師範ブログ - 参段取得(小川 英)所感

参段取得(小川 英)所感

執筆 : 
2009-3-8
今月14日(土)総本部において支部長・幹部審査があり当支部から小川さん(弐段)が昇段審査を受験、結果等についてはHPの試合結果・終了後のブログで紹介しましたが、この度、本部から帯と昇段認定証が授与されたことで、改めて小川さん本人から所感を書いてもらい以下のとおり紹介します。


[小川 英・所感]
 2009年2月14日(土)平成20年度 支部長・幹部審査にて昇段審査を受験させていただきましたので、その所感(内容)について書かさせて(報告)いただきます。
今回の審査は昨年(秋期東北大会前後?)より三浦師範より薦められ(=半ば強制?)たこともありチャレンジすることを決意しました。
審査当日は午前9時から開始との事で、一般部 三浦(秀)君の自家用車にて仙台発6:00(=始発)の新幹線に間に合う様に、4:30に石巻を三浦師範と共に出発しました。当初は全国BC選抜に出場するはずだった阿部靖さんも同行の予定でしたが急遽、都合により不参加となったこと=その阿部靖さんの気持ちを思いながら、改めて「気合い」を入れました。
 そして総本部道場に到着、早速道着に着替えて、いざ道場へと向かいました。今回は自分を含め7名の支部長さん方が審査を受験するとの事です。自分は年齢(47歳)に対する組手数は5人(格闘ルール×2人・基本ルール×2人・グランド×1人)という発表が東塾長からあり緊張モードに突入しました。
柔軟をみっちりやってから基本稽古で十分に汗を流した後、東塾長から審査の進め方・組合せ等を告げられ、いよいよ「連続組手」のスタートです。
最初は、総本部 黒木指導員の8人組手からスタート、その後自分も組手の相手として自分の審査も同時スタートとなりました。
 黒木さんとの対戦が1人目です。ここまで来るまでの期間、稽古ではどちらかと言うとスパー中心ではありましたがスタミナ面の強化という点では不足していました。とにかくジャブで距離を取って、合わせられればアッパー等と考えてはおりましたが開始早々の打合いでは、自分の大振りなパンチが中心になってしまい組手イメージ(展開)とは程遠い展開になってしまいましたが、なんとか引き分けの組手で初戦を終えました。
2人目は九州 宗像支部長の庄田さん。前のイメージを払拭すべく、サウスポーからの投げ狙いで組立てをと考えましたが開始早々、左ミドルをかわされたことによりパンチ連打で前に出られてしまい、打撃を付き合う様に打合いになってしまいました。
その後は組んで投げを狙いましたが、素直な投げではコントロール出来ませんでした。この組手、結果は引き分けでした。
3人目は基本ルール、対戦相手は同じく庄田支部長と再び拳を交えることに。とにかく下がらず前に出るつもりでしたが、スタミナ不足で思った動きが全くと言っていい程、出来ませんでしたが気力だけでパンチ+蹴りを出したつもりでしたが有効打にはならず、結果は引き分けでした。
4人目の基本ルール、対戦相手は総本部在籍の方と組手をすることに。この頃になるとスタミナ切れ状態になっており、前に出ようとはするが相手の打撃で下がってしまう場面もあり、何とか左のヒザを出しましたが単発で手数が少なくなってしまいました、それでも何とか持ちこたえて、結果(=この組手も)引き分け。
そして5人目(連続の最後)はグランド戦。対戦相手は、また(+また)しても庄田支部長でした。前の組手でスタミナを使い果たした状態で「自分自身やれるのか?」自問していました。グランド戦は時間を上下入れ替わりでやるのですが私は上からのスタート、展開として「突っ込み締め」のみを狙っていました。開始早々、上手くポジションを取れたので一気に突っ込み締め(変形送り襟締め)にもって行き、結果(=
運良く)タップを取れました。その後(体勢の入れ替わり)は下からの展開、ハーフガードから袈裟固めにもって行かれました。返す(スイープ)という力も無く(当然、スタミナは間欠状態)何とかタイムアップまで持ちこたえ、結果1勝を取れました。
 連続組手を1勝4分という内容(結果)で昇段することが出来ました。スタミナ切れは本当に苦しかったのですが、今迄に経験したことのない「達成感」「充実感」がありました!これも三浦師範を始め、協力していただいた支部(道場)の仲間(後輩達)からの応援のお陰です。ありがとうございました。
今後は(も)私自身、色んな事を吸収したことを「石巻支部」を盛り上げる一助になれば思っております。   押 忍
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