下からの打撃で攻勢をかけ、印象付けると今度は得意投げ技で試合を作る。1発狙いの大振りパンチもあったが飛び前蹴りまで繰り出し5−0の判定勝ちとなりました。次の試合はシードの御茶ノ水支部 田中選手(初段・28歳・239.9)となりました。北斗旗上位入賞経験者でありMMA参戦など打撃・極め・グランドの技術に長けた強者です。開始早々、三浦選手は切れてる(腰の入った)ミドルをヒットさせるがキャッチされグランドへ持ち込まれるが上体を投げ技風に組んでロックし何とか相手の動きを封じる。その後も得意のミドルで勝負をかけるが再びキャッチされマウントから腕十字で一本負けとなりました。北斗旗初戦突破は立派だと思うし予選での反省を活かした戦いは素晴らしいと感じました。今後に期待します。
 北斗旗常連・ブロックトーナメントシードの阿部選手(弐段・36歳・232)の初戦は北河内支部 三村選手(1級・27歳・238)との試合となりました。序盤からパンチの強打で場外まで追い込むが三村選手は投げで対抗する。その後はパンチフェイントからローをヒットさせ流れを作るとエンジンの掛かった阿部選手はパンチで効果を奪い、組んでは頭突きで印象付ける。後半、頭突きからパンチを当て再び効果を奪いポイント勝ちとなりました。次の試合は春の体力別とアジアカップを制した異次元の動きをする長岡支部 目黒選手(初段・22歳・231.7)との対戦(本大会の準優勝者となりました!)となりました。序盤から得意の強打で追い込む阿部選手だが、上手くパンチをかわされ得意の上段前蹴りを逆に当てられてしまう。それならばと組んでの頭突きで勝負を掛けるが膝蹴り連打を入れられ動きを封じられる。その後も追い回すが獲られきれず逆にカウンターパンチをもらってしまう。何とか気持ちでパンチを振るうがタイムアップとなり5−0の判定負けとなりました。やはり異次元の動きでしたが次回は強打を当てられる様、今後に期待します。
 最後に三浦師範を始め選手・塾生・父兄の皆さん他、応援サポートいただきましたみなさん本当にお疲れ様でした。今後も石巻支部選手の強力なサポートをお願いいたします。  押 忍
全日本女子の部 登米支部 戸田佳奈子(1級)所感 
 11月14日(土)国立代々木第2体育館にて開催された全日本無差別選手権大会に出場してきました。春の体力別に続き2回目の全日本の大会でしたが、前回よりも緊張や気負い無く試合が出来ました。
 対戦相手は多賀城支部の今野選手と札幌西支部の大谷選手でした。どちらも間合いの取り方や組んでからの打撃に課題が残った様に感じます。両選手には見習わなければいけないことが沢山あり、今回も試合をさせてもらいとても良い経験になりました。
そして打撃・投げ技・関節技等、取り組まなければいけないことは山程あるなと痛感しました。
 又、9月の東北地区予選後は仕事の都合上、思うように稽古が出来ずとても苦しい時期がありました。そんな中でも出稽古の継続を快く承諾していただいた三浦師範、定時での稽古時間外で指導していただいた後藤先輩にはとても感謝しています。今回は“勝利”という形で結果は出せませんでしたが、大会に向けての稽古は確実に蓄積されたと思います。勝ち負けというよりは自分が満足出来る試合が1つでも多く出来る様に今後も精進していきます。12月には昇段審査を受験するため、気を抜かずに稽古に取り組んでいきたいと思います。  押 忍
全日本無差別 2回戦 三浦秀人(弐段)所感   
 始めにこの度は2015’北斗旗全日本空道無差別選手権大会に出場させていただきありがとうございました。自分自身、全日本クラスの大会は今回が初めてで「決定通知」をいただいた時は、嬉しい気持ちも勿論あったのですがそれと同時に多少、不安な気持ちも有りでかなり複雑でした。三浦師範にはその気持ちを見透かされた様で「稽古で不安を払拭しろ」と言われんばかりにハードに追い込んでいただき、ある意味で充実した地区予選からの約1カ月半を送ることが出来ました。
 という訳で試合の方ですが初戦は関西本部の羽島選手でした。自分よりも体力指数が下の選手ですが、かなり攻撃力がある選手だと聞いていたので1発だけは貰わない様に戦いなんとか辛勝。正直、必死すぎてよく覚えていません。
 続く2回戦は今大会第3位の田中選手(御茶ノ水支部)でした。自分よりも10歳位若いのに、老獪な試合運びとグランドテクニックでした。1回目のグランドをなんとか凌いだのですが、2回目のグランドで力尽きてしまい腕十字で負けてしまいました。悔しいけれど、これが今の実力なのでこの経験を今後の稽古に生かし精進していきたいと思います。
 最後になりますが、大会に出場するにあたり稽古に付き合っていただいた道場の先輩・後輩方・試合でのセコンドのみなさま、快く稽古に送り出してくれる私の家族。そして何より貴重な時間を割いてまで、選手目線で指導していただいた三浦師範、大変ありがとうございました。これからも御指導よろしくお願いします。  押 忍!
全日本無差別 3回戦 阿部宏信(初段)所感  
 11月14日(土)に開催された無差別選手権へ2年ぶりに出場=久々な国立代々木第二体育館で試合が出来て光栄でした。今大会に出場出来るのは御指導いただける三浦師範や先輩方、稽古に付き合って下さる仲間たちのお陰だと思います。ありがとうございました。又、会場にて応援していだいた清水先輩夫妻・石巻支部父兄方々・少年部の子供達にも大変感謝しています。ありがとうございました。
試合内容ですが1回戦はシードの為、実際の初戦は2回戦で時間帯は13時頃でした。
それまで石巻支部は、ほぼ良い流れで来たので良い雰囲気で試合に挑めました。初戦の相手の方は1回戦を回転の利いたパンチで勝ち、尚且、私より体力指数が10近く上なので、パンチの打ち合いを避け、出だしローキックで攻め様子を見ることにしました。すると相手に先にパンチで効果を獲られて追う展開になりその後、パンチ連打で効果1を取り返し、更に上段前蹴りで効果1を追加して逆転優勢勝ち。一瞬ヒヤッとしましたが上手くまとめる事が出来て良かったです。
次の3回戦は今春の体力別、私と同クラス(-230)チャンピオンの目黒君。合宿(SC)等でスパーリングをする機会はありましたが、試合で対戦するのは今回初めてでした。勿論、強い選手なのは知っていましたが正直これ程強いとは思わなかったです。今まで格闘技をやって来て最強だったかもしれません。内容は、前半位に貰ったパンチで記憶が半分飛んでいて正確に覚えていませんが、恐らく私に合わせて戦ったのかな?と言う印象で、それでも歯が立たない「ショッパイ内容」で負けました。
 これからは今回の選手権で決勝に進出した目黒君・清水選手の様に少年部から実績を積んだ強い選手が沢山出て来て、日本の空道を底上げしてくれるでしょう。
それまでは今後も頑張って行きますので、これからも御指導・御協力宜しくお願いします。  押 忍
 
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試合会場である国立代々木第二体育館内の
北斗旗チャンピオンフラッグ


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試合前日は全国運営会議に出席


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各自アップ前にカシャ!
無差別選手権に出場の三浦(秀)・宏信
ジュニア選手権に出場のあゆ・ひなの・遥翔

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審判ルールミーティング


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役員・審判団そして選手整列


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戦い終えて
清水一家+無差別・ジュニア出場選手とその父兄も一緒にカシャ
経過・結果等は以降のインデックス+所感を参照ということだが
やはり(?)表情等が堅苦しいので

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もう少しということで


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まぁこれで良いかとしまして


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女子の部 登米支部 戸田佳奈子(1級) 試合回想
前日計量を一発パスし、その後は宏信と一緒にリングの感触を確かめて

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ミットを使ってのアップシーン


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