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●名称及び日時
2010’ 北斗旗全日本空道無差別選手権大会
11月20日(土)
●場 所 国立代々木体育館 第二体育館
●主 催 (社)全日本空道連盟
●主 管 大道塾総本部    
●後 援 文部科学省・東京都

[師範所感] 
 今回の試合において出場した菅原・千葉の両名は初戦敗退の結果になってしまったが、今後に向けた修正事項・・・単的には「稽古の継続」を念頭に精進するということは「第一」だが、今回の試合展開及び内容等を踏まえ、修正事項とか今後の稽古で対応する内容とかを菅原と千葉以外の支部塾生にも良い意味で「還元」出来る様にして行きたいと思うよ。=もう来年春の体力別への戦いは始まっているのだから!
試合経過等については以下の小川 英師範代及び選手達の所感で試合経過(結果)等の詳細を参照ということではあるが、改めて本人達の自戒に期待したいね。

[小川 英師範代 支部選手奮闘記]
 11月20日(土)全日本空道無差別選手権が「代々木」で開催されましたので、当支部出場選手の「激戦」を振り返りたいと思います。
4ブロック(A〜Dブロック=平均的に階級を分けて)でのトーナメントにおいて、Cブロックから千葉選手が登場。対戦相手は、春の体力別(−260)準優勝の綾瀬支部 平田選手。柔道五段でもあり組み技にたけた実力者である。試合の方は序盤から組み技狙いの平田選手に対し千葉は、打撃で攻勢を掛け強烈な右ローをヒットさせる。対する平田選手も、組んでからのパンチをヒットさせ反撃する。その後、再び組まれた千葉だが首相撲から振り回し倒すことに成功したが、流れの中でハーフガードにされるも、上から絞め技を狙う予想外の展開に。が、ここでグランドが終了となり再びスタンド勝負へ。打撃勝負の千葉は、パンチの連打でプレッシャーを掛けるが、やや大振りになってしまいヒットせず。そして、いつものコンビ・ローも出なくなる展開に。対する平田選手は、組んでのパンチで攻撃を掛け、巴投げをきめて(ハーフマウント状態になり)すかさず下の千葉に対しパンチを決め、効果ポイントを奪う。更に締め(関節)を狙う平田選手に対し、千葉はヒザを入れてスペースを確保して、これを凌ぎグランド終了。再びスタンドになりパンチで勝負を賭ける千葉だが、ここでタイムアップとなる。結果、優勢負けに。9月の地区予選で指の骨折してしまうというハンデを感じさせない、素晴らしい試合だったと思います。今後のステップアップに期待いたします。
 そしてDブロックからは、菅原選手が登場。対戦相手は昨年の「世界戦士」で10’西日本予選第7位の関西本部 山田選手。サウスポーだ。試合の序盤から山田選手がパンチ・左ミドル・ヒザのコンビを繰り出し、菅原が下がり場外へ。再び同じ攻めの山田選手に対し菅原も右パンチをカウンターで合わせるが、山田選手の前進を止められず、再び下がる菅原。何とか反撃したい菅原だが、いつともの前蹴りとか頭突き・ローが全くと言っていい程に出ない。それでも何とか右パンチを合わせるが、山田選手の優位な展開で推移することに。そし後、山田選手は左ミドルを中心のコンビを繰り出し攻勢を掛けてくる。ここで下がる菅原に対し、消極的な姿勢ということで反則ポイントが入ることに。終盤、何とか反撃したい菅原だが、いつもの動きが出ない(出せない)ままタイムアップとなる。結果、判定負けとなる。残念ではあったが、想像以上に山田選手のプレッシャーがあった様でして、次(是非)の奮起を期待します。
 今大会は大道塾設立30周年の記念大会であり、塾長夫妻の御結婚30周年でありました。本当におめでとうございます。自分もその1/3の歴史ではありますが、共に歩ませていただけたことを光栄に思います。
又、三浦師範におかれましては支部開設28年の「功労賞」受賞をされ、今後益々の御活躍を期待します。  押 忍

全日本無差別 千葉新市(初段)所感 
 今回4度目(体力別・無差別含め)の全日本出場となりましたが、東北予選の時に左手の小指を骨折してしまい出場を断念しようか迷いましたが、せっかくのチャンスだし全日本まで約2ヶ月の期間があるので、何とかなると思い出場を決意しました。
稽古中は小指を固定しながらだったので、思う様なコンビも打つことが出来ずに悩む毎日でした。1ヶ月が経ち、添え木も外れてやっと左手が使えると思いましたが、小指が曲がらず(リハビリ不足?)結局、左手が使えないままで稽古し=全日本まで日にちも迫ってくるしと、どうしようか焦りも出てきました。でも稽古に付き合ってくれた石巻支部のみんなに期待を裏切る訳にはいかないので、右手1本でも戦ってみせると思い試合当日まで頑張ってきました。
試合前日、計量も1発でパスし、その後はとりあえずラーメンを食べ、夜は「すきやき」を食べ+そして飲み+最後にまたラーメンを食べました。結局またしても暴飲暴食をしてしまい次の朝は、ちょっと頭が痛かったです。
試合当日の朝、師範からメールで組み合せを教えてもらい、1回戦の相手は平田選手(綾瀬支部)でした。平田選手は柔道5段の持ち主で寝技師と言っていたので、それも自分の不得意なところだし、何人かの方にアドバイスをもらいましたが今更、対策を考えてもどうにもならないと思い、自分の戦い方を全力ですることだけを考えました。
 試合は、掴みから巴投げ→そしてニーインザベリーからの極めが決まってしまい、相手にポイントを取られ負けました。その後、自分もポイントを取りに反撃しましたが結果、ポイントも取れず負けてしまいました。
今回の自分は、動きは凄く良かったと思います。怪我をしてなければもっと良い試合が出来たと思うし勝っていたかもしれません。悔しい思いはありますが、次はベストな体で大会に挑める様に頑張って稽古したいと思います。
最後に、三浦師範を始めセコンドで同行していただいた支部の皆様ありがとうございました。   押 忍

全日本無差別 菅原智範(弐段)所感
 今回の無差別は自分自身初出場ということで、いつもとは(体力別等)違った緊張感を持ち挑みましたが、結果が初戦敗退という非常に納得のいかない結果に終わってしまいました。
今大会を振り返ると、良かった事は一つもなく反省すべき点や修正すべき点ばかりでした。まず今回は自分なりに組み技からの投げの稽古を結構、取り組んだのですが、一つも投げを出せませんでした。あと自分はサウスポー選手との対戦は苦手意識があり、組手が噛み合わず、更に集中力が低下もしてしまい自分の気持ちが折れてしまったりしました。それから打撃においても(全然)手数を出せないまま試合が終わってしまった感じがありました。そういった反省点があり、これ(今大会)で引退しようとも思いましたが、他の支部の先輩方達から今大会で優勝した「加藤選手の勢いを止めてくれ」などという声が多かったことで、もっともっと稽古してまだまだ現役で頑張りたいと思います。
これからの稽古での課題としては、対サウスポーに対する技研・組み技や寝技の強化、そして何よりメンタル面の強化に取り組みたいと思います。
 最後になりますが三浦師範を始め、小川さん・靖さん・千葉さん・元・遠藤さん親子、色々とサポートしていただきありがとうございました、これからも支部のみなさんを始め、皆様の御指導・御鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。  押 忍
 
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遠征に先立ちJR石巻駅でカシャ


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仙台駅 新幹線コンコースにて


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ホテルに到着
去年の世界大会時にも利用したホテルでもあり
試合会場へのアクセスとかホテル内の設備も非常にイイッ!

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「鳩山会館」敷地内の東屋(離れ)で
全国運営会議があり

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会議終了後、30周年記念パーティが前途した同会館で開催され
特別表彰を受け、塾長から感謝状・記念レプリカを授与(=恐縮です!)

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北斗旗チャンピオンフラッグ


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開会式が始まり、選手一同の整列


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来賓及び役員の挨拶があり
そして塾長からの挨拶

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チャンピオンフラッグが返還されて


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選手宣誓があり
いざ「北斗旗全日本無差別」の試合が開始

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