アルバムトップ : 2004年 : 鈴木清治(初段)「上海/ウランバートル遠征記」 :  Total:22

日時 2004年10月26日〜11月1日

10月26日(遠征1日目)
 早朝5時30分に池袋駅を出発。東先生,事務局長(奥さん)そして帯広支部 佐々木さんと自分の「タメ年コンビ」による遠征が始まりました。
成田を9時30分出発,韓国・仁川(インチョン)空港を経て16時,上海に 到着。着いたはいいが迎えの人が居ない!30分程1階を探し廻るが見つからず 少しイライラした状況の時,ふと2階を見たら赤い垂れ幕「・・・空道創始人 東孝先生・・・?」発見,やっと合流出来ました。
19時より上海ナントカ?大学にてセミナーを開始,人数は30人位いたでしょ うか代表の陣 軍さんはかつて極真の若獅子寮にいたことがあり,その後キック とか散打も経験しているそうです。
この日は基本・移動稽古,打撃のスパーをしてみて結構,横蹴りを多用している なと思いました。(多分散打の影響でしょうか)
セミナー終了後には「しゃぶしゃぶ料理」にて歓迎会,自分は初日から一気飲み 連発で飛ばしてしまい,最終ラウンドのラーメンの頃には寝ていました。無念!

10月27日(遠征2日目)
前日の飲み過ぎにつき9時過ぎまでベットの中,昼に陣さんに連れられ市内 観光へ,レトロな街並みの外灘(ワイタン)周辺を散策しました。
外灘から黄浦江を挟んで対岸側には,浦東(プートン)新区があり,そこには 斬新なシルエットの東方明珠テレビ塔(上海タワー)を始め,超高層のハイテク ビルが建ち並び,まさに近未来都市といった感じでした。その後「吉野屋」にて 昼食,猪丼(=豚丼?)を食べましたが日本と若干味が異なる様です。食事を しながら陣さんの極真時代の苦労話で盛り上がりました。
午後より日本総領事館を表敬訪問,陣さんともう1人(ドランクドラゴンのメ ガネ似)が入館するのに少し揉めましたが,何とか無事全員入れました。 領事の片江さんは以前,空手を経験していて東先生のファンでもあったとのこと で話も盛り上がりました。自分にとって滅多に訪れることがない場所なので貴重 な経験となりました。
19時よりセミナー(2日目),この日は投げ技とグランド,グランドスパー をしました。生徒達にとって未経験の分野なのか楽しそうでした。
終了後23時より,遅い夕食(ほとんどの店が閉まっていた!)四川料理のレス トランで食事をしました。皆,先日のダメージが残っているのか?あまり勢いは ありませんでした。メガネ君がしつこく挑発(一気)してきましたが,軽くかわ し,この日はおとなしくしてました!

10月28日(遠征3日目)
 陳さんらに見送られ,12時に上海を発ちました。陳さん,メガネ君そして上 海の皆さんありがとう。謝謝!!再見!!上海での「空道」の発展を心より願い ます。
再び韓国・仁川を経由し,今度はモンゴル・ウランバートルへ現地到着は22 時でした。空港では代表のガンジルガさんとお弟子さん,女性通訳のアリマさん ら大勢の人が待っていました。
トヨタ・ランドクルーザー3台に送迎されホテルへ,ウランバートル市内はロシア(=モスクワ)にとても良く似ていました(ソ連崩壊まで社会主義でやって きたからでしょうか)・・・しかし外はとても寒い!

10月29日(遠征4日目)
午前中に日本大使館を訪問,モンゴル料理にて昼食の後にガンジルガさん(通 称ガンちゃんと呼ばれていた)から「射撃でもどうですか?」の誘いがあり,そ ちらへ向かうことになり,すぐ着くのかな?と思いきや車で延々1時間,未舗装 の道を山越え谷越え(車の天井に3回は頭をぶつけ)やっと到着
広大な草原の真ん中でライフル・自動小銃(BB弾)でサバイバルゲームにハマ っていた自分にとって,まさに夢のような体験でした。それに何と戦車から大砲 も撃てるそうです!(また必ずこの地に来ると心に決めました)
夕食では,まず前菜のボリュームに圧倒され,とどめの羊肉の塊に戦意喪失し てしまいました(それでも,チンギスビール+ウォッカで流し込み)その後モン ゴル名物?の「停電」がありましたが,他の客は平気な様子でした。そしてカラ オケ戦に突入。先生は自慢の歌声を披露していました。(GOD FATHER ,北島三郎,etc・・・)
負けずに自分もしっかりアピールしました。

10月30日(遠征5日目)
この日は,ガンちゃんとフレルバトル(学生)の2人に個人指導をしました。 午前中は基本を午後は打撃に対する反撃(打撃+投げ)を指導しました,ガン ちゃんは極真空手10数年の経験者で世界ウエイト制(軽量級)にも出場した そうです。
夕方から民族音楽のコンサートを見に行きましたが,印象的だったのが「ホー ミー」という歌い方で,これは馬頭琴を弾きながら低い声(市場で競りやってる おっちゃんみたいなダミ声)でメロディを歌いながら,その歌い手の頭上辺りか らも違う声(音)を鳴らす,いわば一人二役の不思議な歌でした。・・それに軟 体少女もいました。

10月31日(遠征6日目)
午前に生徒40人くらいを相手に基本・移動の指導をしました。(先生はガン ちゃんとフレルに対し個別で寝技の指導をされてました) 頭で理解していても,技を他人に分かりやすく伝えるのは難しいな・・とつくづ く思いました(まだまだ未熟です)
午後は基本に加え,投げ・関節技の指導をしました。生徒の大半は白帯でしたが 投げは以外と上手でした。モンゴル相撲で足腰を鍛えたからでしょうか?練習 終了後「チンギス・ハーン村」ゲルキャンプへ行きました。
ここには映画「チンギス・ハーン」で使用されたゲルが残されています,弓矢と 乗馬それにゲルを訪問しました。
乗馬は初めてでしたが人にも動物にも優しい性格なので,馬にすっかり舐められ てしまい思うように操ることが出来ませんでした。
ゲルの中での夕食会では馬頭琴とギター演奏(自分)で盛り上がりまして,その 後,例によってカラオケに突入,その後学生2人に誘われディスコへGO! ディスコの雰囲気は日本と同じですが,たまにキロロとかビートルズとかディス コらしからぬ曲も流れていました。・・・踊り疲れてTHE END
 
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グランドの攻防

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四川料理に舌鼓

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モンゴルへのフライト前に空港でカシャ

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ウランバートル市内のホテル前にて

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モンゴル料理店前にて

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スナイパー東先生(なかなかの腕でした)

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ライフル!で「構え」・・・反動、爆音がすごい!

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ライフル!で「構え」・・・なぜか東先生から実技指導を受けている

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銃を片手に

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モンゴル料理前に・・まずは乾杯・・する前

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