●名称及び日時 2014年 第45回大道塾東北地区交流試合 9月15日(月・敬老の日) ●場 所 秋田県立武道館 柔道場 ●主 催 (社)全日本空道連盟大道塾 秋田支部 ●主 管 日本ワールドゲームズ協会加盟団体(社)全日本空道連盟
[師範所感] 15日(月・敬老の日)に秋田県立武道館 柔道場で第45回大道塾東北地区交流試合 が開催された。 当支部からは空道(ルール)の部・一般青帯・シニア空道ルールの各クラスにエントリーし、結果は「お知らせ」「師範ブログ」を参照、試合詳細等は以下の小川師範代の観戦記・選手所感を参照ということではあるが、今回の大会(試合)全般をとおし投げ+グランドの対応(精度)を上げて行きたいと考え、今後は稽古曜日に固定時間を設け集中的に取り組ませたいね。ただ、俺自身が自負しているところで大道塾(空道とはいえ)は「打撃」が主体であることは譲れないところなので、その辺の「バランス」を考え稽古させていきたいね。又、今回の試合結果により次の目標(=15’北斗旗体力別)へのアプローチとして選手への稽古集中をさせることを主眼に対応していきたいよ。 小川師範代 「試合観戦記」 去る9月15日(月・敬老の日)秋田県立武道館にて第45回大道塾東北地区交流試合が開催されましたので試合等を振り返りたいと思います。今回大会では世界大会(11月)採用予定のポイント(点数)判定制を試験導入し、自分は久しぶりに審判(副審)を務めることになり改めて勉強させていただきました。 空道の部Aブロック(無差別総当たり戦)には-230クラスの阿部選手(初段)が出場しリーグ戦2勝1敗で惜しくも決勝進出を逃しました。世界大会強化稽古にも参加していることで特に打撃に切れがあり、良い感じの動きで僅差の1敗はありましたが、今後につながる試合運びでした。 同クラスBブロックには-250クラスの須田選手(初段)が出場しましたが、初戦で右手を負傷した影響で1勝1敗1棄権の内容となりこちらも決勝進出を逃しました。優勝候補だっただけに残念ですが、今後の奮起を期待します。 色帯交流戦(無差別)には数年ぶりに遠藤選手(7級)が出場し初戦不戦勝の後、体力指数270(対する遠藤選手は243)の長身選手と対戦となり、リーチ差からのパンチでポイントを奪われるが反撃し取り返す激戦も、再び効かされ1本負けとなりました。今後は是非、稽古回数の確保に期待したいと思います。 シニア空道の部にはこちらも数年ぶりに佐藤選手(2級)が出場しましたが、リーグ戦2敗となりました。初戦は延長の末の判定負け、2戦目はシニアチャンピオン佐藤 順選手(参段)との対戦では、スタミナ切れで一方的にポイントを獲られました。今後、先ずは稽古に参加して強烈な打撃を復活させて欲しいと思います。 最後に三浦師範始め選手のみなさん、サポートしてくれた支部のみなさん本当にお疲れ様でした。次は(いよいよ)11月の世界大会に向け、代表の菅原選手に優勝してもらえる様に支部全体で頑張りましょう。 押 忍 空道(ルール)の部 須田慎也(初段)所感 今回、東北地区交流試合に出場しました。約1年ぶりの試合であり稽古不足=スパーリング不足等から、試合に対する不安がありました。結果は1勝1敗1棄権と不甲斐ない内容でしたが、大きな怪我もなく無事終わったことが幸いです。 試合の方を振り返ると、出場した空道(ルール)の部リーグ戦1試合目の対戦相手は秋田支部の大坂選手でした。大阪選手とは初対戦でしたが1年前の無差別東北予選終了後に「来年はよろしくお願いします!」と声をかけていただいたことが心に残っており、1度は対戦してみたい選手でした。打撃では、互いイーブンで進み途中、寝技で効果を奪うことが出来ましたが、前半から受け続けた大阪選手の強烈なローが、後半からかなり効いていまい途中、組みついて凌ぐのがやっとでした。ローによる効果は奪われませんでしたが僅差の勝利だったと感じております。 そして2試合目は角田支部の伊藤選手。伊藤選手とも初対戦でしたが2年前の青森大会で試合を拝見し若くて強い選手だと感じていました。試合内容は前半が打撃で何とか凌げましたが、中盤にマウントから効果を奪われてしまいました。スタンドからの再開となり、時計を見たとき残り1分を切っており、自分のスタミナもかなり残っていたので、最後のラッシュを仕掛けようとしましたが、上段蹴りで一本負けを喫してしまいました。伊藤選手の上段はまったく見えなかったです=完敗です。リーグ戦3試合目については大阪選手との試合で指を負傷したことで棄権しました。 今回の結果を踏まえこれからの稽古に励んでいきたいと思います。又、今後については世界大会に向けサポート役として頑張りたいと思います。 押 忍 空道(ルール)の部 阿部宏信(初段) 所感 先日の9月15日(月・敬老の日)に行われた第45回大道塾東北地区交流試合の所感です。今大会の空道ルールは無差別ということで、色々考えた結果で自分の体力指数を、いつもより3多い233で申請しましたが、試合会場で対戦表を見ると全員自分より大きい選手で「もっと増やしても良かったかな」と思いました。 リーグ戦1試合目は仙台東支部の越後選手。昨年の東北地区無差別予選のチャンピオンで最近では強化合宿等で良く顔を会わせる方です。私よりリーチが長く、寝技が上手い方なので倒されない様に注意した結果、中途半端になって(マウントを取られ)しまい良いところ無く試合終了。効果☓1で優勢負けでした。最近、考え過ぎて失敗することが多く、今回もそれだったので、次から割り切ってやろうと思いました。 リーグ戦2試合目は盛岡支部の工藤選手。深く考えず前蹴り+パンチで効果を獲り、終盤に効果を取り返されましたが、終了数秒前に上段前蹴りがヒットし効果を獲り返して試合終了。結果、優勢勝ちでした。 そしてリーグ戦3試合目は秋田支部の高橋選手。草薙先輩の後輩で柔道が上手い様でしたが、考えるのを辞めたのでパンチで攻めて、寝技になったら付き合わない姿勢で終わって見れば3−1での優勢勝ちでした。 全体の結果はリーグ戦2勝1敗でポイントの差で3位になれず残念でしたが、昨年の全日本以降は何となくスランプ気味だったのですが、ある意味「出口」が見えた気がしました。最後に三浦師範や先輩方、一緒に稽古してくれる仲間に感謝して所感とさせていただきます。 押 忍 |
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