アルバムトップ : 2010年 : プロフェッショナル修斗 仙台大会「SPIRIT2010 Spring」 :  Total:34

●名称及び日時
プロフェッショナル修斗 仙台大会「SPIRIT2010 Spring」
3月7日(日)
●場 所 仙台市アクセルホール
●主 催 パラエストラ

[師範所感] 
 去年の5月に続き、仙台市アクセルホールでプロフェッショナル修斗 仙台大会「SPIRI2010 Spring」が開催され、今回の空道マッチは2試合で当支部 菅原智範がA.コノネンコ選手(東北本部)に変更(当初、マッチメークが我妻選手(角田同好会)の予定だが怪我により)と対戦(もう1試合は東北本部の渡部選手とパラエストラの亘理選手が対戦)した。
俺自身も審判がありに帯同、今回も試合の方は全9試合で空道マッチが(当然ながら)2試合だが会場内には大道塾(塾生)関係者が多かったのは、ある意味で興味深かったね。
主催のパラエストラと大道塾は技術交流等、友好団体の関係にあるので今後の継続と今回の大会が成功裡(前回大会も含めて)だったことを御祝したいと思うよ。
 今回、当支部HPで俺自身、都合により全試合は観戦出来なかったことで、全体の感想(的)は言えないところではあるが、去年から引き続きプロ修斗大会の空道マッチに携わったこと+支部内から出場者がいたことにより前大会の模様(?)は師範ブログ側にしていたが今大会は「試合結果」側に変更して+阿部 靖さんの「大会観戦記」も載せることにしました。

[阿部 靖(BMC指導員) 試合観戦記]
 3月7日に開催されたプロ修斗仙台大会に、石巻支部より菅原智範選手が東北本部のアレクセイ・コノネンコ師範と「空道スペシャルマッチ」としてリングで戦うことになり、私は三浦支部長よりセコンドを仰せ付けられ、同行しましたので観戦記として御報告致します。
菅原選手同行の先発隊は小川師範代以下、選手を含め5名で石巻支部を9時過ぎに出発。三陸自動車道をひた走り、あっという間の10時に仙台港に到着しました。
11時からの計量ということで、30分ほどスポーツ店に立ち寄り10時30に会場である仙台市アクセルホールに到着。
この施設はイベント会場や横浜税関の塩釜支署、普通の会社も入っている不思議な建物であります。会場には空道の選手とは違い、一見して本日の出場者若しくは関係者とわかる方々が集まり始めていました。
11時に無事計量が終わり(といっても菅原選手の相手はアレクセイ・コノネンコ師範であるので、あくまで形式ですが)ました。途中、リング設営の不具合もあった様ですが予定通り14時30分開場し15時30分より試合が開始されました。
今大会は空道スペシャルマッチが2試合組まれており、全9試合のうち6試合目に東北本部の渡部選手とパラエストラ仙台の亘理選手との空道ルールマッチ。そして7試合目が菅原智範選手対アレクセイ・コノネンコ師範の試合です。今大会(試合)の方は「寝技世界一選手権」=アブダビコンバットで上位に入賞した選手がプロの寝技の凄みを見せたり、宇宙人の被り物で入場して観客を沸かせる選手がいる中で展開していき、いよいよ空道スペシャルマッチが始まりました。
 空道マッチ1試合目の渡部選手対亘理選手の一戦ですが、渡部選手は慣れないリング上での試合で相当「やりずらそう」に見えました。又、リング上は思った以上に熱くスタミナの消耗も激しかったのではないでしょうか。ロープ際での攻防ではルール上、ロープを掴んではいけない等の制約があり、レフェリー(主審?)の三浦支部長もロープ際で、もつれた2人の選手への対処に苦慮していた様です。
空道ルールとは言えやはり異種格闘技戦!試合は空道対パラエストラの様相を呈して、各々の選手への応援も白熱する中、バックマウントからの効果を奪った渡部選手が優勢勝ちを収めました。
プロのリングで他流と戦うということで渡部選手には相当なプレッシャーがあったのではないかと思いますが、無事「大役」を果たされ大変お疲れ様でした。
 2試合目の菅原選手対A.コノネンコ師範の試合は、落ち着いて応援する事ができる反面、プロの試合を観戦に来たお客さんに空道がどの様に映るのか心配な面もありました。
1R(本戦)は両者共、相手の様子を窺いながらパンチ・蹴りの応酬で推移、A.コノネンコ師範の手数が優りますが、体重差もありダメージには至らない様子=引き分けにより延長戦に、2R(延長戦)はA.コノネンコ師範の猛攻で始まり、途中=いつもの様に?菅原選手の唇が切れましたが、お互い掴み・寝技なしのパンチと蹴りの攻防で試合は終了(結果はA.コノネンコ師範の判定勝ち)しました。素面とは違い選手の表情は見えづらい半面、マスクを殴った時の音に観客は大変迫力を感じていた様でした。
しかし、それ以上にラウンドの合間に正座して道着と呼吸を整え、戦いを待つ選手の立ち居振舞いに、プロとは一味違う「凛」とした雰囲気を感じたのではないでしょうか。
プロの試合では聞かれた野次が一つもなかった事がそのことを証明しているのではないかと思います。
 試合が終わり会場を後にした一行は、地元石巻に戻り「焼肉屋」を探しましたが、日曜の夜ということもあり家族連れに占領されてなかなか入れず、やっと焼肉を口にしたのは、夜が更けてからであることを報告して今大会の観戦記を終わりたいと思います。  押 忍
 
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この試合はルールミーティングで有効×2以上がないと
本戦引き分け→自動延長になることに

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延長戦に突入!

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ここに来て、お互いのパンチがヒートアップになったが
A.コノネンコの打撃により、下がり気味にはなっていたよ

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それでも反撃を試みたが
この時点(延長まで来たのだから)で菅原には、もう少しアグレッシブルに打撃するとか、強引にグランドに持ち込んでほしかったね
A.コノネンコも含め去年の世界大会以来の試合だから、色んな意味で仕方はないか・・・

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中盤以降、打撃においては本戦同様にA.コノネンコが優位になり
菅原の体勢が崩れる様にもなって

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それでも菅原の単発ながらローがヒット
ここで、A.コノネンコもバランスを崩しているのだから、強引にでも攻め込んでほしかったよ

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菅原の打撃は単発が故に、反撃の連打をもらい
ここで菅原は効果ポイントを獲られてしまうことに

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改めて反撃しようとするが、後手になっていたね

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試合が進む(終盤に向い)に連れて
俄然、A.コノネンコの打撃がヒットしていき

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ハイキックまで繰り出され

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