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●名称及び日時
2015年 北斗旗全日本空道無差別東北地区予選・第47回交流試合
9月21日(月・敬老の日)
●場 所
おいらせ町いちょう公園体育館
●主 催 
(社)全日本空道連盟 大道塾角田支部
●主 管 
日本ワールドゲームズ協会加盟団体(社)全日本空道連盟

[師範所感]
 21日(月・敬老の日)おいらせ町いちょう公園体育館で開催された「15’北斗旗全日本空道体無差別東北地区予選・第47回交流試合」が開催された。当支部からは無差別予選・交流試合カテゴリー別にエントリーし結果として
阿部宏信(弐段) 準優勝
三浦秀人(弐段) ベスト8 の戦績を残した。
 以前の所感でも書いたが、予選出場者(交流試合も含めた出場選手)の試合経過(詳細等については小川師範代及び選手所感(宏信と三浦(秀)そして出稽古の関係で登米支部(一般女子部)戸田に対応させて)と画像INDEXを参照ということで)として前途、宏信は準優勝はしたものの他の予選に出場した支部塾生は「打撃主体」に拘った感があったね。それはそれで「一つの方向性」としては理解・合点はするが「空道」として当然ながら打撃以外には投げ+グランド(締め・極め)要素がある訳だから、掴み(投げ)→グランドに移行する対応(自分から仕掛ける気概も持って)も視野に入れてほしかったね。それを今後の稽古(いろんな要素で修正を補う)において、どう反映させていくか期待したいところだよ。前途した無差別予選に出場した連中は、今回の位置(戦績)ではないはずなので、改めてだが「稽古量の確保」を唱え実践させていきたいね。
小川 英師範代 「試合観戦記」  
 去る9月21日(月)青森県おいらせ町 いちょう公園体育館にて全日本空道無差別選手権東北地区予選・第47回東北地区交流試合が開催されましたので当支部出場選手の激戦を振り返りたいと思います。今回は岡崎選手(弐段)が高熱の為、当日欠場となってしまい予選は3選手の参戦となりました。
 馬場選手(指数237)1級・34歳の初戦は角田支部の大橋選手(指数229)初段・37歳となりました。序盤から馬場選手はサウスポーで独特の構えからパンチ+ケリを繰り出し攻め込むが、回りこまれカウンターパンチを合わせられ効果ポイントを奪われる。再び距離を詰めてパンチを振るうが組まれて、場外際で倒されグランドに持ち込まれるが何とか凌ぎきる。上手く打点を外す大橋選手を捕らえきれない馬場選手だが再び体を振って距離を詰めケリ+パンチを繰り出し追い込むが、又もカウンターパンチで効果を奪われる。その後は中央で組まれて倒され、マウントパンチの効果から腕を取られアームロックで1本負けとなりました。今回は稽古回数を重ねての試合での敗戦となりましたがスタミナも切れることも無く攻める姿勢は今後に繋がると思います。
 三浦選手(246)弐段・38歳の初戦は仙台東支部の浜田選手(250)2級・30歳となりました。序盤から三浦選手は右ハイキックをヒットさせ効果ポイントを奪うが、その後は1発狙いの大振りフックを繰り出す単調な攻めになり、組まれてグランドへ持ち込まれしまう。寝てからの打撃を入れられ苦戦するが何とか凌ぎ場外へ。再びスタンド勝負ではフックを振り回す三浦選手に対し浜田選手は組みつき倒しグランドへ持ち込み、マウントから決めパンチで効果を奪い返す。その後はお互い決め手を欠きタイムタップ。主審判定の結果、延長となりました。明らかに打撃(三浦)対寝技(浜田)の構図である。延長戦は開始早々三浦選手の右ミドル?(ハイ?)がタックルにきた浜田選手にカウンターの膝を合わせた格好となり1本勝ちになりました。(本人曰く、ヒザ蹴りを狙っていたそうです)
 ベスト4をかけた試合の相手は浜田選手の同門仙台東支部の越後選手(243)初段・33歳となりました。浜田選手同様に寝技が強く試合運びに長けた選手である。開始早々、三浦選手はパンチ+蹴りで仕掛けるが越後選手は上手く組みつきグランドへ持ち込む。マウントを取られた三浦選手は不用意に返そうとしたところ、カウンターの裏十字を決められ無念の1本負けとなりました。稽古回数を十分にこなしての試合は持ち味(打撃)を十分に発揮出来たと思いますベスト8も立派です。ただ課題克服も急務であり今後も精進あるのみですね。
 阿部選手(232)弐段・36歳の初戦は角田支部の斎藤選手(238)4級・31歳となりました。序盤は慎重になりカウンター狙いで手数の少ない阿部選手に対し斎藤選手は距離を取り時折ローを単発だがヒットさせ印象付けグランドでは上から攻める。中盤以降、エンジンのかかった阿部選手のパンチが入り効果ポイントを奪う。その後も組んでは頭突き+アッパーで攻勢をかける阿部選手は巴投げからマウント決めパンチで再び効果を奪い結果ポイント優勢勝ちとなる。
 ベスト4をかけた相手は仙台東支部の岡田選手(232)弐段・46歳となりました。やはり組み技=寝技の強い選手です。序盤からサウスポーで待ちの岡田選手に慎重になり不用意には出ず距離を取る阿部選手だが満を持してパンチで仕掛ける、しかし組まれてグランドへ持ち込まれる。阿部選手も凌いでいたが気持ちが途切れた瞬間、マウントから決めパンチで効果ポイントを奪われてしまう。スタンドでは阿部選手がパンチを集めて距離を詰めるが又も組まれて打撃を封じられてしまう。それならばと組んでからの頭突き等で反撃に転じるが岡田選手も頭を下げさせ膝を狙う、ここで岡田選手のマスク掴みの警告がありタイムアップとなる。結果は判定で延長となる。
序盤から打撃勝負の阿部選手に対し、組んでグランドへ持ち込み寝技勝負の岡田選手。お互い気持ちのこもった試合となり阿部選手もグランドではV1アームロックを決められそうになるが凌ぎきり巴投げからマウントを狙い攻める。後半終了間際、パンチの連打で攻めた阿部選手のパンチがヒットし効果ポイントを奪いタイムアップ。何とかぎりぎりでポイント優勢勝ちとなりました。岡田選手のスタミナに驚かせられたと同時に今回は運が良かったとい言える試合でした。
 準決勝の相手は角田支部の大橋選手(229)初段・37歳となりました。何度も手合わせしているが打撃+グランドもオールラウンドにこなす選手で前試合も良い動きをしておりました。序盤から圧力を掛け距離を詰めパンチを繰り出す阿部選手に対して大橋選手も下がりながらカウンターを狙う。阿部選手のパンチ連打がヒットし効果ポイントを奪う。大橋選手も下がりながらタイミングの良いパンチを返し打撃戦の展開になる。その後も阿部選手のパンチの手数が優り、再び効果ポイントを奪う。最後まで自分のスタイルで戦えた阿部選手がポイント優勢勝ちとなりました。
 決勝戦の相手は三浦選手に1本勝ちした仙台東支部の越後選手(243)初段・33歳となりました。寝技の強い選手なのでマウントを取られても無理をせず、腕を取られない様に注意しようと阿部選手と話をしました。開始早々、阿部選手は距離を詰めた越後選手に組まれ膝の連打で出鼻をくじかれると倒されグランドへ持ち込まれる。マウントから決めパンチで効果を奪われるが防御体制をとり対応する阿部選手。しかし予想外のフットチョークを決められ1本負けとなり結果は準優勝でした。体力指数232では立派だと思います。全日本まで課題克服に取り組んで行きましょう。そして女子部ワンマッチ二回戦方式には当支部へ出稽古回数を重ねた登米支部戸田選手・1級が札幌西支部大谷選手・3級と2試合を行いました。春の全日本での対戦では敗戦強いる相手でもあります。1試合目は戸田選手の切れのあるパンチ+ケリのコンビネーションからのパンチがヒットし効果ポイント勝ちとなりました。2試合目は戸田選手が大谷選手の投げ技を警戒した事でとにかくパンチを当てたい意識から、正面での打ち合いとなり視線を下げたところに逆にパンチをもらうことに、その後に組まれてグランドに持ち込まれバックを取られるが、前方への投げの動作で凌ぐがバックマウントから決めパンチで効果ポイントを奪われ敗戦となりました。しかしまだまだ伸びる選手なので期待大です。又、今回はU19男子等の試合もあり確実に若い力も育っていると実感いたしました。最後に三浦師範を始め選手、支部塾生のみなさん本当にお疲れ様でした。今後はまた全日本に向け強力なサポートしていきましょう。  押 忍
無差別東北地区予選 女子の部 登米支部 戸田佳奈子(1級)所感  
 平成27年9月21日(月・敬老の日)青森県おいらせ町で開催された無差別予選に参加しました。試合カテゴリーは札幌西支部の大谷選手とのワンマッチ二回戦方式でした。ワンマッチでしたが同じ対戦相手と2回の試合を行い勝利者を決めるという形式で行われました。
 結果は1勝1敗(ポイント差で負け)でしたが2試合共にパワーで負けていたと思います。かなり押されてしまいました。技術面でも相手との距離を図るということや、パンチ+蹴りのコンビネーション等々、稽古の成果を出すことは出来ませんでした。
又、プラスして「相手に勝つ」という気持ち(メンタル的要素)が対戦させてもらった大谷選手よりも不足していた気がします。選手として戦う上で見習わなくてはいけないなと思いました。3月の地区予選・5月の全日本、そして今回の大会を経験し自分のスタイル(目指すところ=目指したいところ)がほんの少しですが見えてきたのかなと思います。
 現在まで指導していただいたことは、今回の試合では出せませんでしたが蓄積されている・・はず!なので、今後も継続して稽古に励んでいきたいと思います!改めて御指導の程宜しくお願いいたします。
 最後になりますが日々の出稽古での指導、そして試合への参加のためバスに同乗させていただき本当にありがとうございましたm(_ _)m  押 忍
無差別東北地区予選 三浦秀人(弐段)所感  
 この度は2015’無差別東北地区予選に参加させていただきましてありがとうございました。自身、先の地区サマーキャンプにおける昇段審査において、ある程度の稽古をこなしてきたとはいえ、約2年ぶりの無差別の試合だったので参加のお話を師範からいただいた時は多少、不安な気持ちはありました。その気持ちを見透かれた様に稽古はハードに追い込んでいただき、お陰様で試合当日には完全ではないのですが、不安を払拭することが出来ました。(押忍!いつもありがとうございます。)
 という訳で試合の方ですが、初戦の相手は仙台東支部の浜田選手。自分よりも8歳も若く凄く勢いのある相手でした。かなりグランドで苦しめられ、途中で諦めそうになりましたが、何とか持ちこたえ打撃で一本勝ちをすることが出来ました。ある意味、スタンドで勝負する石巻支部のスタイルを実践出来た試合だと思い(自分的には)ます。そして、次の相手は今回優勝した越後選手。凄くグランドのテクニックに長けた選手という印象がありグランドに持ち込まれることを警戒するあまり思い切った打撃が出来ず、それどころか警戒していたグランドに持ち込まれ一本負けしまい情けない限りです。 
 最後になりますが今回、試合参加するにあたりサポートしていただいた道場の先輩、後輩方、そして何よりいつも選手の目線で指導していただく三浦師範ありがとうございました。今回の反省を踏まえ日々の稽古に生かしていきますのでこれからも、御指導よろしくお願いします。 押 忍
無差別東北地区予選 準優勝 阿部宏信(初段)所感  
 21日(月・敬老の日)に青森県おいらせ町で開催された北斗旗空道無差別選手権東北地区予選にて、自分は準優勝をすることが出来ました。無差別で結果が出たのは初めてで大変嬉しいです。又、この様な結果を出せたのも毎日御指導いただいている三浦師範や先輩方、一緒に稽古している仲間達のおかげだと思います。ありがとうございました。当日は開会式が昼12時からで、何時もより遅く日中の移動の為、バスの中で良く寝れず4時間大変でした。
 試合の内容ですが今回は「ダメ元で色々やってみよう!」がテーマでした。初戦は角田支部の齋藤選手。初戦は、いつもの様に固さがありましたが組んで頭突き+投げ+決め突きで効果☓1+パンチ連打で効果☓2 。ガチガチのロボットみたいな動きだったと思いますが勝てました。
 次の二回戦は仙台東支部の岡田選手。何度か綺麗に投げられグランドに入りましたが、下からの打撃で対応出来ました。本戦では決着が付かず延長に入りましたが、パンチ連打で効果を獲り勝利出来ました。
 準決勝は角田支部の大橋選手。やっとエンジンが掛かってきてパンチ連打+バックブロー等で効果☓2を獲り勝利して、いつの間にかの決勝戦です。
 決勝の対戦相手は仙台東支部の越後選手。去年の無差別東北大会で負けている選手です。前回と同じ様に組んで倒されグランドへ。直ぐマウントを取られマウント(決め)パンチで効果を獲られ、その後に腕関節を取られない様にガードしていると知らない締め技で締められ一本負けでしたが大変勉強になりました。
今後も空道を探究しメンタルやフィジカルのパワーアップを行いたいです。 押 忍
 
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無差別予選+交流試合の試合会場は青森県おいらせ町いちょう公園体育館

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今回の(も)移動手段としてマイクロバス(運転手付)を借り上げて


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審判ルールミーティング


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開会式が始まり
試合カテゴリー別に整列

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我妻支部長からの開会宣言


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東塾長から挨拶


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選手宣誓


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戦い終えて
東塾長を囲みカシャ 当然ながら堅苦しいので

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もう少し(今一歩?)ということで


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まあ、これで良いかとしまして


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