●名称及び日時 プロフェッショナル修斗 仙台大会「SPIRIT2010 Summer」 6月27日(日) ●場 所 仙台市アクセルホール ●主 催 パラエストラ
[師範所感] 3月に続き、仙台市アクセルホールでプロフェッショナル修斗 仙台大会「SPIRIT2010 Summer」が開催され、今回の空道マッチは(それも)2試合で当支部 菅原智範が木村 猛選手(仙台北支部)と対戦、もう1試合は鈴木清治とA.コノネンコ選手(東北本部)の対戦(この2人の試合、今まで何試合したのかという次元?ではなくなり「東北地区軽重量級の風物詩」とまで形容されているね・・・)がマッチメークされ、前回に続き当支部から参加(戦)ということで、支部でのセコンドを含めた応援バックアップ体制とかで色々と忙殺していたよ。 俺自身も審判を担当する為に帯同したが、今回も試合の方は全10試合で空道マッチが(当然ながら)2試合だが会場内には大道塾(塾生)関係者が(も)多かったのは、ある意味で興味深かったね。 主催のパラエストラと大道塾は技術交流等、友好団体の関係にあるので今後の継続と今回の大会が成功裡(前回大会も含めて)だったことを御祝したいと思うよ。 今回、当支部HPで俺自身、都合により全試合は観戦出来なかったことで、全体の感想(的)は(今回もまた)言えないところではあるが、去年から引き続きプロ修斗大会の空道マッチに携わったこと+支部内から出場者がいたことにより大会の模様(!?)とか試合経過(結果)は今大会も「試合結果」側にして+阿部 靖さんと女子部 阿部裕美の「大会観戦記」を以下のとおり載せることにしました。
「試合観戦記」 阿部 裕美(一般女子部) 「修斗」を観戦するのは今回が初めてで、リング上ではどんな「熱い戦い」が繰り広げられるのか、ワクワクして会場へ向かいました。 会場の仙台市アクセスホールに到着したのは1時過ぎ。隙間から見えるリングは、煌々と照らされていて、さらに期待が高まりました。 それから2時間・・・待ちに待ち、ようやく戦いの火ぶたが切って落とされました。 開会セレモニーとして全選手の入場。ド派手な音楽とアナウンスで選手入場し、それぞれの服装で入場する選手達。空道着で入場する4名の選手に(一種の)安心感を覚えました。 第1戦から第5戦までは、ルールの違いと理解しつつも、グランドに制限時間がなく、絞め技をかけられたまま何分も打ち合う姿を、終了のゴングを今か今かと待ちつつ見守りました。 そして迎えた第6戦。ついに菅原智範選手と木村 猛選手の空道マッチです! 審判はもちろん大道塾石巻支部 三浦悦夫師範。超重量級の代表とも言える2人のぶつかりあいが、師範の気合いと共に始まりました!「下段職人」と呼ばれる木村選手に対し、「東北のハードパンチャー」の異名を持つ菅原選手がハードパンチを繰り出し両者一歩も引きません。相手の動きを見て、ここぞという時に技を繰り出す両選手の3分2ラウンドの戦いは引き分けと判定されました。菅原先輩、熱い戦いお疲れ様でした!! 続いて迎えた第7戦。鈴木清治選手とアレクセイ・コノネンコ選手の登場です! これまでの二人の対戦成績は、5戦5勝でコノネンコ選手に軍配が上がっていましたが、今度こそは!!鈴木先輩の勝利を願って、固唾をのんで勝負の行方を見守りました。試合のゴングが鳴って、20秒(?)鈴木選手が仕掛けました!ついに得意技の連打炸裂!!っと思ったその時、鈴木選手の左腕がコノネンコ選手に掴まりました・・・。そして、鈴木選手のタップ。腕十字をとられ、またしてもコノネンコ選手の勝利となりました。ロシアパワー恐るべし!!注目の二人の戦いをもう少し見ていたかったです・・・。鈴木先輩、肘の痛みは良くなりましたか? 次回の二人の戦いに期待しています!!お疲れ様でした。 リング上での戦いはなんとも不思議な雰囲気でしたが、今回、他の格闘技を見て改めて「空道」の良さがわかったような気がします♪ みなさん本当にお疲れ様でした。 押 忍
[試合観戦記 阿部 靖(BMC指導員)] 3月7日に開催された修斗の大会に続き、今回(6月27日)も観戦記を書かせて頂く事になりました。 前回は朝の出発時より選手に同行して会場の設営から、じっくり見学することが出来ましたが、今回は仕事から直行の為、仙台の新しい格闘技の聖地?仙台アクセルホールに到着した時は開会式が終わり試合も第3試合も終盤に入っておりました。 今大会、修斗・仙台大会「SPRIT 2020 SUMMER」には2試合の空道マッチが組まれており、当支部から第6試合目に菅原智範選手が、第7試合目に鈴木清治選手がそれぞれ木村 猛選手(仙台北支部)アレクセイ・コノネンコ師範と対戦することになっております。当支部の両選手が神妙な面持ちで試合契約書にサインをする様子が支部HP(師範ブログ)にアップされていますので是非、御覧下さい。 さて試合はいよいよ第6試合目、菅原選手対木村選手の一戦。今回マットが柔かいためか、お互いマットの感触を確かめながらの打撃の展開となり、あっという間に延長戦へ。今回はプロのリング作法?に則して、各コーナーへ戻り椅子に座っての延長戦の再開待ちをしましたが、個人的にはリング上であっても正座(胡坐)で準備を整えた方が空道らしかった気もいたしました(←そのとおり!でしたが、当日の動作確認ミーティングで俺自身は、前回同様の正座等での主張!+A.コノネンコも同調したけれど結果、修斗本部席側の要望?もあってコーナーインターバルになることに 師範・談) インターバル後、菅原選手のマスクの紐を少年部の遠藤麟太郎君が結び延長戦開始。延長戦は両選手エンジンが掛り激しい打ち合いも見られましたが時間切れ引き分けとなりました。お互い手の内を知るもの同士で戦いづらい様子でしたが、やはり(そこは)重量クラス、パンチや蹴りの迫力は観客にかなりのインパクトを植え付けたと思います。 そして、第7試合鈴木選手対A.コノネンコ師範の試合はゴングと同時に、お互いペース配分無視のパンチの激しい打ち合い+掴み合いの密着状態からコノネンコ師範の投げ(密着状態なので持ち上げてから叩きつける投げ)からグランドへ。寝技の攻防から一瞬の隙を見逃さず、腕十字固めが決まりコノネンコ師範の一本勝ち。わずか25秒で勝負は決まりました。 あっという間の勝負でしたが、実力者同士がスタミナ配分も考えず本気で倒し合えばこういう展開もあるのだという試合でした。仙台の修斗ファンも空道(着衣の総合武道)の実戦力に驚いたのではないでしょうか。 修斗の興行には春、夏と参加し主催者から次の依頼があるか分かりませんが、プロのリング上で試合をするという事は客層の違い、会場の雰囲気を始め様々なプレッシャーとの戦いを強いられます。機会があれば他の選手も「大道無門」の精神に基づき是非、経験していただきたいと思いました。 最後に今回も反省会を地元の焼肉屋で行い(挙行)ましたが、今回は事前に予約を入れておいた為、前回のように肉を求めて町をさまよう?事はありませんでした。反省会の(反省していない)写真は、これも支部HP(師範ブログ)で御覧下さい。 押 忍 |
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