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●名称及び日時
2013年 北斗旗全日本空道体力別東北地区予選及び第46回交流試合
3月24日(日)
●場 所  横手市立武道館 柔道場
●主 催  (社)全日本空道連盟 大道塾
●主 管  秋田県空道協会 (社)全日本空道連盟 大道塾 秋田支部

[師範所感] 
 今月24日(日)秋田県(今回は横手市武道館)で「北斗旗全日本空道体力別東北地区予選及び第46回交流試合」が開催された。
当支部からは体力別予選・一般緑帯と青帯にエントリーし、結果としては
-230 阿部宏信(初段) 優 勝
-250 須田慎也(1級) リーグ戦1勝2敗 ということでは他の予選出場者の成績(交流試合も含めて詳細等については近藤会長、小川師範代及び選手所感と画像INDEXを参照ということで)が今一歩という感があったね。
 又、今回は怪我とか仕事の関係(都合)で棄権(辞退)があったことは残念だったよ。怪我については試合に出られない状況までのダメージ?を負ってしまったのであれば仕方が無いという面があると思うが「稽古量の確保」(=怪我をしない強靱な体)が出来れば違う状況になっていたはずだったので残念ではあったね。
それと仕事とかで棄権(辞退)だが、年間スケジュールにおいて体力別予選−全国SC−無差別予選(〜少年部各地区大会スケジュール含)等については周知(道場内掲示、支部HP、要綱配布等)してあるので、それを目標に塾生は対応してほしいよ。稽古だけが「修練の場」ではないことを自覚させて稽古をさせているので、例え本大会が年度末の時期であっても、目標設定をしておき仕事上の調整は前もって対応(そう言ってる俺自身、調整に苦慮している状況ではあるが・・・)してほしいところだよ。
 そうはいえ、次の目標は5月の「北斗旗体力別」であるので、今後どう反映させていくか期待したいところだよ。前途した体力別予選に出場した連中は、今回の位置(戦績)ではないはずなので、改めてだが前途した「稽古量の確保」を唱え実践させていきたいね。
詳細(結果等)は以下の内容を参照ということではあるが、改めて本人達の自戒に期待したいよ。
石巻市空道協会 会 長 近藤順一 所感 
 当日は13名で朝早く秋田県横手市立武道館に向かった。
石巻支部の今回参加者については、体調管理の失敗や稽古不足等が多く見受けられた。しかし参加選手からは、それでも戦いに挑み自分の力を試し、挑戦したいという意気込みが伝わってきた。その中で予選-250出場の須田、-240出場の岩本両選手は、最後まで集中が切れず試合に挑んでいたと思う。そのことにより課題を見つけ、稽古に活かし今後に繋げていける戦い(試合)をしたと思う。
 そして、今回の大会で一番光っていたのが予選-230出場の阿部宏信初段の試合運びであった。立ち上がりはエンジンが掛らなかったものの、2回戦以降は前蹴りが功を制し、寝技が得意な選手に対して懐に入ることを阻止した。又、決勝戦では秋田支部の草薙選手に対して、開始早々に有効となる前蹴りを炸裂させ、この前蹴りが最後まで相手選手のダメージとなり初優勝を決めた。今までの試合を踏まえて相手選手をよく研究し、試合毎に最良の戦術で戦った試合運びは全日本では大いに期待が持てるところである。
 他の選手についても自分なりの課題を見つけたと思うので、今後に活かし更なる飛躍を期待したい。なお、予選を始め交流試合は日頃の稽古の成果を発揮出来る場となるので、石巻支部の塾生の方々にはより多くの参加をお願いしたい。
 小川 英師範代 「試合観戦記」   
 去る3月24日(日)に北斗旗全日本空道体力別東北地区予選が秋田県横手市にて開催されましたので、当支部選手の試合を振り返りたいと思います。
 -240には岩本選手(7級)が初参戦。リーグ戦初戦は盛岡支部の工藤選手(1級38歳)である。序盤から気合いの入った岩本選手が、ジャブをヒットさせミドルに繋げ印象付けるがグランドに引き込まれてしまう。岩本選手も上から「突っ込み絞め風」に体重を掛けるが、工藤選手は待っていた様に腕十字を合わされ1本負けとなりました。リーグ戦の3戦目(2戦目所感は省略)は仙南支部の塚原選手(初段41才)である。試合開始時間(=選手コール時)に遅れた事で反則☓1(効果1)となってしまった岩本選手であるが積極的にパンチ☓蹴りを繰り出しプレッシャーをかける。対する塚原選手もカウンターを狙う展開になる。塚原選手の蹴りをキャッチしパンチを当てる岩本選手だが、その後のパンチが大振りになりヒットしない。グランドの展開も無く、ほぼスタンド勝負となるがどちらも流れを作れず時間となる。結果、反則ポイントが響き岩本選手の判定負けとなる。今後は、更に稽古して色んな場面でクールに対応出来る様に頑張りましょう。
 -250には須田選手が参戦。リーグ戦初戦は何と角田支部の我妻選手(参段36才)で北斗旗全日本制覇(-240)の実績を持つ強者である。序盤から須田選手は臆する事もなく切れのあるパンチで距離を詰めるが、上手く捌かれ−組つかれ−倒されてしまうが場外となる。再びパンチを繰り出す須田選手に、今度はタックルを合わせマウントからパンチで効果を奪う我妻選手。何とか切り返そうとする須田選手だか腕を取られ十字を極められて1本負けとなる。リーグ戦2戦目は東北本部の永戸選手(1級33才)である。初戦からパンチに切れがある須田選手は、その流れを維持し攻勢を掛けグランドへ持ち込む。上から攻めるが上手く対応されスタンド勝負となる。再びパンチをヒットさせる須田選手にバランスを崩してしまう水戸選手たが、グランドでは攻勢を掛ける試合展開でタイムアップとなる。結果3−0で須田選手支持となるが主審判定で引き分け延長となる。延長戦では永戸選手が組んでのビザを須田選手にヒットさせスタミナを奪い印象付ける。須田選手もパンチで攻めるがグランドになると永戸選手にマウントからのパンチで効果を奪われてしまう。ここでスタミナ切れた様で対応出来ず、腕十字を極められ1本負けとなる。そしてリーグ戦3戦目は仙台東支部新鋭の浜田選手(5級28才)である。須田選手は相変わらずパンチで攻勢を掛けるが浜田選手にグランドへ持ち込まれマウントを取られ、決めの効果を奪われる。しかし須田選手はパンチを集め浜田選手を場外へ追い込み印象付ける。ややスタミナ切れ気味の浜田選手に須田選手は力を振り絞り、パンチの連打をヒットさせ有効ポイントを奪い逆転タイムアップとなる。全般的に動きの良かった須田選手の今後に期待します。
 -230には阿部選手(初段33才)が参戦。初戦は仙台南支部の桐田選手(4級47才)である。序盤は組まれ大内刈りで倒される阿部選手だが場外、スタンドでは阿部選手がパンチをヒットさせ組んでの前蹴り☓頭突きで流れを作ると、桐田選手のパンチに蹴りを合わせる展開になる。再度組んだ阿部選手が頭突き☓パンチをヒットさせ、効果ポイントを奪い判定勝ちとなる。2戦目は仙台東支部の新鋭阿部選手(無級32才)である。シュート系経験者と聞く。序盤から距離を詰めて蹴りを放つ阿部(ひろのぶ)選手だがタックルを合わせられ倒されるが場外。再びパンチで攻めるがタックルで倒され、今度はマウントを奪われるが上手く動き、ポイントを与えない阿部(ひろのぶ)選手。明らかにタックル狙いに対し阿部(ひろのぶ)選手は右前蹴りをヒットさせ出鼻を挫く。再び、右前蹴りでフェイントをかけ今度はパンチを集め効果ポイントを奪う。そこで流れを作った阿部(ひろのぶ)選手はタックルにパンチを合わせ、再び効果ポイント奪う。結果、優勢勝ちとなる。ここまで2勝したことで決勝進出(変則のリーグ戦により)となり相手は秋田支部の草薙選手(初段47才)である。北斗旗全日本準優勝(-230)の実績を持つ強者である。序盤の開始早々に阿部選手が右の飛び前蹴りをヒットさせ効果ポイント奪う。その後もパンチで攻める阿部選手、一方の草薙選手は激戦のダメージがあるのか動きにいつもの切れが無い。その後もグランドになるが阿部選手が上でコントロールして攻める展開、再びグランドでは草薙選手の攻めを何とか凌ぎきる。スタンドでは組んでの頭突きをヒットさせ印象付ける阿部選手が流れを作りここでタイムアップ、優勢勝ちで優勝しました。今大会「1番濃い階級」でクールに見事に戦い抜きました、おめでとうございます。全日本では更にステップした姿を期待します。 
 260+には菅原選手が参戦。対戦相手は盛岡支部の風呂本選手(6級26才)である。風呂本選手は計量オーバーで反則☓1(効果1)が入ることで試合開始。序盤から菅原選手が右ローを単発でヒットさせるが何時より浅くプレッシャーが弱い。距離を詰めパンチを振り押し込むが、逆に左右のフックを当てられ場外際で効かされ効果ポイント奪われる。更に押し込む菅原選手にフックを当てる風呂本選手が効果ポイント☓2を奪う。何時もならグランドに持ち込む菅原選手だか明らかに動きがおかしい?。良いところが無いままにここでタイムアップ、悔しくも判定負けなる。苦しい状態での試合でしたが是非とも世界戦士の動きをとり戻して欲しいと思います。そして交流戦には馬場選手、遠藤選手が参戦しましたが次回は是非共、予選に出場出来る様に頑張って下さい。
 最後に三浦師範そして今回は応援・サポートで帯同していただいた石巻市空道協会の近藤会長(=今後共よろしくお願いいたします。)を始め支部の皆さん本当にお疲れ様でした。また秋田支部の小松支部長を始め支部のみなさん素晴らしい大会運営ありがとうございました。(PS恒例!の2支部合同撮影会?は最高です)  押 忍
体力別予選 -250 リーグ戦 1勝2敗 須田慎也(1級)所感 
 今回、自分自身初の「北斗旗体力別東北地区予選」に出場させていただきました。去年の無差別予選では、稽古中の怪我により万全の状態で試合をすることが出来ませんでしたが、今回は万全の状態で試合に挑むことが出来ました。
本来は−260の体力指数でありますが、試合申し込み間際に三浦師範と相談し−250にエントリーすることになり、短期間で減量(3週間で5kg)したことが今回、自分にとって最もきつかったです。(次回の大会は余裕を持って減量に挑みたいと思います。)
 試合会場に着き早々にパンフレット確認したところ、初戦の相手が角田支部 我妻選手であることを知り、かなり動揺はしていました。それでも試合開始前には覚悟を決め、胸を借りるつもりで試合に挑みましたが、結果は何が何だか分からないまま腕十字で一本負けを喫しました。当然の結果とは言え、これほどまでに実力差を見せつけられ何も出来ない試合は初めてでした。
気を取り直し2戦目の永戸選手との対戦では本戦では打撃をヒットさせ判定ではイーブンまで持ち込めましたが既にスタミナ切れであり、延長戦でやはり寝技で一本負けを喫しました。3戦目では試合前から体力的、肉体的にかなりの疲労感がありましたが、「絶対に勝つ」と自分に言い聞かせ試合に挑みました。試合中、危ない場面もありましたが、最後は自分の組み手が出来て久々に勝利の喜びを味わうことが出来ました。
 今回の試合において、自分に不足しているものを認識することが出来たので、今後の稽古において更に精進して参りたいと思います。最後に三浦師範、諸先輩、今後も御指導の程をよろしくお願い致します。   押 忍
体力別予選 -230 優 勝 阿部宏信(初段)所感  
 今回、全日本空道体力別東北地区予選-230に出場し優勝することが出来ました。結果が出せたので言えますが風邪を引きやすいので、いつも気を付けていましたが大会6日前に発熱して結局、治らないまま試合に出るはめになってしまいました。試合前の体調管理を完璧にして、100%の力を出せるのも実力の内です。今後はもっと注意したいと思います。なお「一般緑帯の部」に出場した馬場さんに感染したらしく、馬場さんも最悪の体調だったそうです「馬場さんゴメンね」
 さて、試合内容ですが1回戦(初戦)の相手は仙南支部の桐田さん。試合前、年齢や経験年数・体型で柔道経験者かな〜?と予想はしていましたが予想していても前半で投げられグランドへ。場外が近くて助かりました。後半はセコンドから「ローキック蹴れ」の指示が聞こえ、ローキック中心に切り替えパンチ連打でポイント奪取。判定勝ちでした。
 2回戦は仙台東支部の阿部さん。経験年数1年で白帯で、いかにも怪しい選手でした。阿部さんの1回戦目を見てタックル+グランドのスタイルだと分かっていましたが、タックルからのリフトアップ。落とされグランドの展開が2回あり、何とか凌いでパンチ連打でポイント奪取し判定勝ち。
 決勝戦は、おそらく東北の-230で1・2を争う実力者の草薙さん。草薙さんとは昨年秋の青森県三沢市で行われた無差別東北地区予選では負けていて、その後の仙台市の昇段審査での連続組手でも(負けに近い)引き分けています。昇段審査後に「青森と仙台の借りは秋田で返します。」と約束(自戒)していました。まさかそのチャンスが決勝戦で回って来るとは思ってもなく。更に、昨年の体力別決勝戦では東北本部の渡辺さんに、あっさり一本負けしていて今回こそ決勝で勝って優勝すると言う気持ちで戦いました。前の2試合は風邪でスタミナが無かったのでペース配分を考える戦略でしたが、決勝戦は出し惜しみするつもりは無く最初から今出せる全力でぶつかりました。開始直後に上段前蹴りが当たり効果ポイントを獲り、自分に有利な展開で始まりました。草薙さんの反撃を受けながら、2回のグランドをなんとか消化して時間切れ。昨年の借りを返せました。
 全日本では今回を教訓に体調管理をしっかり行い全力を出し切れるように頑張ります。最後に三浦師範や近藤会長、道場の先輩方や後輩達に感謝して所感とします。  押 忍
 
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ここ数年、県外遠征にはマイクロバスを借り上げて
ある意味、快適な移動+時間だったね

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今回の試合会場である横手市立武道館 柔道場をカシャ


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審判ルールミーティング

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選手集合して開会式が始まり
整列は支部毎となり=当支部は左から3列目

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東塾長の挨拶

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選手宣誓の画

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表彰式(=戦い)が終わって
塾長・事務局長そして今回(=今後、恒常化になると思われる)も
小松支部長を始めとした秋田支部の面々と当支部塾生を囲んでカシャ
やはり表情が堅苦しいので
※試合結果、詳細等は以降のINDEX・上記の所感等を参照

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塾生達はわかっている様で−1
もう少し(今一歩)ということで

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塾生達はわかっている様で−2
まあ、これで良いかということにしました

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支部出場選手 試合回想  
一般青帯の部 遠藤秀幸(8級)
遠藤(画・左)の対戦相手は高橋一樹選手(7級・仙台西支部)
今回、久々に復帰した遠藤。どの様な試合展開になるかだが、年度末とういことで稽古不足の感があり一抹の不安はあったよ


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