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●名称及び日時
2010’ 北斗旗全日本空道無差別東北地区予選・第42回東北地区交流試合
9月19日(日)
●場 所 名取市民体育館 武道場
●主 催 (社)全日本空道連盟
●主 管 大道塾仙南支部 

[師範所感] 
 9月19日(日)2010年 北斗旗全日本空道無差別東北地区予選及び第42交流試合(会場 名取市民体育館 武道場)おいて、無差別予選での菅原が第3位・千葉がベスト8、そして交流試合(ビジネスマンクラス)での靖さんがベスト8の戦績だったが・・・今回は「やけに」怪我が多かったね(交流試合3連覇を視野にしていた阿部(宏)そして無差別予選出場の千葉)それも拳(指関節)ということで、出会い頭の怪我ではないところで各選手には「稽古量の確保」を唱えたいよ。週の稽古回数は周知のとおりとして地区予選(当然、交流試合含め)に出場する上で、前途した稽古量の確保があってこそ、拳の握りとかグランドでの技術対応・感覚等を養うことで、怪我の回避に繋がるはずだし自分の組手も、更に「強く」表(体)現出来るはずだしね。

[小川 英師範代 大会所感] 
 9月19日(日)に北斗旗無差別東北地区予選及び交流試合が名取市(会場 名取市民体育館)にて開催されましたので、当支部の「激戦」(予選を主として)を振り返りたいと思います。
今大会の北斗旗予選はベスト8までの試合形式をリーグ戦となっており、新旧多数の選手が出場しました。
 先ずは、42才にして予選初出場の佐藤康成選手。対する相手は北斗旗中量級王者・世界大会3位の角田支部 我妻選手。実にヘビーな試合となりました。開始早々、我妻選手は独特のリズムで前蹴り+パンチのフェイントでプレッシャーを掛けながら、一気に距離を詰め得意のヒジ・頭突き狙いへ。途中、康成が右を振り回したところに、頭突きにきた我妻選手の後頭部が交錯し堪らずダウンをする我妻選手。ここで康成に有効ポイントが入る。驚愕の試合展開に会場がヒートアップをする中で続行になる。ダメージが残る我妻選手だったが、気持ちの強さで本来の動きを取り戻して左ミドルをヒットさせ、詰めてはヒジ・ヒザを入れて有効ポイントを奪い返すことに。その後も左ミドルを当てられ前に出られない康成に対し、距離を詰めて強烈なヒザをヒットさせ、再び有効を奪取。又、組んでの対応が出来ていない康成ではあったが、何とかパンチを繰り出し反撃を試みたが、逆にグランドへ引き込まれ、腕十字を極められてしまい一本負けとなりました。そして、リーグ戦2試合目は木町支部の永戸選手だったが、康成自身が試合順番を勘違いしてしまい、会場アナウンスで(ようやく)気付き=不十分な状況で試合に挑むことに。試合の方は開始早々、相手選手に左構えから左ミドルをヒットされ主導権を握られる展開に。一発狙いの感がある康成は、パンチが大振りになりヒットさせることが出来ない。一方、相手選手は左ミドルをベースにパンチ連打をヒットさせ試合を組み立てる。その後、何とかパンチを出す康成だが蹴りを当てられ、最後まで良いところがなく判定負けとなった。
 次は、昨年に続いて予選出場の=今年夏に昇段した三浦(秀)選手。初戦の対戦は東北本部の高谷選手(弐段)。試合序盤から三浦(秀)はステップワークを使いパンチ・蹴りを繰り出して的を絞らせない。対する高谷選手も単発ではあるが重いパンチをヒットさせイーブンの展開に。中盤以降も自分の持ち味を活かし、パンチ・蹴りのコンビを繰り出して攻める三浦(秀)が効果ポイントを奪取。対する高谷選手も要所×2に打撃をヒットさせ効果ポイントを奪取、ここで試合はタイムアップ。結果(引き分け=延長戦と思ったが)は旗判定4−1での惜敗となりました。リーグ戦2試合目は仙台北支部の高橋選手(参段)の試合となった。三浦(秀)は前の試合同様にステップワークからのコンビで攻める。対する高橋選手は、じっくり「待ちの体勢」で三浦(秀)の攻撃を捌く展開に。接近戦になり攻勢をかけてくる三浦(秀)のパンチモーションが大振りになったところへ、右ストレートを合わせて効果ポイントを奪取。が、三浦(秀)も反撃しコンビに変化をつけ(何と!)右ハイをヒットさせ効果を奪い返して、ポイントイーブンに。その後、高橋選手得意の組んでから頭突きを場外際でヒットさせ効果ポイントが入る。対する三浦(秀)も気力で手数を出すが、再び組まれ(掴まれ)頭突きをヒットされて効果を奪われてしまう。諦めず反撃を試みる三浦(秀)ではあったが、ここでタイムアップ。
結果、効果ポイントの差(3−1)で優勢負けとなる。
 予選出場3人目は重量級 千葉選手。対する相手は青森・三沢支部の加賀選手だ。試合序盤から千葉は、待ちのスタイルから時折ローをヒットさせる。対する加賀選手もローを返すが、お互い手数が少ない。その後も、パンチで前に出てきた加賀選手に対して、ボディワークを使い、カウンターで右ストレートをヒットさせた千葉だったがポイントには至らず。中盤以降の展開で、組んでからグランドの展開になり千葉が上になり締めを狙うが、ここでタイムアップ。打撃では相手パンチが良く見えていた千葉が、やや流れを作った感はあったが、判定は引き分け(2−2)により延長へ。延長戦ではスタミナが切れた千葉だったが、パンチで攻めるも大振りになってしまい、相手選手のパンチをもらってしまう展開に。左リードパンチも小指負傷(本戦時)もあって出せなくなり、極端に手数が少なくなった千葉に、相手選手が再びパンチをヒットさせ主導権を握られてしまうことに。その後、必死にパンチを繰り出し反撃するが、ここでタイムアップ。結果、判定負け(5−0)となった。リーグ戦2試合目は秋田市同好会の熊谷選手。前の試合で対戦した加賀選手が負傷欠場(棄権)となったことで、実質この試合の勝者がリーグ戦突破(ベスト8以上)となることに。試合序盤から千葉が前に出てパンチを仕掛ける。そして右のカウンターがヒットさせ早々、効果ポイントを奪い主導権を握ることに。その後、組んでからのヒザで下を向かせグランドに持ち込みマウントを狙う千葉だが、タイムオーバーとなり再びのスタンドに。ややスタミナ切れにはなったが終始攻め続けて、ここでタイムアップ。判定で優勢勝ちにより、準々決勝進出を決める。←次の準々決勝戦については別途
 予選出場4人目は「世界大会戦士」超重量級 菅原選手。対する相手は盛岡支部の吉田選手(初段)だ。試合序盤から菅原は強烈な右ローをヒットさせプレッシャーを掛ける展開に。吉田選手もインローからのコンビで、何とか流れを変え様とするが菅原も「じっくり」と見て攻めさせず、逆にフェイントを使い単発ではあるがパンチ・ローを当てていく展開に。その後も菅原がプレッシャーを掛け続けタイムアップとなり優勢勝ち(4−0)に。リーグ戦2試合目は秋田市同好会の三浦耕司選手(この試合の勝者がリーグ戦突破(ベスト8以上)となる。)試合の方は、互いにパンチを中心に打ち合う展開になるが両者、決定打が無い。その後、一進一退の攻防が続いたところで、三浦選手のローが菅原の金的に入ってしまい、一時中断となり反則ポイントが入る。そして中盤以降もスタンドでの打ち合いになり、流れを変えるべく三浦選手はタックルにいくが不発となり、決定打の無いままタイムアップとなる。結果、菅原の判定勝ち(3−2)となり準々決勝進出となったが・・・対戦相手は同門の千葉選手だ!試合の方は、千葉が前の試合に左小指負傷した状態で、いざ試合開始。早々、菅原は打撃もそこそこに、組んでから振り回してグランドに引き込み、一気にマウントから腕十字を極め、一本勝ちとなり準決勝進出となった。そして準決勝戦、菅原の対戦相手は角田支部 我妻選手との試合になった。序盤から頭を振りフェイントを掛ける菅原に対し、独特のリズム(+フェイント)でタイミングを図る我妻選手。そして、一気に距離を詰めヒジ・頭突きを狙う我妻選手に、菅原も右パンチをヒットさせる展開に。中盤、我妻選手の右前蹴りが菅原の顔面にヒット。流れから再び、距離を詰めての場外際に掴みからヒジ・ヒザを入れて、効果ポイントを獲る我妻選手。菅原も応戦はするが流れは変わらずに。終盤に入っても我妻選手は組んでからのヒジ・ヒザ=得意のパターンを作りタイムアップとなる。効果ポイントの差で優勢負けとなる。
 今回の無差別予選は来年のワールドカップ(開催国 ロシア)を見据えた大会でもあり、個々の選手は高レベルな試合を展開していたと思います。(当然ながら)他支部との交流も深まっており、温かい声援もいただき感謝いたします。特に秋田市同好会 小松師範代には当支部出場選手にアドバイスをいただき、誠にありがとうございました。
又、ここでは紹介が出来ませんでしたが、ビジネスマンクラスに出場した阿部 靖さん、格闘ルールに出場した阿部(宏)・馬場・西條選手、今回の写真(HP作成御用達)担当 佐々木敦さん、本当にお疲れ様でした。今後も「石巻支部」をみんなで盛り上げて行きましょう!   押 忍

無差別東北地区予選 三浦秀人(初段)所感 
 押忍、この度は空道全日本無差別東北地区予選に参加させていただき、ありがとうございました。
今回、自身初めての無差別の予選参加ということで、いつにも増して凄く緊張しました。特に試合会場に到着して大会パンフレットにて対戦相手を確認した時は、正直このまま家に帰ろうかなと思うほど不安な気持ちになりました。が、三浦師範からアドバイスをいただき何とか気持ちを回復させることができました。(アドバイスの中身は秘密!です)
 そんなこんなで2試合(リーグ戦が故)こなし2試合とも負けてしまいましたが、この2試合を通じ自分の長所や短所が自分でも良く見えて来たので、これからの稽古に活かして行こうと思いました。
押忍。三浦師範こんな不甲斐ない弟子ですが、これからも御指導よろしくお願いします。

無差別東北地区予選 ベスト8 千葉新市(初段)所感 
 今大会は、久々の「無差別」(世界大会の関係で2年振り)ということで稽古では力を入れて稽古したつもりでしたが、仕上りが、あまり良くなかったため少し不安ではありました。
でも、最近は全日本の大会に続けて出場しているので、誰が相手でも絶対に「出場権」を獲得してやると思い「気合い」を入れて試合に挑みました。
 1試合目は青森三沢支部の加賀選手でした。加賀選手とは初対決だったので、どういう組手(攻撃)をしてくるか分からなかったし、自分より体力指数も上なのでパワーはありそうだなと思いました。試合が始まって序盤は、お互い様子見でしたが加賀選手がローキックで仕掛けて来て、さすが超重クラスの蹴りの重みを感じました。その後も何発かもらい、このままだとやばかったので距離を縮めパンチで攻めましたが、お互いポイントも獲れず延長戦になりました。延長戦ではあまりスタミナも残ってなかったので、前半はあまり消化しないで後半に残しておこうと思いましたが結局、前半で使い果たしてスタミナ切れ!=相手に打撃連打で効果ポイントを獲られて負けてしまいました。その時点で全日本は無くなったと思い、1試合目終了後しばらく凹んでいました。そしたら加賀選手が以降の試合を棄権したというので、まだチャンスがあると思い気持ちを切り替え2試合目に挑みました。
 2試合目の相手は秋田市同好会の熊谷選手で、今回で2回目の対決となりました。前回は優勢勝ちということで今回も負けられないし、ここで負けたら全日本は無いと思ったので気合いを入れて戦いました。前半パンチ連打で効果ポイントを獲りましたが、後半に入り左手の小指に痛みを感じて見てみたら、曲がらないし=ちょっと外を向いていたので、どうしようかと思いましたが右手1本でなんとか戦い抜き勝つことが出来ました。
 次の試合は棄権しようと思っていましたが、三浦師範に「我慢してでも出ろ!」と言われそこで棄権してしまうと全日本の出場チャンスが無くなるので、我慢して次の試合に挑むことにしました。
準々決勝は支部同門対決となり菅原君が相手でした。左手が使えないため右手1本だと組み技も出来ない状態ではありました。結局、グランドになり(引き込まれ)頑張って耐えましたが、腕を取られ(腕十字)1本負けをしてしまいました。
 左手の小指は骨折していましたが、あと2ヶ月しかないので早く完治し稽古に復帰したいと思っています。ここまで来れたのも三浦師範を始め、石巻支部みんなの「おかげ」です。全日本までどのくらい稽古が出来るか分かりませんが、お付き合いの程をよろしくお願いします。  押 忍

無差別東北地区予選 第3位 菅原智範(弐段)所感 
 今大会は、来年2月にモスクワで開催されるワールドカップの日本代表に選ばれる為には絶対に負けられない大会だと自分に言い聞かせ挑んだ大会でした・・・が、しかし結果は第3位でした。試合全般をとおして良かったのか悪かったのかは、よく分かりませんが自分が目標としているのは「全日本無差別大会で入賞」することなので、ひとまずは本戦まで繋がったので良かったと思います。まだまだ本戦まで1カ月以上あるので、色々と修正点や課題等をクリアーして本戦で何とか結果を出したいと思います。
 因みに北斗旗全日本無差別大会に、今まで一度も出場したことがない(初出場)ので気合いをいれて稽古に励みたいと思いますので石巻支部の皆さん御協力よろしくお願いします。  押 忍 
 
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春は、千葉がマウントからの決めで効果を獲う展開だったが
今回は、打撃でのポイントで効果を奪取

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更に、グランドからマウントとか締めを狙ったが
グランド戦はタイムオーバー=ポイント獲れず

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その後は、互いにイーブンで展開
千葉は前の試合で左手を負傷していたとのこと
手数は減っていたが、何とか終了のブザーが

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結果、優勢勝ちに
ここで、リーグ戦ポイント(獲得)数により準々決勝へ進出
その対戦相手は

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隣のブロックから勝ち上がったのは菅原(画像・右)
※菅原の勝ち上がりについては別途参照
支部同門対決になり

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序盤は打撃・・・といきたかったが
手の負傷が響き、菅原に押し込まれ

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流れからグランドへ引き込まれ
一気の腕ひしぎが極まり、思わずタップ

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結果は一本負け
今大会、千葉の戦績は無差別予選ベスト8

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無差別予選 第3位 菅原智範(弐段)・試合回想 
アップシーンがなかったので、この画を採用!

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菅原(画像・奥)初戦の対戦相手は吉田 誠選手(初段・盛岡支部)
前の千葉同様(対戦相手の組み合わせ)に、菅原も吉田選手とは春の体力別予選で対戦(負けており)しており

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