師範ブログ - 初段取得者の所感

初段取得者の所感

執筆 : 
2010-8-15
 先月(24日〜25日)の東北地区サマーキャンプで、昇段審査を受験し「連続組手」において少年(女子)部の遠藤千尋が8割方の勝率で、又、同じく受験した一般部 三浦秀人が勝率5割(※審議にはなったが組手全般をとおして諦めない気持ち・戦い方等を考慮して)により=見事クリア(昇段決定)し、この程本部から認定証・帯が授与されたので、その見返り(!)に千尋と三浦(秀)本人から所感を書かせたので紹介(載せて)します。


[遠藤千尋・所感]  
 私は小学4年生から大道塾を始めました。最初は「興味本意」で始めて、こんなに厳しいとは知らず稽古が大変でした。
でもこれまで頑張って稽古して来て、やっと(!)初段(=黒帯)を取得することが出来て良かったです。審査(連続組手)の時は三浦先生が審判ということがあって、多少のヒイキ目もあり思いっ切りの組手が出来たと思います。それと緊張等はなく連続組手において結構勝てて良かったです。
私自身、あまり良い試合は出来なかったけど今回、黒帯を取れた(初段の取得)事は色々な人に感謝しています。ありがとうございました。     オ ス


[三浦秀人・所感] 
 押忍。今回の東北地区サマーキャンプ審査会におきまして初段を取得させていただきありがとうございました。
私が大道塾に入門するきっかけというのは「日頃の運動不足」を解消しようしたのが、きっかけでした(因みに当時の体重は80キロ台→現在60キロ台です!)ですから当時は、自分が黒帯に挑戦するなんて夢にも思ってもいませんでしたが三浦師範の指導の元、日々稽古を重ねて行くうちに、少しずつ肉体的にも精神的にも変化が現れ、それと共に試合出場+審査を受けることで=かなり苦戦(痛)はしましたが帯の色も変わっていきました。
そんな訳で何とか茶帯取得当初は、ここまで来れば「上出来かな」と自分の気持ち中で満足していたのですが、さらに日々ハードな稽古を重ねるうちに欲が出てきてしまいせっかくだからと思い、1級の今年4月に試合での審査を受験しましたが=もちろん(当然の様に)結果は不合格。大道塾「黒帯のハードルの高さ」というのが身を持って体験しました。
このまま茶帯のままでもいいかなあと思うところはありましたが、もう一度挑戦しようと思い→三浦師範に伝え、サマーキャンプでの受験ということになりました。
 ということで審査の当日、基本稽古〜移動稽古が終わり連続組手へ。今回「8人連続組手」ということで凄く緊張し+スタミナが持つかがとても(大変)心配でした。セコンドには阿部靖先輩に付いてもらい、いよいよ組手のスタート!格闘ルールではなんとか(かんとか)2.5勝をゲット。続く基本ルールでは完全にスタミナ切れになり1人目でボコボコにされての黒星スタート。いつもの自分ならこのままズルズルいってしまうパターンなのですが、支部のみなさんからの応援(押忍。いっぱい×一杯で誰の応援か覚えていませんでした=すいません)のお陰で何とか蘇生!して1.5勝をゲット。次のグランド戦では「極められまくり」になり「もうどうにでもしてくれー!」という感じでした。
そんなこんなで不恰好ながらも連続組手(勝ちポイント)4勝をゲットすることが出来て何とかギリギリで合格(昇段)を頂くことが出来ました。連続組手を終わった時に三浦師範から「よく頑張ったな!おめでとう。」と言葉をいただき、涙が出る程に嬉しかったです。
 今回、私が黒帯(初段)を取得にあたり協力していただいた先輩方(特に小川師範代。自分の稽古にフル参加で付き合って頂きありがとうございました。)後輩方それと、稽古には快く送りだしてくれる私の家族、ありがとうございました。
そして何より三浦師範の指導のお陰でここまで頑張ることが出来ました。本当に有難うございました。
押忍!ご拝読ありがとうございました。
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