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●名称及び日時
2014年 北斗旗全日本空道体力別東北地区予選及び春季各交流試合
3月21日(金・春分の日)
●場 所 三沢市武道館 2F競技場
●主 催 三沢市体育協会加盟団体 三沢市空道協会
●主 管 
日本ワールドゲームズ協会加盟団体(社)全日本空道連盟

[師範所感]
 一昨年の「無差別予選」に続き、青森県(今回も試合会場は三沢市武道館)で「北斗旗全日本空道体力別東北地区予選及び春季各交流試合」が開催された。
当支部からは体力別予選のみにエントリーし結果として
体力別予選(-230)優 勝 阿部宏信(初段) ※二連覇  の戦績だった。予選出場者の成績(詳細等については小川師範代及び選手所感(宏信と出場者代表として「帯下」の岩本に作らせ)と画像INDEXを参照ということで)は前途、宏信は優勝したものの他の体力別予選に出場した支部塾生は「打撃主体」に拘った感があったね。それはそれで「一つの方向性」としては理解・合点はするが「空道」として当然ながら打撃以外には投げ+グランド(締め・極め)要素がある訳だから、掴み(投げ)→グランドに移行する対応(自分から仕掛ける気概も持って)も視野に入れてほしかったね。それを今後の稽古(いろんな要素で修正を補う)において、どう反映させていくか期待したいところだよ。前途した体力別予選に出場した連中は、今回の位置(戦績)ではないはずなので、改めてだが「稽古量の確保」を唱え実践させていきたいね。
小川 英師範代 「試合観戦記」 
 3月21日(金・春分の日)青森県三沢市武道館にて14’北斗旗体力別東北地区予選が開催されましたので当支部出場選手の試合を振り返りたいと思います。当日(移動組)は雪の影響もあり会場入りが遅れましたが、まだ到着してない支部もあるなか試合は開始されました。
 -240クラスには岩本選手と三浦選手の2名が出場、岩本選手(4級33歳)の初戦は東北本部の高谷選手(参段44歳)でした。序盤から岩本選手は臆することなくパンチ・蹴りを繰り出し攻めるが、カウンターを合わせられ効果を奪われる。グランドではマウントを取る見せ場を作るが効果優勢負けで敗戦。ブロック2戦目は北斗旗優勝の実績のある角田支部の我妻支部長(参段37歳)でした。こちらも前の試合同様、パンチを繰り出し攻めて単発だがパンチをヒットさせる岩本選手。そして、組み合い(接近)からグランドになるが岩本選手が上から攻める展開に、しかし次の瞬間、定番の腕十字を決められ1本負けとなりました。本人にとっては不完全燃焼だったが今後につながる試合だったと思います。
三浦選手(初段37歳)の初戦は木町支部の高橋選手(参段41歳)でした。三浦選手はいつもリズムでパンチ・ケリを繰り出すが高橋選手もじっくり見てカウンターを狙う。三浦選手はいつものジャブが出ないまま右ローを放つが、キャッチされパンチを当てられダウン。そのまま防御姿勢で立たなかった為、まさかの有効を奪われてしまう。反撃のケリをヒットさせる三浦選手だか動きが固くなりグランドではサイドポジションからビザを入れられ攻められる。何とか凌ぐが有効ポイント負けとなる。ブロック2戦目は東北本部の齋藤選手 (2級25歳)でした。序盤から三浦選手は距離を取り、蹴りをヒットさせ相手選手に詰めさせず流れを作る。そして組み合いからは投げで印象付け優位に進めるが、グランドでアキレス腱固めを狙われ、不意に逆方向へ逃げたため、決められてしまい無念の1本負けとなりました。ほぼ三浦選手が試合を作っていただけに残念です。三浦選手の奮起を期待します。
 260+には菅原選手(参段37歳)が仕事の都合で欠場。そして岡崎選手(初段40歳)が出場、初戦は東北本部の風呂本選手(2級27歳)でした。序盤から岡崎選手は圧力をかけ前へ出る。インローをヒットさせ、組んではビザの連打で追い込み流れを作ると、右ローを合わせて倒しグランドへ持ち込みマウントを取って十字を狙う。岡崎選手優位で後半へ進むと、やや大振りになった岡崎選手のパンチに風呂本選手のカウンターパンチが入り効果を奪われ時間となり敗戦となりました。リーグ戦2戦目は盛岡支部の吉田選手(弐段42歳)でした。序盤から岡崎選手はリラックスした動きからパンチ・ケリのコンビネーションを繰り出し攻める。相手の動きも見えてる様でパンチで圧力をかける。一方の吉田選手はヒットアンドウェーでパンチを集める展開に。圧力そして流れは岡崎選手だと思ったが判定負けとなりました。2戦とも僅差であり今後に期待します。
 -230クラスには馬場選手と連覇のかかる阿部選手が出場、馬場選手(2級34歳)のリーグ初戦は北斗旗準優勝の実績のある多賀城支部の近田選手(弐段32歳)でした。序盤から馬場選手はサウスポーからパンチ・ケリのコンビネーションを繰り出し攻めるが、場外際で投げられマウントからパンチで効果を奪われる。その後もコンビネーションを繰り出すが逆に投げられグランドの展開になり、攻められるが何とか持ちこたえ時間となる。効果ポイント負けとなりましたがよくやったと思います。リーグ戦2戦目は角田支部の大橋選手(1級35歳)でした。馬場選手は前試合同様、自分のリズムでパンチ・ケリを繰り出し詰めるが、ガードが下がったところへカウンターパンチを合わせられ効果を奪われる。その後はグランドへ持ち込まれ腕十字で一本負けとなりました。今後はグランドなど課題を克服して欲しいですがまずは稽古に参加してください。
連覇がかかる阿部選手(初段35歳)リーグ初戦は多賀城支部の水野選手(弐段47歳)でした。序盤から阿部選手は距離を詰めパンチ連打で効果を奪って流れを作ると最後まで圧力をかけ効果ポイント勝ちとなりました。リーグ戦2戦目は馬場選手が一本負けした角田支部の大橋選手(1級35歳)でした。距離を取る相手選手に対しロシアンステップで追い込みパンチを繰り出し圧力をかける。その後も攻める阿部選手は場外際、右カウンターパンチをヒットさせ一本勝ちで勝利。リーグ戦ブロック決勝戦の相手は、またもや馬場選手が負けた北斗旗準優勝の実績を持つ多賀城支部の近田選手(弐段32歳)でした。昨年の無差別予選では僅差で敗戦しております。俄然、気合いの入った阿部選手は距離を取り蹴り・パンチのカウンター狙いの近田選手に、コノネンコ師範直伝のロシアンステップからパンチで追い込み流れを作ると、強烈なパンチをヒットさせ効果を奪うと最後まで圧力をかけて効果ポイント勝ちとなりました。
そして-230クラス決勝の相手は他ブロック決勝戦でレジェンドの秋田支部草薙選手を完封した仙台東支部の阿部選手(2級33歳)となりました。序盤からタックル狙いの相手選手に対し打撃で仕掛ける阿部選手(石巻)だが、早々とタックルからグランドへ持ち込まれる。しかし落ちついて対処しフロントロックの状態をキープしスタンド勝負へ。再びタックルに来た相手選手に対しカウンターのヒザを合わせ流れを作るとパンチの連打で追い込む。しかしまたタックルを決められるがフロントロックでキープしグランド時間が終了。スタンドでは終始パンチ・蹴りで圧力をかけ続けた阿部選手(石巻)が5−0の優勢勝ちとなり連覇を達成しました。本当におめでとうございます、打撃では圧倒的な強さを発揮しました。北斗旗でのステップアップを期待します。
 以上の内容でしたが陰ながら支援いただきました石巻市空道協会近藤会長を始め、いつも厳しい稽古つけていただいた三浦師範、サポート役の支部の皆さんお疲れ様でした。今後(次)は北斗旗全日本→世界大会に向けてギヤチェンジして走り出しましょう。   押 忍
体力別予選(-240クラス) 岩本和久(4級)所感  
 3月21日(金・春分の日)青森県三沢市武道館にて北斗旗体力別東北予選に参加させていただきました。当日は岩手・青森と大雪で各支部の選手到着が遅れる等のアクシデントもあり、我が石巻支部(当日移動組)も多少の遅刻で到着しました。そういったこともあり「計量は免除」そして急いで準備し、自分の参加する-240クラスを確認(組み合わせ)したところ、予選リーグ1試合目は何と角田支部の我妻選手!(バス内で我妻選手の様な強い選手と試合をしたいと話していたのが現実に・・・)
 到着が遅れている選手がいることもあって試合の前半が一部繰上ることになり、そして自分達の遅れもあり、アップもままならないままで自分の出番となりました。我妻選手は掴み技・寝技が得意な選手。距離を取りながらと思いながらも攻めに転じたところ結局、掴み技の攻防になってしまいました。が、上手く倒すことが出来て自分が上の状態に、我妻選手に寝技で勝ったら等と欲が出てしまい攻めにいったところを、見事に腕ひしぎを狙われ一本負け。腕ひしぎが来るとわかっていたので稽古では、小川師範代に教えてもらった腕ひしぎ対策をやろうとしたのですが、その前にやられてしまいました残念です。
 続くリーグ戦の2試合目は東北本部の高谷選手。前の試合で右肘を痛めた為に短期勝負と思い、出鼻を挫く前蹴りでいきなり出ましたが打撃が浅く失敗に。続く立ち技の攻防では相手のパンチも良く見えていましたが、フックが一発ヒットし、あまり効かなかったのですが「パチン」とマスクの良い音が鳴り、効果を獲られてしまい判定で負けてしまいました。途中、体力も落ちて(=走り込み不足)しまい自分の手数も少なくなって、攻め込めなかったのが敗因だったと思います。
 今大会は強い選手と戦うことが出来+手応えも感じることも出来ました。この経験を次に活かし北斗旗に出場できる様に、目標を持って稽古に励みたいと思います。  押 忍
体力別予選(-230クラス)優 勝 阿部宏信(初段)所感  
 21日(金・春分の日)青森県三沢市で開催された「全日本空道体力別選手権東北地区予選 -230クラス」で優勝することが出来ました。
優勝出来たのは三浦師範・先輩方・沢山の仲間達に支えていただいたお陰です。ありがとうございます。又、今回も実際の試合をとおして沢山の得る物があり対戦相手の多賀城支部の水野さんと近田さん・角田支部の大橋さん・仙台東支部の阿部さんにも感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。私事ですが先日、我が子2人を大道塾石巻支部(少年部)に入門させました。今までは、自分の中で父親と選手との気持ちの切り替えが難しいと考えていて混同しない様に、なるべく(ある意味)遠ざけていましたがソチオリンピック等で活躍する日本選手を見て、みんな子供の頃から何らかのスポーツをしていて、その経験を活かしていることを知り、親の都合で子供達の将来を狭くしている様な気にもなり、入門させることを決めました。そんな中での優勝でしたので、子供達の心の中に何か少しでも良い影響があれば幸いです。
 試合の内容ですが、リーグ戦初戦は多賀城支部の水野さん。私よりも体格が大きい方で力もありそうだったので掴まれない様に気をつけて戦いました。途中連打を集め(効果☓1 )で優勢勝ちでした。続くリーグ戦の2回戦目は角田支部の大橋さん。石巻支部の馬場さんが先に大橋さんと試合をしていて、バランスの良いトータルファイターと言う印象でした。試合中不安定な形で組み合ってしまい、グランドに入りそうでしたが体勢を立て直し、相手のキックに合わせてのパンチが入り一本勝ちでした。
そしてリーグ戦ブロック決勝戦は多賀城支部の近田さん。昨年の無差別予選で負けているので何としても勝ちたい選手でした。前回はガードが下がった時に不意に貰った上段回し蹴りで負けたので、ガードを下げないことを意識しました。それでも何度か貰いそうになりましたがブロックする事が出来ました。単発のパンチも何度か貰いましたが、こちらの連打で(効果☓1)を獲り優勢勝ち。昨年の雪辱を果たしました。
決勝戦は仙台東支部の阿部貴広さん。タックルの上手い選手なので注意しましたが、あっさりタックルで倒され2回のグランドになりましたが2回共、首を取れたので何とか凌げました。試合中盤以降は攻め込みましたがポイントが獲れず判定へ。スコアレスでしたが判定勝ちでした。
 昨年の体力別からの2連覇でしたので喜びも2倍でした。これからも3倍・4倍喜べる様に頑張ります。  押 忍
 
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本大会の会場は青森県三沢市
試合会場は2年前の12’無差別予選と同じ三沢市武道館 2F競技場

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マイクロバス利用の当日移動組は、雪の影響で試合会場へは選手集合ギリギリに到着したので、急いでのアップ(開始時間もずれたことで各自は余裕の表情だね)をすることに

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審判ルールミーティング

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整列は支部毎に選手集合した後、開会式が始まり


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東塾長の挨拶

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選手宣誓の画

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表彰式(=戦い)が終わって
塾長・事務局長そして(今回も=恒例化している)小松支部長を始め
秋田支部の面々を囲んでカシャ  やはり!? 表情等が堅苦しいので
※試合結果、詳細等は以降のINDEX・上記の所感を参照下さい。

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塾生の皆はわかっている様で・・・−1
もう少し(今一歩)ということで

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塾生の皆はわかっている様で・・・−2
まあ、これで良いかということにしました

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支部出場選手 試合回想 
体力別予選(-230)に出場の馬場一樹(画像・右)
リーグ戦1試合目の対戦相手は近田 充選手(弐段・多賀城支部)
馬場は予選クラスへは初出場ということもあり、相手選手も様子見のところがあって、試合全般をとおしての展開が出来たが途中、パンチ連打で効果を獲られ優勢負けに

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