師範ブログ - 初段取得(須田慎也)所感

初段取得(須田慎也)所感

執筆 : 
2013-4-15
 先月24日(日)秋田県横手市の体力別予選に出場(-250)した須田慎也(1級)が試合(昇段)審査を兼ねて受験。試合結果についてはHPで更新はしてあるが、この度、本部から帯と昇段認定証が授与されたことで、須田本人に所感を書かせたので以下のとおり紹介します。
 須田は22歳に入門し、茶帯(2級)取得までは着実に地(実)力を身につけていたが仕事柄(消防それもレスキューの経歴もあり)数年間、離れていた期間があったものの本人の「復帰」前に(先ずは!)娘2名を少年部に入門させた後、2010’秋に本格的な復帰をしたということで、黒帯取得するまでの経過(紆余曲折)・期間(入門依頼≒16年の年月を費やしたが)はあったものの、一つの区切りになり感慨深いものにはなったね。

[須田慎也 所感] 
 この度は昇段を認めていただきありがとうございました。
私が入門したきっかけは当時、職場の先輩が大道塾の塾生であり「石巻にも総合格闘技の道場があるから入門しないか」と誘われたことからでした。当時は格闘技ブームの全盛期であり格闘技オタクだった私は直ぐに入門しました。しかし、実際の稽古は厳しく先輩方とボロボロになるまでスパーリングをさせられた(←スパーが出来る段階まで稽古したうえでという意味! 師範・談)記憶があります。その内に職場の先輩は大道塾から離れましたが私は取り敢えず、もう少しだけ続けようという気持ちで稽古に出ており、黒帯を取得するなど夢のような話でありました。(当時は岡崎先輩に対しスパーで圧倒するという目標はありました)その後、2級まで昇級した頃に仕事の関係で稽古に出られなくなり約8年もの間、道場を休む形になりました。その間、ホームページ等で石巻支部の活躍を拝見し、いつか復帰したいと言う気持ちはありましたが、入門した当時の塾生はほとんどおらず、次第に復帰しようという気持ちも徐々になくなりました。ですが、当時小学2年生だった私の娘が、内気で気が弱く「何か運動を習わせなくては」との妻の言葉に、精神的に強くなる=大道塾 という文字が頭をよぎり半ば強引に入門させてしまいました。泣き泣き道場に通う娘を見た時に娘を強引に入門させてしまった手前、自分ももう一度復帰し黒帯習得を目指そうという気持ちが芽生えました。
 今回、目標としていた黒帯の取得が出来て三浦師範を始め小川師範代、靖先輩、そして各先輩方、石巻支部の皆様には本当に感謝しております。改めてですが(本当に)大道塾に入門し、そして石巻支部に所属して本当に良かったと感謝しております。いつか自分の娘にも、この気持を味わえる日が来ればと願っています(=稽古を休みがちで、まだまだ先かとは思いますが)今後の目標としては、出来る限り大会に出場し上位を目指すことであります。復帰後は、年齢的に見ても大会に出場するなど考えてもいませんでしたが、昨年から大会にエントリーさせていただき、試合を重ねるにつれ少しずつ強くなっていく自分に、日々の稽古を積めば、まだまだ出来ると実感いたしました。今後も御指導のほど、よろしくお願いいたします。   押 忍
  • 閲覧 (923)

トラックバック

トラックバックpingアドレス トラックバックpin送信先urlを取得する