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●名称及び日時
2015年 北斗旗全日本空道体力別東北地区予選・第50回交流試合
3月22日(日)
●場 所 七ヶ浜武道館 
●主 催 
(社)全日本空道連盟 多賀城支部
●主 管 
日本ワールドゲームズ協会加盟団体(社)全日本空道連盟

[師範所感]
 22日(日)七ヶ浜武道館で開催された「15’北斗旗全日本空道体力別東北地区予選及び第50回交流試合」が開催された。
当支部からは体力別予選・交流試合カテゴリー別にエントリーし結果として
-230(軽 量 級) 阿部宏信(弐段) 優 勝  ※自身、同クラス「三連覇」を達成!
白帯の部     目黒貴博(無級) 優 勝  の戦績だった。
 以前の所感でも書いたが、予選出場者(交流試合も含めた出場選手)の試合経過(詳細等については小川師範代及び選手所感(宏信と目黒に対応させて)と画像INDEXを参照ということで)として前途、宏信は優勝したものの他の体力別予選に出場した支部塾生は「打撃主体」に拘った感があったね。それはそれで「一つの方向性」としては理解・合点はするが「空道」として当然ながら打撃以外には投げ+グランド(締め・極め)要素がある訳だから、掴み(投げ)→グランドに移行する対応(自分から仕掛ける気概も持って)も視野に入れてほしかったね。それを今後の稽古(いろんな要素で修正を補う)において、どう反映させていくか期待したいところだよ。前途した体力別予選に出場した連中は、今回の位置(戦績)ではないはずなので、改めてだが「稽古量の確保」を唱え実践させていきたいね。
小川 英師範代 「試合観戦記」
 去る3月22日(日)北斗旗全日本体力別選手権東北地区予選及び第50回東北地区交流試合が七ヶ浜武道館にて開催されましたので、当支部出場選手の激戦を振り返りたいと思います。
 -240クラスには馬場選手(2級34歳・239,9)がいつもより稽古回数を重ねて初戦を迎えました。相手は青森支部 小野選手(4級23歳・235)序盤から馬場選手はサウスポーから様子を伺うが、慎重になりいつものリードパンチ+蹴りのコンビネーションが出ず、場外際に相手選手のカウンターパンチがヒットし先に効果を奪われてしまう。取り返すべく距離を詰めパンチを振り出すが、怪我(腰痛)が響いている様で、動きが重く決めきれないままタイムアップ、無念の優勢負けとなりました。しかしながらスタミナ切れもなく、攻められながらも下を向かず相手を見ることが出来ており、今後に繋がる試合であったと思いますので「稽古回数増」を期待します。
 260+クラスには岡崎選手(初段40歳・279)が出場。リーグ戦初戦の相手は仙台東支部 洞口選手(1級28歳・279)となる。開始早々、洞口選手が体重を乗せたパンチの連打で攻め込み、岡崎選手は下がりながらもパンチを繰り出し応戦するが場外へ。一気に打撃戦の展開となるが、洞口選手のパンチ連打が入り効果ポイントを奪われてしまう。どうしても自分の打撃終わりに下がってしまう岡崎選手だったが、逆にカウンターの膝で効果を奪い返し五分の展開に持ち込む。しかし洞口選手の圧力は相変わらずで下がりつつ応戦するがタイムアップ。結果、下がる展開の印象が響き5−0の判定負けとなる。リーグ戦2戦目は青森支部 奈良選手(2級24歳・265)となる。序盤からこちらも打撃戦となり下がりながらも場外際、強烈な左ミドルをヒットさせる岡崎選手、対する奈良選手もこれまた強烈なローをヒットさせ効かせる。再びローで攻める奈良選手にパンチで勝負をかけた岡崎選手だが奈良選手のパンチ連打がカウンターで入りダメージが深く試合続行不能となる。古傷や前試合のダメージが残り、ふと弱気な言葉を発した岡崎選手だったが、欠場はせずリーグ戦3戦目へ挑むことに。相手は東北本部の岡選手(初段42歳・275)東北本部ではよく知られる相手でベテランの実力者である。序盤からダメージを引きずりつつも、パンチで勝負する岡崎選手だったが逆に連打をもらい効果を奪われる。距離を詰めるが組まれて脇下を取られ後方へ倒されグランドの展開となる。マウントを奪われ下から返そうとするがカウンターの裏十字を極められ一本負けとなる。心折れずに真向勝負を見せてくれました本当にお疲れ様でした。28日の支部(昇段)審査も是非とも頑張っていただきたいと心の底から思います。
 そして-230クラスには地区予選三連覇を賭け阿部選手(弐段35歳・229.9)が出場。初戦の相手は多賀城支部 吉田選手(6級28歳・229.9)である。序盤からパンチ連打で攻め効果を奪うと、またもパンチをヒットさせ連続効果を奪うと今度は強烈な右カウンターパンチヒットさせ有効を奪い、怒涛のパンチラッシュで一方的に攻めると主審が試合を止め1本勝ちとなる。次戦準決勝の相手は角田支部 大橋選手(初段36歳・229)である。オールラウンドにこなす隙のない選手で、阿部選手同様しっかりと稽古を重ねている様だ。序盤から互いに様子見からグランドの展開になるが場外へ。スタンド勝負では互いに決定打が無いが駆け引きを楽しんでいる様にも見える。中盤以降、阿部選手のパンチがヒットし効果を奪うが、すかさず大橋選手もパンチで効果を奪い返しイーブンになる。後半には阿部選手が再びパンチ連打で効果を奪い、印象付けるとここでタイムアップとなり優勢勝ちとなる。緊張感のある素晴らしい試合でした。決勝の相手は東北本部 渡部選手(初段35歳・229.9)第2回世界大会3位の実績のある実力者で、前々回の体力別予選では敗戦しており、リベンジもかかっている。序盤から阿部選手はパンチ連打で場外際まで追い込み、前蹴りを顔面にヒットさせペースを掴むと、フェイントからパンチ+蹴りのコンビ、組んでは頭突きを繰り出す。打ち合いでは手数で優るパンチをヒットさせ、効果を奪い完全に阿部選手のペースになる。結果は効果3を奪い文句無しのリベンジを果たし三連覇しました。本当におめでとうございます。ほぼ休まなかった稽古はウソをつきませんでした。全日本の舞台では大いに暴れてもらいたいと思います。
 又、交流試合でデビューした阿部和幸選手。対戦相手の目黒選手とは同門の試合となりましたが「ガチ勝負」となり目黒選手が立て続けの上段蹴りをヒットさせ一本勝ち(技有り☓2)となりました。2人には次回は是非とも予選への参戦を希望いたします。先ずは稽古を重ねましょう!今大会は参加人数が当支部出場者数同様に少なかったですが、-260クラスでは秋田支部の高野選手(弐段47歳)が復活し優勝。-240クラスでは仙南支部の塚原選手(初段43歳)が優勝とベテランの健在をアピールしました。又、一般女子部では石巻支部出稽古で汗を流した戸田選手が実力を発揮し優勝しました。改めて戸田さん・後藤支部長本当におめでとうございました。怪我をした鈴木さん次回の奮起を期待します。
 最後に三浦師範を始め、選手・支部塾生・サポート+応援いただきましたみなさんお疲れ様でした。今後は5月に向け選手を全力でサポートしていきましょう。  押 忍。
交流試合・白帯の部 勝利者賞 目黒貴博(無級)所感  
 3月22日に私は交流試合に参加しました。たくさんの方々の応援やサポートもあり、無事試合を終えることが出来ました。ありがとうございます。
今回(入門して間もないということもあり)初めての試合であり、又、私の出場する白帯の部は1回きりの「ワンマッチ」ということもあり緊張により試合前から体が固くなっていました。その様な中、午前中に先輩方の試合を見ていく中で迫力に圧倒されながらも、自分自身の気持ちも高めることが出来ました。
 しかし、いざ自分の試合が始まると緊張と自分よりも大きな体格の相手との試合ということもあり冷静さを失い、体が思う様に動かずローキックにばかり頼る試合内容になりました。もっと冷静になり左右の動きを入れていけば、試合を有利に運べたと思うと悔しい気持ちが湧いてきます。
 試合内容としては納得のいくものではありませんでしたが、今まで味わうことの無い緊張感の中での試合を通したことについては、とても貴重な体験が出来たと思います。これからは青帯になり顔面への打撃が有りになるので、今まで以上に気を引き締めて参りたいと思います。  押 忍
体力別予選(-230クラス)優 勝 阿部宏信(初段)所感  
 2015年3月22日(日)県内七ヶ浜武道館で開催された「北斗旗全日本空道体力別東北地区予選-230クラス」で優勝し、2013年・2014年・2015年と三連覇となりました。
今回は昨年と比べ生活環境が変わり不安感がありましたが、無事大きいダメージも無く、勝てて安心しています。又、やはり勝つ為には普段の稽古が重要で三浦師範や一緒に汗をかいて稽古する先輩や仲間には、何時もながら感謝です。
当日は出発時間で皆さんの負担にならない様、地元宮城県内と言うこともあり1人で会場に向かいました。想像以上に早く着き過ぎましたが、武道館の周りをアップも兼ねて散歩しリラックス出来ました。支部の先輩方と合流後はシャドー・ミットを使ったアップで汗をかき、割と状態良く初戦を向かえましたが、やはり初めは少し動きに固さが合った様な気がします。必要以上に力の入ったフックが相手にヒットした様で、技あり・効果等のポイントを、いくつか取ることが出来て、いつの間にか試合時間途中で終わった感じです。 
 準決勝は前に試合経験のある角田支部の大橋選手。ほどんどの時間がスタンドでの攻防になり、確か(=記憶上では・・)パンチで効果を獲っての優勢勝ちでした。
 続く3回戦は参加数の関係で決勝戦です。3年前に僅か1分半位で一本負けした東北本部の渡部先輩。東北大会体力別-23クラスで唯一負けたことがある選手です。これは気合いが入る試合でした。内容は興奮していたので良く覚えていませんが、前蹴りからの連絡でパンチ連打によりポイントを獲った様です。三連覇よりリベンジ成功の方が嬉しいです。続く5月の全日本体力別もそろそろ結果が欲しいので上位に食い込める様に、これからの稽古も含めて頑張ります。  押 忍
 
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本大会の会場は宮城県七ヶ浜武道館

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会場入りし道着に着替え

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三役(塾長・最高相談役・評議委員長)・事務局長も到着して

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選手整列(支部毎に=当支部は左端)して開会式が始まり


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主催支部である多賀城支部 中川支部長から開会宣言があり


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佐藤節夫最高相談役の挨拶


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東塾長の挨拶

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選手宣誓の画

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表彰式(=戦い)が終わって
塾長・事務局長そして(恒例化している!)小松支部長を始め秋田支部の面々+出稽古での交流から後藤支部長と一般女子の部 優勝の戸田選手を囲みカシャ   やはり!?堅苦しいので

※1 3支部での撮影となると当支部塾生の位置取りに難が・・・
※2 俺と小松支部長は阿吽の呼吸か=送り襟締めが「はやり」の様で? 
     いつも付き合ってくれる秋田支部の藤田選手 ありがとうね

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もう少し=今一歩ということで

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