●名称及び日時 2008 1st Middle East and Africa Kudo championship (第1回 空道 中東・アフリカ大会) 10月24日(遠征期間10月20日〜28日) ●場 所 Abu Dhabi health club(アブダビ ヘルスクラブ) ●主 催 国際空道連盟 ●主 管 大道塾UAE支部
第1回 空道 中東アフリカ大会 遠征記 菅原 智範(弐段) 10月20日 (遠征 初 日) 先月、三浦師範から今回の遠征(中東アフリカ大会)について話しがあり、当初は大会出場の条件(主旨)としては支部の千葉君がと思うところがあった様ですが、海外での試合・空道を体現したい一心で「是非参加(戦)したい」と熱望し今回の遠征となりました。 北斗旗体力別(11月9日)との日程を意識するところではありましたが決定した以上「やってやる!」という思いが強く出発までの期間、自分なりに稽古(調整)をしました。 そして、いよいよ待ちに待ったドバイ行きの日になり石巻から成田空港までの独り旅が始まりました。列車内では、ほとんど寝て過ごしたのでアッ!と言う間に成田空港まで着きました。集合場所に向ったら、事務局長を始め各支部長の先生方、出場選手の方々が集まって来て、定刻=全員集まった(東先生は一足先にヨーロッパに出発=現地合流の予定)ところで搭乗手続きをし「いざ出発!!」 経由地の香港を目指し→香港から乗り換えて→ドバイに着きました。 空港ではUAE支部のマタエフ支部長が自分たちを出迎えてくれ直ぐに空港からホテルへの移動となりました。
10月21日 (遠征 2日目) ホテルへ到着後に朝食(=時差の関係で)を食べました。それでもチェックインまでの時間に余裕があったので、ロビーで東先生の到着を待ちました。 東先生が到着後にチェックイン、この日のスケジュールは特に無かったので、ホテルのジムで出場選手の皆さんとウエイトや軽くスパーリング等をして時間を過ごしました。 この日の夜は、他のホテルにおいてレストラン(ヌードル専門店?)への食事となりました。東先生を始め皆さんはビールを召し上がっていましたが、自分は試合前(という自意識)だったので自分の気持ちにブレーキ(?)を掛け、ミネラルウォーターで我慢しました。
10月22日 (遠征 3日目) 遠征3日目もスケジュールが何も無いことから(=試合に向けての集中する時間が出来て良かったです)、朝からホテルのジムでウエイト等で過ごしました。 又、この日は時間を見てプールにも入りました=すごく気持ち良かったです。そしてこの頃(遠征3日目という事もあり)からは同じ部屋である帯広の佐々木君や中部本部の時任さん、川上君達とも段々仲良くなってコミュニケーションはバッチリ(初めは、お互い常に緊張しっ放しでした)になっていました。 そしてこの日の夜は、海外の出場選手(一行)を交えてパーティーが開催されました。
10月23日 (遠征 4日目) 午後からは選手計量+ルール説明があるので午前中のみジムで体を動かし、時間を見て計量場所であるUAE支部道場に向かいました。 計量の方ですが自分は一発パス(クリア=他の日本人選手も一発パス!)でした。 その後はルール説明の為、ホテルへと戻り夜は別なホテルにある日本料理店に行きました。 ここでトピックスを一つ 食事の後はタクシーに乗りホテルに戻った際・・・でしたが運転手にお金を渡したところ、何やらお釣りを渡す(戻す)気配が無かったので(=これは、ボッタクられてるといると思い)怒りを露わにして怒鳴り(それも日本語で)散らしました。そしたら正規の料金より安く済みました。 間違っていることは改めて言って見るもんだなあと(しみじみ?)思いました。
10月24日 (遠征 5日目) 今日は大会当日です。 緊張したままバスに乗り込み試合会場であるアブダビ(試合会場Abu Dhabi health club)へ向いました。 会場のアブダビヘルスクラブに到着後は、軽くアップをして開会式を待ちました。 自分自身、初海外試合+初対外国人なので改めて緊張しっ放しでして、他の日本人選手の試合も、あまり見ないまま大会が進行していきました。 そして自分の試合(今回、重量級と超重量級は一緒(混合)で亀の対戦形式=予選リーグ突破は2勝以上)ですが予選リーグ戦では途中危ないシーンが有りましたが、何とか決勝まで進みました。 決勝戦の対戦相手は同じ部屋の佐々木君で、すごく(何か)戦いづらかったのですが、自分も絶対負けたくないと気持ちがあったにも関わらず負けてしましました。 結果(戦績)は準優勝でした。 この日の夜での食事会=いよいよアルコール解禁!!(自分にとって)です
10月25日 (遠征 6日目) この日、UAE支部審査会なので再度アブダビへ向いました。 審査会では「空道精神」を学ぼうと必死で審査会に挑んでいる外国人に感銘を受けました。やがて(将来)は空道母国「日本」を脅かすことに・・・と思えば気持ちが引き締まる思いでもありました。 夜は「寿司パーティー」がありました=凄く美味しかったです。その後は「カラオケ大会inドバイ」が盛大に開催され、先生は自慢の歌(美?)声を披露していました。(マイウェイ・北島三郎・ゴットファザー・etc・・・←詳細等は省略いたします オス!)
10月26日 (遠征 7日目) 東先生はイラン国営放送取材により同行されませんでしたが、午前中にドバイ最大級のショッピングセンター(中東なのですが、何とスキー場もありまして!)へ買い物(お土産買い)に行きました。 又、夕方からは砂漠に行きデザートクルーズを楽しみ(試合遠征でしたので期間中、このクルーズが一番楽しい思い出になり)ました。四駆の車で砂漠を走り回り、途中のベースキャンプで食事を取り、その後はラクダに乗ったりとかベリーダンスを見たり(参加したり)とか、すごく楽しい夜となりました。
10月27日 (遠征 最終日) ドバイ滞在最終日、朝からジムでウエイトやスパーリングをしてその後、飛永支部長にミットを持っていただき自分のフォーム修正や間合いの取り方を、みっちり!と御指導頂きました。=ありがとうございました! その後、空港へ向い長い様で短かったUAE遠征が終わりました。 THE END 最後にですが、期間中は自分にとって貴重な経験になりました。海外遠征した選手レポートとかを本部HPで見て、今回の遠征での実感(実際)はどうかと自問自答したところ「空道」を通して海外との交流・武道を志す海外の人達の日本に対する印象等々、正に「同一」であり今後の稽古に取組む励みには十分な経験でした。 この様な機会を与えてもらった東先生、期間中は色々御世話になった事務局長そして全てのサポートしていただいた三浦師範=ありがとうございました+感謝の気持ちで一杯です。 そして今回、遠征で御一緒した各支部長の先生方、出場選手の方々におかれましては御苦労(御世話)様でした。次は「北斗旗全日本」でお会いしましょう! 押 忍 |
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